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男心と秋の空。

おとこごころと
あきのそら

…男の愛情は
 秋の空模様のように
 変わりやすい
 ということ

…『男心と秋の空は 
  一夜に七度変わる』
 ともいう

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「男心と秋の空」
は江戸時代…

当時は既婚女性の浮気は
命を落とすほどの
重罪でしたが、
既婚男性の浮気には
寛大だったこともあり、

移り気なのは
もっぱら男性だった
のです

また、
若い娘に男性を
警戒するよう戒めたり
ふられた際の未練を
断ち切る慰めにも
使われました

江戸時代の
俳人・小林一茶は
「はづかしや おれが心と 秋の空」
という俳句を
詠んでいます

「女心と秋の空」

大正デモクラシーで
女性の地位が向上し
恋愛の価値観も変わり

当時、
一世を風靡した
浅草オペラで、
『風の中の 羽のように 
 いつも変わる 女心――』
と歌う
『女心の歌』があり

西洋文化の影響で
女性が素直に
意思表示できるように
なったこともあり、

この頃から
「女心と秋の空」とも
言われるようになりました

愛情に限らず、
喜怒哀楽の感情の
起伏が激しいことや
物事に対して
移り気なことを示しており、

男心とは
少しニュアンスが
違うようです


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