マガジンのカバー画像

#デザインシステム 記事まとめ

202
デザインシステム関係の記事まとめ / #DesignSystems #デザインシステム / 運営メンバーも募集中。/
運営しているクリエイター

記事一覧

🍳半熟なデザインシステムを育てていく - noteの事例あれこれ振り返り

先日開催された「半熟デザインシステム vol.1」に、note社から登壇させていただきました。たくさんの方にご参加していただけて、とてもありがたかったです!オフライン開催ならではの、リアルな取り組みや悩みについてディスカッションできて、登壇しながらもとても勉強になりました。 今回はそのなかでお話しした、noteのデザインシステムの取り組みについて、内容を振り返りつつ、補足できるポイントも合わせてのまとめです。 イベント全体がまとまったレポートは、こちらの記事に書いていただ

UIコンポーネントの命名で激論になった話 -デザインシステム構築奮闘記⑦-

こんにちは!atama plusでエンジニア/DevRelをしている @ikasumi_wt です。 退職する前にお前の持っているデザインシステムネタを投稿しろ!!!という @n_m_ta の圧を受けて書いています。(※険悪な感じで書けと言われているわけじゃありません。念の為。) もともとこのネタは書かないとね!とは言っていたものの、コロナ禍でバタバタしたりと投稿する時期を逃してずるずると4年ぐらい経ってしまいました。ようやく筆を執っています。 いざ文字にしてみると本当に

翻訳記事:なぜデザイン言語システムにプロダクトマネージャーが必要か

単一サービスのアプリのデザインシステムはわりと簡単に完成したりしますが、特にWebサービスなど常に機能が進化したり更新されてるサービスなどの場合、最初のデザインシステムらしきものが出来たら、実際の運用フェーズに入る…わけではなく、運用しながら改善と実装の繰り返しが現実世界では待っていて、わりと「作って完成」的な感覚でデザインシステムに手を出すと痛い目を会うのはだんだん皆さん、気づいてきたみたい。 で、みんな運用どうしてるんですかね?的な部分がそろそろ注目されつつありますが、

デジタル庁のデザインシステムを学んでみた

こんにちは!ゆかっしゅ(@kaname_shimizu)です。 今回はデジタル庁のデザインシステムを学んでいきたいと思います! 自己紹介 氏名:ゆかっしゅ 年齢:29歳 最終学歴:管理栄養士の専門学校卒(4年制) 職歴:2017年4月 新卒で医療業界の人事部配属(1年半)    2018年11月 ITベンチャーに転職しバックオフィスを担当(3年)          (WEBデザイナーのウの字もない。。。。)    2022年1月からWEBデザイナーデビュー    2023年

半熟デザインシステム vol.1 共催レポート

この記事は2024年4月24日に開催された半熟デザインシステム vol.1の座談会で話した内容をもとにしています。 共催レポートに入るまでの前置きが長くなります。いち早く読み進めたい方は、🍳 いざ、半熟デザインシステム vol.1 開催の部分まで読み飛ばしてください⏩ 💔 「デザインシステム」と名乗ることへの躊躇「デザインシステムって何?」「デザインシステムを作ると何がうれしいの?」とデザイナー以外から聞かれたことはありませんか? もしかしたら、デザイナー同士でもそんな

インタラクションを"感覚"から"言語"へ - インタラクションデザインシステム - 前編

こんにちはー!アクセンチュア ソングでインタラクションデザインのリードをしている佐々木です。 先日、アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京にてFigma Japanさんの2周年記念イベントが開催されました。 改めまして、Figma Japanさん、2周年おめでとうございます! イベントのセッションでは、「インタラクションを”感覚”から”言語”へ」と言うテーマで、私たちアクセンチュア ソングのインタラクションデザイナーが開発した”atom Interaction”というシ

レバテック デザインシステム『VoLT』を構築した背景と初速の重要性

レバテックでプロダクトデザイン責任者をしている山本です。 現在、レバテックでは鋭意デザインシステムを構築中なんですが、実はレバテックのデザインシステム『VoLT』 を社外公開しました。そこで、構築した経緯や意思決定、進め方についてお話します。 レバテックにどんな問題があったか数年前からUIライブラリは存在していた レバテックは2021年にSketchからFigmaにデザインツールを移行したが、移行前から「Levtech-Components」と呼ばれる、レバテック内のす

IPの世界観に寄り添う、マルチブランドなカラーシステム設計論

はじめにこのnoteで紹介するカラーシステム設計プロセスは、多くの人にとってはやりすぎで、役に立たない場合も多いです。 既存のカラーシステムやカラーシステムジェネレイターを利用するのが、最短かつ最適ルートだと思います。 デザインシステムやカラーシステムは「プロダクトのためのプロダクト」なので、とある事業における一つの解である、という前提で読んでください。 今もまだ多くの課題を抱えたものではありますが、イベントなど様々な場面でカラーパレットに興味を持っていただける機会が多か

UXデザインカンファレンス『UX STRAT』と『CSS DAY』の参加を通して学ぶ。デザイン指針の必要性

こんにちは、「RAKSUL DESIGN MAGAZINE」です。 2018年6月、オランダのアムステルダムで開催されたUXデザインのカンファレンスに2つに参加してきました。UX戦略とUXデザインに特化した「UX STRAT Europe 2018」が6月11日・12日に開催され、フロントエンドやテックの話も少し入った「CSS DAY 2018 UX Special」が6月14日に開催されていました。 ラクスルは2012年からネット印刷のサービスを提供してきました。この6年

マルチプロダクト戦略における「使いやすさ」の商品価値を確立する

こんにちは、プロダクトデザイン本部 ダイレクターのfumiya(@tyoys00)です。 社外に向けて記事を発信するのはだいぶお久しぶりになります。 皆さま、息災におすごしでしょうか? さて今回は「週間プロデザ by SmartHR」の一本目の記事として社内のプロダクトデザイナーに向けて執筆したドキュメントを公開します。 このドキュメントはマルチプロダクト戦略を取る事業においてプロダクトデザイン組織はどのように戦うべきかをアジテーション気味に執筆したものです。 マルチプロダ

デザインシステムイベント Framework by Figma開催!

今週からFigma主催のデザインシステムイベントであるFramework by Figmaが開催されます。 知る人ぞ知る、2022のSchema以来のデザインシステムをテーマとしたイベントです。 今回のFrameworkでは、各社のデザインシステムの取り組み、デザイナーとエンジニアの連携などのベストプラクティスや、そしてFigmaからの新しいお知らせがあります。このお知らせは、Figmaを使っている皆さんにとって待望のアレかもしれません(?) Frameworkは各国で開

クロンデザインシステムのカラーパレットをリニューアル

オンライン医療事業部プロダクトデザイナーのL.Tです。 久々の投稿ですが、今回は自社プロダクト「クロン」のデザインシステムのカラーパレットをリニューアルした話をお伝えします。 AS ISのカラーパレットの問題点以前から社内デザイナーからクロンデザインシステムにあるカラーパレットについて、いくつか改善リクエストが上がっていました。 具体的には、 彩度(Saturation)が揃っていない (同じ色相内で鮮やかなもの、鈍いものが混在) 全色並べた時にグラデーションレベルが

デザインシステム、要はバランスなんたら説

デザインシステムの構築がひと段階し、次はそのシステムを実際のサービスに適用していく過程が待っています。さてどうやって適用していこうという課題に直面したことは皆さんも多いのではないでしょうか。 安心してください。 私たちもです。 デザインシステムを適用していく過程では、様々な課題や問題に直面することが予想されますが、それらに対処しながら実行する事が大切です。 今から、私たちがデザインシステムをサービスに適用する際のプロセス、遭遇した問題や課題、学びについてを共有したいと思い

皆で創るデザインシステム

・・・ はじめに 株式会社エムハンドの岩松です。アートディレクターとして、弊社のアウトプットの品質向上に注力しております。また、コンサルティング部のマネージャーと兼任で、今期(2024年11月)からデザイン部全体のボトムアップにも取り組んでおります。その一環として「皆で創るデザインシステム」を合言葉に、様々なプロジェクトを立ち上げ推進しています。デザインシステムというと様々な業種・業態で取り組みがあり、広く公開されている状況ですが…今回の記事では概念的なことは省略し、弊社