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石田徹也さんの特集

図書館によって、なんとなく雑誌のコーナーを通りかかったら
「太陽」という雑誌の別冊が二冊あった。
一冊が石田徹也さんで、もう一冊が河合隼雄さんの特集。


石田徹也さんの作品は以前展覧会を見に行き、
図録を買って帰ったくらい気に入っている。



飛行機や便器に顔がついている作品も衝撃的だった。
みんな哀しい顔で
泣いている顔も多いのである。

若くして亡くなっている。


「太陽」などという雑誌をふだん見ることはないし、
雑誌のコーナーも、三列くらいあるので
ちょっと、シンクロニシティ という感じもした。



河合隼雄さんの著作はよく読んでいて
全集を買ってしまったくらいである。
河合さんを知ったのは、たぶん
大昔の谷川俊太郎さんとの論講集(レクチャーブックス)
「魂にメスはいらない」である。

中をちょっと読んだら
谷川さんの文章が載っていて
「心理療法は詩を書くこととよく似ている」とあった。
河合さんとの対談を通してそれがよくわかったと。

私もそう思う。
なんとなくごまかそうとしそうなところを
容赦なく「考えろ」と言われるのである。
それを自力でできないところが、「勉強中」たる所以。


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