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1年で7分短縮!富山マラソン3位入賞までの軌跡

今回は2022年11月6日に出場した富山マラソンまでの3ヶ月の練習について書いていきます。

表彰式


あらすじ


一年前の11月7日、私は富山マラソン2021に出場し、
2時間32分06秒 18位という結果でした。
 そこから一年。
リベンジとして優勝を狙った今年の富山マラソン。
2時間24分50秒 3位
7分16秒短縮しました。
8月1日〜11月6日までのトレーニングについて記します。

2022富山マラソン結果


2時間24分50秒 (72'04 72'46) 3位
2ndBEST

富山マラソン2022 ラップ



今大会について


3連覇を目指す実力者須河さん(2時間11分)を筆頭に、昨年3位の高島選手、濱崎選手(2時間18分)等、が出場。

レース詳細


28km地点


スタート〜5km 16'57 
須河さんが先頭でペースメイク。すぐ反応できる場所で待機し、様子を伺う。

5km〜10km 17'15
先頭の選手がコロコロ変わる。しかしペースは落ち着き。牽制気味に。私は集団の前方でペースアップに備える。
10km〜15km 16'52
ここで飛び出そうかと考えたが、今回は後半勝負だと思い力を溜める。その後1人選手が飛び出す。集団の前方で待機。

15km〜20km 16'58
ペースは変わらない。新湊大橋での仕掛けに備える。集団は10人ほど。

20km〜25km 16'30
橋をのぼりきり、下りになったところで須河さんと私が筆頭にペースがあがる。3'10ほど。平坦になってもペースは変わらず。ここで1人、1人と脱落し、集団は5人。そして、先頭を捉える。

25km〜30km 16'47
ペースは3'10〜3'15を維持。26kmすぎ須河さんと私でマッチレースの展開。
かなりキツい状態ではあったが、ここが勝負だと思い、横で並走。28km給水で一気に私がペースダウン。ここで力尽きる。現在2位。

30km〜35km 17'27 
32kmほどで、高島選手に抜かれ、3位に後退。左脚もつる。それでも2位と5秒差で35kmを通過。ペースは3'30。

35km〜40km 18'13
細かいアップダウンで消耗、身体も動かなくなり、一気にペースダウン。高島さんに離される。4位の濱崎選手が近づいてくる。苦しい展開。

40km〜ゴール  7'50
富山北大橋で、濱崎選手が一気に近づいてくる。ラスト1kmでなんと最後の力を振り絞り、ぺースをあげる。最後は6秒差でなんとか逃げ切って、3位でゴール。

まとめ


優勝を目指し須河さんを序盤から徹底的にマーク。中盤にはマッチレースまで持ち込むなど、予定通りにレースを進めることができた。しかし、まだ自力が足りず、揺さぶりについていくことができなかった。さらに積み重ね、来年こそは優勝する。

練習への取り組みについて



黒部名水マラソン後は6月回復期、7月スピード期、8月〜11月はマラソンに向けて練習を行った。

練習概要


8月465km
40km 2本 
30km 3本

9月700km
42km3本
30km 10本

10月529km
42km1本
30km 4本

8月練習結果


9月練習結果

10月練習結果

11月練習結果
1日 AM11:30〜6000m 18'58 計11k

2日 14kmjog66'07 (avg4'43) 計14k

3日 OFF

4日 11kmjog 50'27 (avg4'35)

5日 6kmjog

6日 富山マラソン


意識したポイント




マラソンを走りきる脚づくりと余裕を持ってトレーニングをする


マラソンでタイムを出すには後半いかに失速をしないで走り切れるか。
優勝を目指すにあたり、まずはどんな展開や調子でも、結果を残せるようにしっかりjogをした。これができれば安定して結果を残せる。今回の取り組みでそれを再認識することができた。私は結果を残すためにポイント練習よりロングジョグを優先した。


早い動きでリズムを生み出す


もともと走るのがキレイな方ではなく、馬力で走るタイプなので、早い動きを入れてスムーズな走りを心がけた。
引き続き、もっとエネルギー効率の良い走りを求める。


1人での練習にこだわる


マラソンで1番つらいのは1人になってからの走り。優勝するにしろ、入賞するにしろ、どこかでそれはやってくる。
そこはメンタルが1番影響を与えると思う。練習から意識的に取り組んで行った。

シューズについて


今回はヴェイパーフライネクスト%2で走った。やはり、力んでしまい爪全てに血豆ができてしまった。自分に合ったシューズを見つけることも大切であると感じた。

まとめ



今回のマラソンに向けて、過去最高の仕上がりであった。レース展開も自己ベストが12分も速い須河さんと28kmまでは走れた。それでも結果はセカンドベストの3位。これが事実。
課題としてはレースペースの余裕度とスピードの上げ下げに対応できる能力。
これまでの練習方針(40kjog中心)は崩さず、
3'15の12kmを週に1回、30km走のレースペース付近を月1回ほどを+aでできれば、大阪マラソンでは自己ベストを更新できると感じた。
あとは自分の身体で試し、証明してみせる。
お読みいただきありがとうございました。

                     水越進一

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