エルマーの冒険
本の「エルマーの冒険」は25年前くらいまではよく読んでいた。
たぶん読み聞かせもしていた。
引っ越しの時に処分した。
パーシージャクソンからの作品紹介の並びが、やけにかわいらしいものになっていて、「エルマー」を見てみた。
最初に、ハードな生活の話が出てきて、かなりびっくりした。
本の内容を思い出すのにも四苦八苦して検索したりしたが。
今日図書館で流し読みしてきた。
映画の中では、母子家庭で生活が苦しい設定があり
母親が息子に「車から降りて(いなくなって)欲しいと思った」と言ってしまう。
それで家出してしまうエルマーなのだった。
そういうエルマーであってみれば
あのラストになるだろう。
二度と龍には会わないという感じの設定。
まぁ、映画は映画である。
原作は完全なファンタジーだった。
母に叩かれて家出しようと思うエルマーだったけれど
猫はそれほど意地悪でもなく、準備して船に乗り(密航である)
帰りは金貨や銀のハーモニカをもらって帰るし龍とはまた会う。
おとぎばなしとはそういうものよ とは思う。
映画は少しでも「現実」を入れたかったのだろう。
現実は厳しいのである。
知ってる。
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