「海のリテラシー」(創元社)読書メモ(途中まで)(3/17更新)
面白い本です。いくつかのポイントを書き出してみます。
P18「17世紀半ばから18世紀後半のイギリス商船が毎年20〜30隻に1隻、すなわち3〜5%は難破したと推定しており、レイフ・デイヴィスは19世紀前半のそれを4〜5%と推計している」結構高いもんです。
P28「漂流するとすぐに神籤を引いてお伺いを立てる近世日本の海難者とは大きく異なる特徴である。ヨーロッパの船乗りが神に祈るのは、嵐で船が沈没する、あるいはもう助かる見込みが潰えた、そう確信されたときである」注釈に日本の例