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#デザインシステム 記事まとめ

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デザインシステム関係の記事まとめ / #DesignSystems #デザインシステム / 運営メンバーも募集中。/
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#デザイン

メルカリのデザイン指針を作る取り組み [前半: 指針の紹介編]

はじめにUX Designチームのasakomです。2022年12月〜2023年3月にかけて、メルカリのデザイン指針を作ることを目的に検討プロジェクトを立ち上げ、Brand Core(ブランド・コア)とDesign Principles(デザイン原則)を作成しました。今回はこの活動を、2つの記事で紹介していきたいと思います。 この記事ではメルカリのBrand CoreとDesign Principlesの役割や、内容についてお話しします。策定するまでのプロセスについては、[後

翻訳記事:なぜデザイン言語システムにプロダクトマネージャーが必要か

単一サービスのアプリのデザインシステムはわりと簡単に完成したりしますが、特にWebサービスなど常に機能が進化したり更新されてるサービスなどの場合、最初のデザインシステムらしきものが出来たら、実際の運用フェーズに入る…わけではなく、運用しながら改善と実装の繰り返しが現実世界では待っていて、わりと「作って完成」的な感覚でデザインシステムに手を出すと痛い目を会うのはだんだん皆さん、気づいてきたみたい。 で、みんな運用どうしてるんですかね?的な部分がそろそろ注目されつつありますが、

デジタル庁のデザインシステムを学んでみた

こんにちは!ゆかっしゅ(@kaname_shimizu)です。 今回はデジタル庁のデザインシステムを学んでいきたいと思います! 自己紹介 氏名:ゆかっしゅ 年齢:29歳 最終学歴:管理栄養士の専門学校卒(4年制) 職歴:2017年4月 新卒で医療業界の人事部配属(1年半)    2018年11月 ITベンチャーに転職しバックオフィスを担当(3年)          (WEBデザイナーのウの字もない。。。。)    2022年1月からWEBデザイナーデビュー    2023年

インタラクションを"感覚"から"言語"へ - インタラクションデザインシステム - 前編

こんにちはー!アクセンチュア ソングでインタラクションデザインのリードをしている佐々木です。 先日、アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京にてFigma Japanさんの2周年記念イベントが開催されました。 改めまして、Figma Japanさん、2周年おめでとうございます! イベントのセッションでは、「インタラクションを”感覚”から”言語”へ」と言うテーマで、私たちアクセンチュア ソングのインタラクションデザイナーが開発した”atom Interaction”というシ

IPの世界観に寄り添う、マルチブランドなカラーシステム設計論

はじめにこのnoteで紹介するカラーシステム設計プロセスは、多くの人にとってはやりすぎで、役に立たない場合も多いです。 既存のカラーシステムやカラーシステムジェネレイターを利用するのが、最短かつ最適ルートだと思います。 デザインシステムやカラーシステムは「プロダクトのためのプロダクト」なので、とある事業における一つの解である、という前提で読んでください。 今もまだ多くの課題を抱えたものではありますが、イベントなど様々な場面でカラーパレットに興味を持っていただける機会が多か

マルチプロダクト戦略における「使いやすさ」の商品価値を確立する

こんにちは、プロダクトデザイン本部 ダイレクターのfumiya(@tyoys00)です。 社外に向けて記事を発信するのはだいぶお久しぶりになります。 皆さま、息災におすごしでしょうか? さて今回は「週間プロデザ by SmartHR」の一本目の記事として社内のプロダクトデザイナーに向けて執筆したドキュメントを公開します。 このドキュメントはマルチプロダクト戦略を取る事業においてプロダクトデザイン組織はどのように戦うべきかをアジテーション気味に執筆したものです。 マルチプロダ

皆で創るデザインシステム

・・・ はじめに 株式会社エムハンドの岩松です。アートディレクターとして、弊社のアウトプットの品質向上に注力しております。また、コンサルティング部のマネージャーと兼任で、今期(2024年11月)からデザイン部全体のボトムアップにも取り組んでおります。その一環として「皆で創るデザインシステム」を合言葉に、様々なプロジェクトを立ち上げ推進しています。デザインシステムというと様々な業種・業態で取り組みがあり、広く公開されている状況ですが…今回の記事では概念的なことは省略し、弊社

デザインシステム構築プロジェクト_前編

はじめにThinkingsでは現在、sonar ATSの顧客体験と開発効率向上を目的にデザインシステムの構築に取り組んでいます。具体的には、既存のプロダクトで利用されているUIの整理や新規UIの検討、各UIの定義を行っています。 この記事では、2023年にプロダクトデザインチームで実施したデザインシステム構築プロジェクトの概要をプロダクトデザインチームよりご紹介いたします。 プロジェクトの概要デザインシステムとは デザインシステムとは、良いデザインをチームで作るため

Web Designing2024年4月号で大阪・関西万博デザインシステムについて引地耕太さんに聞きました

『Web Designing』2024年4月号が本日発売されました。第1特集は「デザインシステム」です。デザインシステムって、これまで個人的には、Webサイトの立ち上げ・運用においてコンテンツやデザイン制作の共通言語となるルールやガイドライン的なものと捉えていましたが、今はそこから一歩進んだ認識で用いられているんですね。チームでのWeb制作や、組織的な運用に関わる方にとって、いろいろなヒントがあるのではないかと思います。よかったらお手に取ってみてください。 そんな中で今回私

Token(トークン)とDesign System(デザインシステム)の違いとは?

Design token(デザイントークン)という名前が普及してからしばしの時は経ちますが、いまだによくトークンを理解しきれていません。 そんなデザイナー歴18年目になる私なりに、Tokenを理解し、わかりやすく伝えようと思い記事を書いています。 どこまで正確かはわかりませんが、今現在の私の理解を書き綴りますので、解釈は自己責任でお願いします。 トークンの必要性 さて、デザイントークンとはなんでしょう? 色々な記事があるものの、すごくわかりやすくてこれを見れば一目稜線

日本・海外のデザインシステム総まとめ【56事例+α】

こんにちは!株式会社Rabeeの新人デザイナーのakaneです🏋 今日は、WEB上に公開されているデザインシステムをとにかくたくさん集めました。業種や規模、国内外の企業問わず、デザインシステム(スタイルガイドも含む)と名の付くものを、見つけられた範囲ですべて収集しています。 多数のデザインシステムの比較・検討をしたい際など、データベース的にお役立ていただけたら幸いです。 ※以下の目次、異次元の長さになっています。開く際はご注意ください…🐲 はじめに🗒掲載方法について

いよいよ中学受験本番!💪🏻、デザイナー向け最後の追い込み用のDesign Tokens関連リンク集!

※本note記事は、中学受験向けの記事ではありません(カバー写真は、数年前に2月1日の朝、志望校の受験に向かう我が子の勇姿) 気がついたら1月も終わってしまって、今日から2月!匕ー🔥! 東京の中学受験はいよいよ今日から本番です、頑張れ受験生! 2024年もあと残り11ヶ月!🔥ー! バックアップデータ整理してたら、前職(外資系)のときにメモってたDesign Tokens関連記事へのリンクメモが出てきました。昨今、Design Tokensといえば、もはやFigmaのVa

【学習におすすめの情報】デザインガイドライン・デザインシステムを見てみよう

こんにちは デジタルハリウッド動画教材開発の人です。 冬は大好きな季節です。雲一つない快晴の朝に広がる青々とした空、透明度の高いキリっと冷えた空気が朝の寝ぼけた頭をリフレッシュしてくれますね。 さて、今回はデザインにまつわるお話。デザインを考えるときに、どんな感じでまとめたらよいかわからない~><という皆様!いろいろな企業・団体がデザインガイドライン・デザインシステムというものを作っているのをご存じでしょうか? ■デザインガイドラインとは? デザインガイドラインとは、製品

使われるデザインシステムを作ろう。そして育てよう✊

こんにちは。 四角い餅より丸い餅のほうがなんか美味しい気がする、デザイナーのきなみです🐼 2023年の夏頃から、美容医療口コミ/予約アプリ「トリビュー」を運営する株式会社トリビューにて、デザインを軸に事業成長の支援をさせていただいているのですが、そのトリビュー社でデザインシステムをつくったので今回はその話をしようと思います! デザインシステム、何から始める発生している課題を探る まずはトリビュー内にどのような制作タスクが存在し、それぞれどういう役割があるのかを把握するこ