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お地蔵さまをみると、かさじぞうの物語を思い出します。

いろんなところに、お地蔵さまがいます。
車ではじめて通る道を走っている時に、たまたま目線上にお地蔵さまをみつけることがあります。

ふとどっちかをみると、そこにはお地蔵さまがいたりします。

小さいときにかさじぞうの物語を読んでもらって覚えています。

久しぶりに読んでみるもとても心が温まるような気分になりました。

それから、小さい頃に思っていたことを思い出しました。

日本全国のお地蔵さまは、かさじぞうの物語のように、みんな動いて移動すると思っていました。

本当に動くと信じていました。

お正月がやってくるので、おじいさんは、おばあさんにこの日くらい、ご馳走を食べさせてあげたい…と思ったのかもしれません。

または、
正月くらい、まともなご飯を食べさせてよね!とおばあさんに強く言われていたのかもしれません。

「おばあさんになるまで、こんなことをいわなくちゃいけない!」

「わかった、わかった!今年こそは、正月にご馳走を食べさせてやるから…ごめんごめん!」

という感じかもですね。

売るはずだった傘を、吹雪の中のお地蔵さまに寒いだろうと思ってあげた。

このことをおばあちゃんにいうと、
「それはいいことをしましたね!」

と言われました。

これが現代だったら、
「なにしてんの?余裕があるならいいけど、ないのに、なにやってんの?」

という感じになるかとおもいました。

おじいさんのように自分が、辛くなるのに譲る気持ちが凄いとおもいます。

ご馳走がなくても、いいことをしたからそれで十分だという気持ちが凄いですし、素敵だし、楽しくなってきて、笑顔か出てきます。
こういう気持ちになることが大事なのではないのかな…と思います。

かさじぞうの物語では、そのあとお地蔵さまたちからたくさんのご褒美がありました。

「世の中そんなにあまくねぇよ!」
と言われるかもしれませんが、僕はこのかさじぞうの物語が好きです。
そういう気持ちが大事だなと思いました。

そんなんで成り立たないよ!とか、頭おかしいんじゃないの?とか言われかもしれませんが、おじいさんの考え方は好きです。おじいさんはよくできたなーと尊敬します。

心があったまる。
やすらぐ。
笑顔が自然と出てきて、幸せを感じることができるとおもいます。

かさじぞうは、幸せを感じることができるようになる物語だと思います。

おじいさんとおばあさんの、笑顔が忘れられません。


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