【旅記録】カトマンズ〜ベシサハール アンナプルナトレッキングスタート
ということで、旅をしてきたので、その記録を書いています。
前回は、福岡県を出発し、ネパールの首都カトマンズまでのことを書きました。
今回は、カトマンズからバスに乗りベシサハールを経て、チャーメまでの行程を書こうと思います。
さて、ホテルで朝食を済ませた僕は、タメル地区の北に位置するニューバスパークへ向かいました。
ガイド本によると、ベシサハールまでのバスがここから出ているはず。
バスターミナルへ着くと、
カウンターで「ベシサハールへ行きたい」と伝えました。
すると「ベシサまではないよ。途中で乗り換えないと」とのこと。
当然、ネットで調べても、何もわかりません。
早速、不安が襲ってきます。
この汚い、雑然としたネパールで、乗り換え??
降りるべきところで降ろしてもらえるのか?そして、降りた時に乗り換えのバスがちゃんと来るのか?相手は、観光客からしぼれるだけ搾り取ろうとしてくる輩、多少のボッタクリは覚悟か?
いやだーネパール。
とか考えていると、知り合いの銭さんに似た青年が、「ポカラ??ポカラ??」と声をかけてきました。そう、客引きです。
「ベシサだ」と伝えると、「乗り換えの町で降ろしてやるから乗りなよ」と。
疑いつつも、もう乗るしか無いと思いバスへ。
古くて空調も壊れているバスです。
「荷物を預けろ」と言われましたが、こういう時に窃盗に遭うという情報も見ていたので頑なに断り、リュックごと手元に。
何時に出発するかはだいたい決まっているものの、お客さんの入り状況で決まるといった感じでした。
確か9時頃には出発。
一応カトマンズ市内は舗装された道路を走りますが、市内を出ると未舗装の道路です。
しかもトンネルを作る技術がないので、山に沿ってぐねぐねと走っていきます。
狭いのに飛ばす飛ばす。
そして、クラクション鳴らしまくり。あっちもこっちもクラクションで、けたたましくて仕方ありません。
ここでも「こいつらは自分の都合しか考えてないのか」と思っていました。(これは後日覆ります)
5時間ほどでしょうか。バスに揺られていると、
銭さんに似た青年が、「ここだ、降りろ」と乗り換えの町を教えてくれました。
意外と親切。でも、どこで乗り換えるのか、どのバスなのか、何も教えてくれませんでした。
全然知らない、来る予定もなかった町で僕は一人。
とりあえず、片っ端から「ベシサハールに行きたい!」と伝えました。
まあなんとかなるもんですね。
「あのバスだよ」と教えてくれて、5分もせず次のバスに乗ることが出来ました。笑
みんな意外と親切だな−。
そこから追加で4時間位でしょうか。また未舗装の道路で、ガッタンガッタンされながらベシサハールへ。
おそらくピークシーズンは人でごった返すんでしょうが、9月はまだ雨季。
閑散としていました。
でも、タメルとかに比べると、キレイ。
バスから降りるとすぐに宿のおいちゃんが声をかけてきて、
200ルピーというので、泊まることにしました。
ちなみに、200ルピーは200円くらいです。200ルピーは、宿の相場。
この出発の町ベシサハールでは、パーミットのチェックと、チャーメまでのジープを手配しないといけません。
パーミットのチェックは、チェックポストカウンターでハンコを押してもらうだけ。
問題はジープでした。
先日の雨で道が崩落し、途中までしか行けないとのこと。
行けるところまで行って、乗り換えるしか無いと。
まあ仕方ないので、ジープ代を払う。
ハラハラした一日を終え、夜はダルバートを注文。
ダルバートは、ネパール料理の定番で、どこもおかわり自由です。おいしいですよね。ダルバート。
お腹も満たし、とりあえず寝ます。明日からいよいよ山域に入るわけです。
山域と行っても、久住や、富士山とかそんなレベルじゃありません。
ヒマラヤ山脈のアンナプルナ山域です。ワクワクして寝られませんでした。
嘘です。僕はそんな可愛げがある方ではなく、
単純に蚊が多くて寝られませんでした。笑
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翌朝(2019/09/04)
朝食は、フレンチトーストとコーヒーをオーダー。
全然、美味しくは、ない。
フレンチトーストはパサパサ。コーヒーはインスタント。
フレンチトーストをパサパサに焼く特許でも持ってんのか、と皮肉を思い浮かべながらも、まあ仕方ない!カロリー大事!
会計を済ませ、予定通り出発!
休憩を挟みつつ、4時間位でしょうか。壊れた道の手前で降りて、リュックを持って、崖を歩かされ、対岸のジープに乗車。まあここでもひと悶着あった。
追加で4時間ほどで、チャーメに到着。
入り口近くの宿を手配し、ゆっくり。
飲み水は毎回購入していると馬鹿にならない額になってくるので、ここから浄水器を使用。
水道水は飲めなくはないけど、この地域は牧畜が盛んで、上流にもたくさん家畜がいます。なので結構危険。浄水器はマストです。
夜は、ヤクカレーを注文。おいしい。
早めに就寝。
翌日からいよいよトレッキング開始です。
次回は、チャーメからトロンパス(5400m)までの話を書こうと思います。
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