見出し画像

【若手ビジネスパーソン向け】英語の習得と文化的背景

なぜ、勤勉な日本人が英語を苦手とするのだろうか?
不思議に思っていた。TOEICスコアが800点を越え、素地はあるのに英語で仕事ができると言えばそんなことはない。

日本人の英語に関する能力(特に会話)が諸外国に比べて低いことは、島国であったこと(つまり、日本語のみでコミュニケーションが成り立つから)とは別の背景があるのではないかと。

私は、日本人の「生真面目かつ完璧を求める気質」にあるのではないかとお結論付けた。経験上、英会話の習得が早い人(もちろん一部のIQが高すぎる人を除き)は、人前で間違えることを恐れず英語を話す人が多い。緩さがあり、相手に伝えれば目的を達成すると思っている。

私自身、学生時代は比較的英語が好きな方ではあったが、コミニケーションについては全くであり、32歳からTOEICを勉強し始めた。英会話にチャレンジしたのは35歳の時だった。自助努力や研修、海外での業務が後押ししてくれたと思うが、間違いを恐れず、恥を捨てて、ひたすらアウトプットしまくった。結果、同じレベルの経験をしている同期よりも上達が早く、英語でのアサインメントを勝ち得たのである。

現在、約30名の部員がおり英語を話せない人の方が圧倒的に多い。失敗を奨励する文化を創り、英語で業務ができる人を輩出していきたいと思う今日この頃である。

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?