のぶゆき@戦略ライティングのコンサルタント

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のぶゆき@戦略ライティングのコンサルタント

一目で『伝わる』ビジネス資料作成のコツを発信|企画職30年|中小企業診断士|ビジネス系専門誌で連載記事|複数のWEB媒体でも記事を執筆|「宣伝会議賞」で三次審査通過|提案資料や戦略書など仕事に役立つライティング術を紹介|フォローすると読み手に伝わる資料の作り方が分かります

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提案書作成の事前準備②:競合他社との比較により自社の強みを明らかにする

2番目は競合他社との比較です。あなたが提案する商品の競合となる会社を調べましょう。まずはそれらの会社についての情報を整理します。具体的には次のような項目を調べておく必要があります。 そしてこれらの情報を一覧表形式にして、競合他社との比較分析を行い、自社の強みと弱みを明確にします。具体的な手順は以下のとおりです。 1.比較を行う基準となる項目を決める。 ここでは顧客が商品を導入する際の選定基準に照らし会わせて決めるようにしましょう。代表的な項目としては品質、価格、納期

    • 提案書作成の事前準備①:顧客の困りごとを抽出する

      提案活動は事前の準備段階で、その成否が8割決まってしまうとも言われています。 それくらい事前の準備は重要です! 提案書の作成において必要な準備は、「提案の相手である顧客に関する情報を集めること。」 まずはある程度の時間をかけてでも、必要な情報を集めるようにしましょう。 ●ターゲットにしている顧客について調べる 最初にやるべきことは、これから提案しようとしている顧客についてよく調べることです。 具体的な項目として、以下の情報について整理しておくとよいでしょう。 *ター

      • 続けたい人のためのセミナー

        こんにちは。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 毎月参加している樺沢紫苑さん主催の「ウェブ心理塾」のセミナーですが、今月のテーマは「継続」です。 何かをやりたいと思った人が仮に1万人いたとしても、実際に行動に移せる人は1%の100人。 そして、それを継続できる人はその100人の1%の1人になってしまうそうです。 継続することはそれくらい難しいことなんですね! 逆にその1人になれれば、成功の確率が大きく高まるとも言えそうです。 今回のセミナーでは、2人の講師が継続

        • “表”の使い方をマスターしましょう!

          今回はプレゼン資料の中でよく使われるアイテムである“表”について考えてみたいと思います。 あなたが作る多くの資料でも、何らかの形で表が入っていることが多いと思います。 しかし、表は単に数字や文字を罫線の中に入れて並べたものではありません。 その目的をきちんと考えることで、メッセージを伝えるための有効な手段になるのです。 表の有効的な活用例としては、同じようなレベルや内容の情報を整理して伝えたいケースが考えられます。 特に情報量が多い場合は、グラフよりも表の方がわかり

        提案書作成の事前準備②:競合他社との比較により自社の強みを明らかにする

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        • 提案書作成の事前準備
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        • 『企業診断』連載記事
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        • 経営者インタビュー記事
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          X(Twitter)で一点突破したい人のためのセミナー

          こんにちは。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 先日ご紹介した情報発信に関するセミナーを受講しまたので、感想を書いてみます。 今回のウェブ心理塾セミナーに、ゲスト講師として登壇されたアフィラさんの「X(Twitter)で一点突破!」のセミナーを楽しみにしていたのですが、期待通りの内容でした! (アフィラさんは、X(Twitter)総フォロワーが18万人もあり、Twitterの集客ノウハウに関する書籍も出版されています) 今回は、Twitter がX に変更になっ

          X(Twitter)で一点突破したい人のためのセミナー

          今年最後に参加したいセミナー

          こんにちは。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 以前から『アウトプット大全』などのベストセラーで有名な、樺沢紫苑さん主催の「ウェブ心理塾」のセミナーに毎月参加しています。 今月は今年最後ということもあり、特に充実した内容になっています。 テーマは、ズバリ「情報発信」。 今回のゲスト講師は3人です。 X(Twitter)フォロワー18万人のアフィラさん。 TikTokフォロワー46万人の「とっしー」さん 養生ダイエットのEllyさん。 なかでも私のオススメはアフィ

          宣伝会議賞チャレンジ結果報告

          すっかり遅くなってしまいました、今回(第61回)の宣伝会議賞にチャレンジした結果を報告したいと思います。 今回は締め切り当日のギリギリまで粘ったので、これまでで最高の1045件を提出できました! 前回(第60回)は900件の応募でしたが、幸運にも三次通過まで行くことができました! 今回は前回以上の件数を提出できましたので、三次通過よりもさらに上の結果を密かに期待していますが、恐らくそんなに甘くはないですね。 それでも、やり切った感はあるので、とりあえず結果を楽しみにし

          よい提案書はTTP(徹底的にパクる)

          提案書作成のレベルアップを図るためには、お手本となるような上手な提案書に触れるのが一番の近道です。 まずは身近な社内の中で、上手な提案書を作成している人がいれば、その人の提案書を参考にしてみるとよいでしょう。 「これは!」と思った人の資料を入手して参考にするのです。 自分が提案書を読む立場であれば、客観的にその資料の良い点や悪い点が見えてくると思います。その際には、ぜひ「自分の提案書にも何か取り入れることはできないか?」 という視点で眺めてみてください。 「これは良い

          よい提案書はTTP(徹底的にパクる)

          連載記事第2回は「速く書く」がテーマです。

          『企業診断』連載記事「診断士ライターの本棚」の第2回は、“速く書く”をテーマにしてみました。 今回は、上阪徹さんの『10倍速く書ける 超スピード文章術』を取り上げています。 「事前に書く内容を決めて、書くために必要な素材を準備する」などの文章を速く書くためのノウハウが数多く紹介されている本です。興味のある方はぜひ読んでみてください。

          連載記事第2回は「速く書く」がテーマです。

          “言語化”の重要性について

          仕事をする上で、自分が考えたことや打ち合わせなどで決めたことを文章にして記録に残すことが多いですよね。 これらは普段からやっていることですが、そもそもなぜ記録に残す必要があるのでしょうか? その理由は、せっかく考えたことや決まったことを記録に残しておかないと忘れてしまうからだと思います。 記録に残すことで、後で振り返って確認することができます。 そして、文書として残すためには、いわゆる“言語化”という作業が必要になります。 言語化についていくつかの定義がありますが、

          業務改善の視点で資料を見直してみよう

          今回は、資料作成にも業務改善の手法が活用できるというお話しです。 日本の企業では、数多くの業務改善活動が行われていることは、みなさんもご存じだと思います。 “トヨタ生産方式” などが有名ですが、改善の代表的な手法として「ECRSの4原則」というものがあります。 これは、製造業を中心に業務改善のフレームワークとして広く活用されています。 ECRSというのは「排除」、「結合」、「交換」、「簡素化」の4つの視点から改善策を考えていく取組みのことで、この4つの頭文字を取ってE

          業務改善の視点で資料を見直してみよう

          連載記事がスタートしました!

          中小企業診断士向けの専門誌『企業診断』の6月号から、ビジネスライティングに役立つ本を紹介する連載記事を担当することになりました! 第1回は山口 拓朗さんの『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』です。今回は中小企業診断士の受験生向けに、記述試験の解答を書く上で活用できる「要約のプロセス」を紹介しています。 山口さんの本は、診断士受験生に限らず多くのビジネスパーソンにお勧めできるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

          まずは最初に全体像を整理しよう

          こんにちは。 今回は、提案資料の作成に取りかかる前に押さえておきたいポイントについてご紹介します。 あなたは提案書などの資料作成に取りかかる時にどうやって始めていますか? 何となく、とりあえず思いついた所から作り始めたりしている方もいるかも知れません。 しかし、いきなり細かい部分から作り始めてしまうと、資料の全体像がぼやけてしまう可能性が高くなります。 最初に考えていた資料の狙いや目的から、大きくずれてしまうことが多いのです。 このように、提案書の作成に際しては、

          資料作成は納期から逆算してつくりましょう

          こんにちは。 ご訪問いただきありがとうございます。 プレゼン資料や報告資料などの作成には必ず納期がありますよね。 納期を意識しておかないと、慌てて直前になって取り組むことになってしまいます。 その結果、納期前日に遅くまで残業してしまったというような経験はないでしょうか? 資料作成に限らず、仕事を進めていく上で納期の管理は必須事項です。 納期から逆算して、完成までにどの程度の時間、日数が発生するかを計画して見込んでおく必要があります。 こうした計画が無いと、現状でど

          資料作成は納期から逆算してつくりましょう

          読みやすい文章の秘訣は柿の種?

          今回は、読みやすい文章の書き方についてご紹介したいと思います。 読みやすい文章を書く上で、漢字とひらがなの理想的なバランスがあることをご存知でしたか? 一般的には漢字3に対してひらがな7が理想的な比率と言われています。 確かに漢字が多い文章はちょっと格調高い印象を受けますが、その分読みづらくなります。 一方で、ひらがなが多いと少し幼稚な印象を受けますし、かえって読みにくくなってしまいます。 この両者の間をとった理想的な比率が3:7なのです。 しかし、実際に書いた文

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          セミナー登壇のお知らせ

          5月20日(土)の東海販売士協会のセミナーに登壇します。 今回のセミナーでは『口頭での説明がなくても相手に伝わる提案資料のつくりかた』をご紹介します。顧客への提案書や社内向けの企画書など、ビジネスシーンにおいて必要となる資料づくりに役立つ内容となっています。 オンラインでの参加も可能です。ご興味のある方は是非ご参加下さい!