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【社内イベント担当者必見!】全社イベントの作り方
ourlyでエンジニアをやっております土橋(@nobuo_tsuchi)です!
ourlyでは四半期に一度、Qの始めに全社員で1日キックオフイベントを開催しています。先日行ったキックオフで運営側のリーダーを担当させていただきました。
本記事は以下の方におすすめです!
・新しく社内イベントや企画を担当することになった方
・組織改善のための施策を考えている方
キックオフ当日の雰囲気はこちらにレポートとしてまとめているので、併せてご覧ください!
↓ 今回のキックオフレポート ↓
運営メンバーの紹介
今回のキックオフ運営は私を含めて4人で行いました。
ourlyにはキックオフや社内企画の担当部署は存在せず、各部署から運営メンバーを募っています。
メンバーの所属はセールス、カスタマーサクセス、マーケティング、エンジニア、と全員異なる部署でした。
今回のキックオフは…全社員でクライアントインタビュー!?
今回のキックオフイベントは全社員で、ourlyを利用してくださっている企業様に訪問してインタビューをするというものでした。
今まではourlyの事業内容や会社の方向性を全社員で共有・ディスカッションする場が多かったので、キックオフチーム内で
「今回はこれまでのキックオフと内容をガラッと変えたいよね」
という話になり、今回のキックオフの企画がスタートしました。
ですので今回のインタビュー企画は当然全社で誰も取り組んだことのないものでした。
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以下で、どのような流れで今回インタビュー企画をやろうと思ったのかを話していきます!
キックオフの目的を考える
キックオフの内容を考える時は、目的から考えましょう!
自戒も込めて、大事なことなのでもう一度言います。
キックオフの内容を考える時は、目的から考えましょう!!!
💡 アンチパターン:手段や施策から考える
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普段から意識されている方には釈迦に説法ではありますが、自分自身も当初は目的ではなく手段ベースで考えていました…!
社内イベントでよく耳にする内容でといくと、「チームビルディング」や「ミッション・ビジョン・バリュー」のように、耳障りのいい単語が多いです。
どうしてもそういうものに目移りしてしまいそうになります。とてもわかります。
しかし、「なんとなく良さそう」なものをやると、「なんとなく良いもの」にしかできないので、今回のキックオフを最高のものにするためにも初めの企画段階にかなり力を入れました。
経営課題→事業課題→組織課題の順に考える
では「今自分がいる組織の課題は何か?」というふうにいきなり考えてしまうのもイけていません。
「組織の課題って何かな?」とボトムアップで考えていくと、意見はたくさん出てきますが、それは個人が思っている主観によるところが多く、本当に解くべき課題なのかを判断することができません。
現状直面している1番の経営課題を特定し、そこから事業課題、組織課題に落とし込んで考えていきましょう。
💡アンチパターン:組織課題から考える
ここがブレると後の企画が全てオジャンになる可能性が高いので、しっかり向き合って考えましょう!
カルチャーマネジメント
少し脱線しますが、私たちourlyが提唱している新しい考え方に”カルチャーマネジメント”があります。
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こちらも企画を考える上でぜひ参考にしてください!
いい問いを立て、組織の理想状態を出していく
1番の経営課題を特定したら、理想状態を定義しにいきましょう。
ourlyの場合、組織拡大のために全社で力を入れたいポイントが「採用」であると考えたので、この観点で組織がどのような状態になれば理想なのかを決めました。
そして、“理想と現状のギャップ”が今回のキックオフでアタックすべき内容となります。この考え方は普段からよく使うものですね。
さて、この時に鍵になるのが、「問いの設定」です🔑
問いの立て方によってアイデアの出やすさは大きく変わります。
「ダイエットを成功させるには何が必要か?」
「ドラえもんの道具を使ってダイエットするなら、何が一番最適か?」
両者の問いを比べた時に考えたくなるような問いはどちらでしょうか?(もっといい例えがあれば教えてください)
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私は問いをそのまま使って考えようとしており、思うようにアイデアが出せなかったので、問いの設定にもこだわりましょう!
💡アンチパターン:問いを正直にそのまま使う
理想を絞り込む
先述の様に“理想の組織状態”を考えるための問いを立て、この回答出しは経営陣にも行っていただきました。
普段から会社のことを考えているので、当然私以上に解像度や考えが深いはずです。さらにはここまでの内容に大きなズレがないかも併せて確認しましょう。
結果として多くの理想状態が出てきたのですが、もちろんキックオフで扱えない内容も一部含まれています。(事業数値や福利厚生 etc.)
(理想の中には個人的にもワクワクするものが多々あり、こんな会社になったらいいな〜とめっちゃテンションが上がりました!!🔥)
さらにourlyのキックオフは全社員の時間を一日もらって行える活動なので、”時間”という制約もあります。これらの条件で絞り込んでいくと今回のキックオフで扱える内容は以下の4つに絞られました。
組織貢献
Valueに対する理解、体現
組織愛
ミッション・描きたい理想像
キックオフという時間をどのように使ったら理想に近づけるか
さて、経営課題から考え始め、組織の理想まで決まりました。
ここまで来たらあとは一息です。
「キックオフの時間をどうやって使ったらいいか」
大きくはこの問いに向き合うのですが、ほとんどは理想と現状に向き合うことになります。
みんなで考えていくうちにある時、以下のサイクルを生めたらめっちゃいいのでは?という考えに至りました。
“Valueに則した行動→組織内での感謝→組織貢献→次なるValueに則した行動を産む”
そして、あるメンバーがこう言います。
「全社で展示会出たらいいんじゃない?」
「とはいえ、キックオフ当日に展示会って無いしな…」
「そうだ、全社員でクライアントにインタビューに行こう!!!✨」
という流れで今回のインタビュー企画が発案されました!
めでたしめでたし…というわけにもいかず、この当日までに多くの準備があり、当日迎えたキックオフ!
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再掲になりますが、当日の内容に関してはこちらのnoteにまとまっているのでぜひご覧ください!
まとめ
ここまでガーッとキックオフの企画の流れや進め方のアンチパターンをまとめてきました。
偉そうな感じで色々言ってますが、アンチパターンは全部今回私が実際に踏んだものなので、その学びや自戒も込めてます。
まとめになりますが、まずは今回のインタビューに応じてくださった企業様、この企画を進める上で背中を押してくださった経営陣、そしてキックオフをともに運営してくれたメンバーにこの場を借りてお礼を伝えさせてください!ありがとうございました!
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稚拙な文章ではありますが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
このnoteがあなたが企画をする際の参考となれば、これほど嬉しいことはないです!
ourlyでは仲間を募集しています!
最後までご覧いただきありがとうございました。ourlyには志や目標を共にする素晴らしい仲間がたくさんいます。もし興味がありましたらまずはカジュアル面談から!
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