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女性管理職=「パーフェクトウーマン」

皆様は、人気料理漫画『美味しんぼ』に登場する東西新聞社・文化部の「富井富雄」という人物をご存じだろうか。

この富井富雄、新聞社の副部長である。しかし、様々なトラブルを起こし、それを主人公が解決していく、という流れになっている。

今回、僕が言いたいのは、この富井副部長がしでかしたあんなことやこんなことではない。

新聞社の副部長なので年収でいうと900万円ぐらいはもらっていると推定される。この東西新聞社は全国紙で、本社は銀座周辺にあるとされ、発行部数一位の奪還を狙っているらしい。

ちなみに、2019年の発行部数ランキングだと。
1位が読売新聞(827万部)、2位が朝日新聞(565万部)である。3位の毎日新聞が250万部なので、1位奪還するには2位の朝日新聞しかありえない。

ただ朝日新聞は本社が大阪にあるので、つじつまが合いませんが・・・。
ちなみに、朝日新聞の平均年収は1165万円だとか。。。つまり富井副部長は軽く1200万円ぐらいは貰っていることに・・・。

日本のマンガやドラマなどで、こういう調子だけ良い管理職ってたくさんいますよね。。。ホント、こういう人たちってどうやって偉くなったんだか、と思います。

でも実際の社会って、なんか仕事できないけど、偉くなっている人って確かにいるんですよね。「この人何やってるんだろう?」って人。。。

こんなことを考えているうちに一つ思ったことがありました。

仕事の出来ない男性課長や部長は存在するのに、仕事のできない女性課長や部長はほぼ存在しない(特にドラマとか)

女性が主役の職場を舞台にするドラマは、ほぼ女性は仕事ができる。というか主役はなんだかんだで仕事ができる。結果仕事ができないという設定は男の役目になる。

こうして仕事の出来ない男性管理職というのが登場するようになる。

皆さん思い浮かべてください・・・女性管理職と言えば、天海祐希さん篠原涼子さんその他もろもろ、まぁ仕事できますよね。

皆さんの会社で、偉くなっている女性社員の顔を思い浮かべてみてください。ほんと「パーフェクトウーマン」みたいなイメージじゃないですか?

逆に、男で偉くなっている人たちって別に「パーフェクト」じゃないですよね?男ってどんなキャラクターでも出世していこうと思えば出世していけるんですよね。

男が有利だとか女が不利だとかそんな話をしたいんではないですが、管理職になる女性のイメージを「強くて、仕事がめちゃくちゃ出来る女性」ってだけじゃなくて、「仕事出来ないけど憎めない」みたいなのも許容していけば、少しは多様性も進むのかなと富井副部長をみて思った今日この頃でした。


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