なぜ、自分らしい生き方をしている人はあんなにもカッコいいのだろう?
はじめまして。nobuです。
このお手紙では、私が、ビジネス活動を始め、
自立した生活を送れる人を広めていく活動をするに至った、
物語を書かせていただきます。
もし、これからビジネス活動を始めたい、副業で副収入を稼ぎたい、あるいは、自分らしい生き方を送りたいと考えている方がいる場合は、
参考になる部分もあると思いますので、是非最後まで読んで頂けますと嬉しいです。
私は、学生の頃から、変わり者でした。
両親や、教師、同級生にもよく変わり者と呼ばれていました。
多くの友人達は、大学に進学し大企業に就職することや、結婚して幸せな家庭を築くことに憧れます。
しかし、私は自分らしい生き方、自由に憧れていたのです。
「周りの子と同じような生活じゃダメなの?」
と思われるかも知れません。
でも、私はどうしても「自分らしい生き方をしたい!」と思っていたのです。
その時は、それが何を意味するのか?は分かりませんでした。
ただ、漠然と、自分らしい生き方ってカッコいいな、と思っていたのです。
私が特に好きだったのは、自分らしく生きている人達の「生き様」でした。
彼らは、リスクを冒すことに一切の躊躇がありません。
中には、多額の借金を抱えても尚自分らしい生き方を送るために日々生活を送っている人もいます。
彼らは、決してリスクを冒すことが一切怖くなかったというわけではないでしょう。
しかし、目の前のリスクよりもきっと大事な何かが、きっとあったのでしょう。
それは一体何なんだろう…?
そう考えながら、学生時代を過ごしていました。
だから私は、プロスポーツ選手や、経営者が出演するテレビを観るのが好きでした。
また、プロ野球選手の「イチロー」が特に好きでした。
メジャーリーグに移籍した際のメディアからのバッシングを受けても、怯まず突き進んでいくその姿や、
自分の生き方を貫くイチローの「美学」は
カッコいいなと思っていました。
逆に、大して努力もしない癖に無理だと決めつける「ドリームキラーの人達」は嫌いでした。
それよりも、自分らしい生き方を貫いて、
毎日を生きる人達が好きだったのです。
だから、変わり者だなと、周りに思われていたのでしょう。
私自身も、どうしてここまで「生き様」にこだわっているのか、
その時はわかりませんでした。
しかし、これが後に、私の人生に重大な意味を持っていた事がわかります。
【自分らしい生き方とはなんだろう?】
私が自分らしい生き方をしたいと思っていた頃、大学に進学していました。
大学に行けば、何か自分らしい生き方を体現する為の何かが得られるのではないか?
大学とアルバイトの日々を送る中で、著名人の自己啓発本を読んだりするようになりました。
そして、私が追い求めてる生き方の答えをより知りたいと思い、
将来の事を深く考えるわけでもなく、ただひたすら目の前を生きていました。
【堕落した日々を送る】
私が20歳になった頃、成人式の案内が届いた。
数年ぶりに会う友人達に会う喜びを噛みしめ、
成人式に参加したら、私の刺激になるのではないかと心を躍らさせて参加しました。
しかし、そこで待っていたのは悲しい現実でした。
成人式では、久々に会う友人の心境を聞いてみたら
「休日はパチンコか飲みに行ってる。」
「残業ばかりで休日は家で寝てる。」
など、変わりばえのない日常を送っています。
そんな時間を過ごすにつれて、
「たった数年では何も変わらないんだな。」
と思うようになり、
しまいには、
「私も何も変わらない日々を送ってしまうんじゃないか…自分らしい生き方を体現できるのは、ごくわずかな人だけなんじゃないか…」
と思ってしまい、
ただただ、目の前の現実を受け入れているだけでした。
【チャレンジ精神が湧き起こる】
成人式を終えてから、今のままではダメだ。と思い、
人に会う事で何かきっかけがあるのではないかと考え、
人に会うようになっていた。
そこで、知り合った方にビジネスの楽しさ、営業の楽しさを教えてもらい、
「求めていたのはこれかも知れない。」
と思うようになり、
気づいたら私の方から質問を繰り返し、
私も何か新しいチャレンジをしてみたい。
とずっと思っていました。
これが私の転機になるのです。
【20歳、メンターとの出会い】
当時、大学も春休みに入り、時間を持て余していた私は、
とにかくこの時間を無駄にしたくない。
この時間を逃したらなんとなく就職して、なんとなく日々を送ってしまう。
そして、知り合った先輩と次回会う日が決まり、私の人生を変えた「メンター」と出会うことになります。
私は、知り合った先輩と仲良くなり、
「私が自分らしい生き方をしたいが、やりたい事があるわけでもない。でも、今のままの生活を送る事が1番嫌なんです。」
と話したところ、
「それだったら、僕のお世話になっている人を紹介するよ。」
と言われて、とある方を紹介されました。
それが、後に私の師匠となる、Hさんです。
私は、Hさんとはじめた喋った時、衝撃を受けました。
私が常日頃考えていた、「自分らしい生き方」を
体現されており、こんな私にも親身になって話していただけたのです。
そして、その瞬間私の価値観は大きく変わりました。
私は師匠から、「自分の人生は自分で決める事。自己責任を持つこと。なんでもチャレンジすること。」
という話を聞きました。
私がしたい生き方をしている人が目の前にいる。
その瞬間、私は、「この人のもとに弟子入りしたい。」
と思い、営業を教えてもらえることになったのです。
長年思い描いていた理想の生き方を掴めるかも知れない。
そう思いながら、営業を教えていただきました。
その後、3ヶ月ほど営業のノウハウを手取り足取り教えて頂き、
師匠から、「うちで営業やる?」
とお誘いを頂いたのです。
これは、私からしたら、願ってもないことでした。
先輩も、師匠も、その他名だたる経営者の多くは、
皆、営業経験があります。
きっと営業に、自分らしい生き方の答えがあるに違いない。
そう思った私は、すぐさま、
「ぜひ、やらさせて下さい。」
と言いました。
こうして私は、大学を休学し個人事業主への道を踏み出すことになります。
【ビジネスへの入り口】
自分らしい生き方は、私自身が目の前の現実から目を背けず、一つの事を成し遂げることで自ずと見えてくる。
ビジネス活動を通して、自分らしい生き方をしていけば良いのだ。
思えば、学生時代は野球もレギュラーになれず、
大学受験も中途半端に終え、第一志望ではない大学に進進学した。
ビジネス活動は、何がなんでも最後までやり遂げると意を決して飛び込んだのだ。
ビジネス活動をスタートした私は、
「自分の生き様、そして相手の未来を売ること」
ということがビジネス活動をする上で必要なことを知りました。
自分の生き様が、相手の心を動かし相手の未来を作るのてす。
言葉ではなんとなくでしか理解出来ませんでしたが、
実際にビジネス活動をしてみて、実感したのです。
だから、私自身が目的もなくなんとなく毎日を過ごすような生き方をしていたら、
それは目の前のお客様にも伝わり、心に響かない。
逆に、日々自らと対話し目の前の課題と向き合う生き方をしていれば、人の心を動かすことができます。
そして、人生の悩みを抱えている人と話した時、
自分が目の前の人の為に伝えた一言一句が心にまで伝われば、
それを聞いた事で、みるみる内に希望に満ち溢れた表情に変わり始めるのです。
だから、プロスポーツ選手や経営者の方々が、自分らしい生き方を体現できのか!
と改めて分かりました。
長い間、「理想」と「現実」のギャップに悩まされていた私は、
師匠と出会い、今この瞬間の生き方が大事なんだということを教えていただき、
実際にビジネス活動をスタートして、目の前の人に生き様を伝えるだけでなく、
自分らしい生き方が体現出来ていると実感できるようになりました。
私は、今までに感じた事のない達成感を感じ、
心の底から、毎日が楽しくて堪らないと思ったのです。
同時に、もっとこの生き方を、
ビジネス活動を通して多くの人たちに伝えようと思うようになりました。
そこで、自分が師匠に教わったことを、
目の前の人に伝えるようになったのです。
すると、
「あなたみたいになりたい。」
「あなたの話をもっと聞きたい。」
と言って、色んな人と関わりを持てるようになりました。
結果として、ビジネス活動を始めてからの3か月は目標を達成することができたのです。
そんな時、私の人生を大きく揺るがす出来事がありました。
【もう1人の私】
それは、私の心の中にいるもう1人の私です。
心の中の私というと、自分に甘く、調子に乗ってるやつでした。
どういうことかと言うと、
初月から3ヶ月連続で目標達成をし、自分は非凡なんだ、悪い意味で出来る人なんだ。
と思い、絵に書いたような全能感に溢れる人なのです。
ビジネス活動を始めて4ヶ月経った頃、毎晩のように飲み歩き、ビジネス活動をしている目的、自分らしい生き方をするという目的を一切忘れ、
毎日刹那的快楽に浸る日々を生きていました。
「このままでいいのだろうか。」と思うわけもなく、
今この瞬間を楽しむ事に快楽を覚え、
ビジネス活動もそこそこに、快楽を優先させたいと思い朝まで飲み歩いてました。
【全能感を捨てなさい】
当時、私は師匠に
「全能感を捨てなさい」
と常々言われました。
師匠の言葉に耳を傾けながらも、私なりに目の前の人に思いを伝えていたし、
それなりに、ビジネス活動も順調だったので、そこまで気にすることなく、
相変わらず飲み歩く日々を送っていた。
このまま時が過ぎ去って欲しいと思っていた日、私の人生で非常に印象に残る大事件が起こります。
【2ヶ月給料0】
いつものようにビジネス活動をしていた頃、成果が全く上がらなくなったのです。
こういう時もあるだろうと鷹を潜っていた私は、そのまた1か月後も成果が全く上がらず、2か月連続で給料0になってしまったのだ。
それから、毎日原因を追求し、あらゆる方法で改善に励みました。
しかし、いつまで経っても成果は出ず。上がるどころか衰退する日々を送っていました。
私は、私なりに、努力してきたつもりだし、
目の前の人にも生き様を伝えていたつもりでした。
だから、ビジネス活動をしていくと決め、大学を中退しました。
それくらい覚悟を決めていました。
しかし、気持ちと実態には追いついていなかったのかも知れません。
もっと、自分には出来るのではないか、とどこかで思ってました。
私は、師匠に相談をしました。
すると、師匠からはこういう言葉が返ってきたのです。
「だから前から言ってるじゃん。全能感捨てなよって。ちょっと目標達成したくらいで調子に乗るとか100年早いよ。そんなので目の前の人が君についてくるわけないじゃん。生き方が汚い。」
私はハッとしました。
私自身に厳しく目の前の事を受け入れられないような生き方をしていないやつが、
目の前の人に何伝えたって無駄なんだと。
それ以外、私は迷いがなくなり、飲み歩いていた友人の誘いを断り、見栄を張らずに人と関わるようになったのです。
そこから、自分と向き合うだけでなく、目の前の人とも本気で向き合い続け、信頼を得られるようになりました。
成果も上がるようになり、営業グループのトップに経出るようにもなりました。
【自分との対話】
私が、もう1人の私との関係で、出来ていなかったなと思うことがあります。
それが、
「自分と向き合うことを疎かにしてしまっていた」
ということです。
私は師匠から、
「自分の全能感を捨てなさい」
と言われてきました。
そして、全能感を捨てようと、私がやれる限りの事をしたつもりでした。
しかし、本当の意味で自分と向き合わずにいました。
師匠は、私を、仲間として、弟のように接してくれました。
そして、自分らしい生き方を背中で見せ続けてくれました。
私も、自分らしい生き方をしてきたつもりでしたが、
何かあった時に、目の前の快楽に負け、自分を律することも出来ず、
日々積み重なって、2か月連続成果0という結果になってしました。
自分らしい生き方をしている人は、自分との対話をよくします。
理想の自分として今を生きているのか?
毎日自問自答し、弱い自分と戦っているのです。
しかし、私はもう1人の私に対して、
「今が楽しいのが優先だよね。」
という気持ちが常にあり、もう1人の誘惑に負けていたのです。
だから、私は目の前の瞬間を本気で生きていませんでした。
それを痛感した私は、毎日自問自答を繰り返し、
良いことも悪いことも全て受け入れ、
本当の意味で、全能感を捨て去るようにしました。
そこから、私は見違えるように変わっていきました。
自分らしい生き方とは何か?を模索するようになり、目の前の人との関わり方を変えていったのです。
すると、今まで以上に私の生き方に賛同してくれる人が増えるようになったのです。
私が、本当の意味で、全能感を捨てたおかげで、
今までにない能力がつき、活動の幅が大きく広がりました。
そして私は、これまでしてきたビジネス活動だけでなく、
より多くの人を巻き込んでいけるように
「様々なことにチャレンジしたい」
と思うようになりました。
【自分らしい生き方を体現できるコミュニティを作りたい】
2020年の下半期から、私は
自分らしい生き方を体現できるコミュニティを作る
という活動をしていきたいなと思っています。
当時の私のように、自分の生き方を模索している人や、今を本気で変えていきたいと思っている人に対して、
周りの人に流されずに、各々が生きたい人生を歩めるような場の提供と、
それぞれの目標に向かって互いに協力し合えるようなコミュニティを作る。
これが、私がこれからやりたいと思っていることです。
その時に、「過去と決別すること」「自分を受け入れること」
ことも重要になります。
本で書いてあるような、マインドの話や知識ではなく、
1人1人が自分らしい生き方に気づき、自分で人生を創造できるような、
そんな未来にワクワクするようなことを伝えていきます。
そして、自分らしい生き方を体現できる人を1人でも多く増やしていきたいのです。
どんな仕事、立場、経歴などは関係ありません。
今、この瞬間に、どんな生き様ができるか?
今、どんな課題があって、どうやって乗り越えるのか?
それを、これからも多くの人と対話し追求し続け、
是非、一緒に、自分らしい生き方を広めていきましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
私のこれまでの人生が、誰かのもとに届き何かのキッカケになったら嬉しいなと思います。
nobu