香月登

1969年、福岡県生まれ。出版社編集者を経て2003年株式会社デジカルを設立。書籍のデザイ… もっとみる

香月登

1969年、福岡県生まれ。出版社編集者を経て2003年株式会社デジカルを設立。書籍のデザイン制作・出版サービス事業を展開しています。2020年、出版事業を分社化して株式会社金風舎を設立。「現役世代に読まれる本を届ける」をテーマに新しいスタイルの出版を実践しています。

最近の記事

出版のDXで新たな読書体験を創造する会社

ホームページリニューアルしました。 メッセージやキャッチコピーなどテキストは全部AIに考えさせました。いろいろ試してみて、いまのところBardがいちばん相性がよいです。コツは掴みました。 この1年ほどは、事業構造改革と称して社内体制の刷新に忙殺されまったく手がつけられなかったこともあり、リニューアルを決めて2年半かかりました。 そしてリニューアルしたばかりですが、今度は1年半で改修する予定です。 「本をつくる未来を創る。」という新しいタグラインですが、現在の「本をつく

    • 「本をつくる未来を創る。」 - 株式会社デジカル

      ホームページを改修すると書いて1年半経ちました。 サービスや商品開発体制を外形的にわかりやすく整えることに思いのほか時間がかかりましたが、ようやく公開できる程度に整ってきました。 本をつくる未来を創る。いまデジカルは「本をつくる会社」として、出版界最大規模の制作チームを標榜しています。 リモート制作体制への切り替えでこの2年ほど水面下に潜っていましたが、新軌道に乗せることはできましたので、これから3年前に目指していたことに本腰をいれます。 いまを生きる人々の生き方や社

      • 「これからの時代を生き抜くための実践的な知恵」をお届けする出版シリーズ

        【次世代の教科書】は、株式会社金風舎が運営する「これからの時代を生き抜くための実践的な知恵」をお届けする出版シリーズです。 2023年3月に第1弾となる『いつのまにか自分の幸せは、マルチにとって都合のいい幸せに置き換えられていた。』を電子書籍発売。その後、4月に第2弾『脳内言語化』、5月に第3弾『500人以上の無名の人にインタビューしたら人生変わった。』を発売し、着々とシリーズを増やしてきました。 そして今回、現代川柳界の若手ホープを取り上げたインタビュー録と、現役フォト

        • 次世代の教科書とは、人文書が売れる新しい出版のしくみ、です。

          さしずめアッテンボローなら「俺たちは伊達や酔狂で”出版”やってるんだ!」というところです。 このまま同じことを続けていても、明るい未来は拓かないだろうと考えると、開き直ってやった方が結果上手くいくんじゃないのと思ってます。 パソコン(当時はMS-DOS)にハマって、その経緯でPC解説書編集者の職にありついて30年。出版のDXを実践できるところまでやってきて、いまやらずしていつやるのかという。 「研究はいつでもできる」と就職を進めてくれた、当時パソコンを教えていた名誉教授

        出版のDXで新たな読書体験を創造する会社

        • 「本をつくる未来を創る。」 - 株式会社デジカル

        • 「これからの時代を生き抜くための実践的な知恵」をお届けする出版シリーズ

        • 次世代の教科書とは、人文書が売れる新しい出版のしくみ、です。

          「次世代の教科書」は、”面白く役立つ本”が読み放題の出版プラットフォームです。

          「次世代の教科書」とは 金風舎から発刊している出版シリーズです。 「次世代の教科」編集部では、学生インターンスタッフとの企画会議を運営しつつ企画制作を進めています。3月、4月と1冊ずつ新刊を発刊しました。このあと5月に1冊、6月に2冊、そして9月までに10冊を発刊し、以後、毎月1~2点以上の新刊を展開し、来年度中に100冊を達成させる計画です。 専用サービスサイトを開発しました。発刊した電子書籍は、「次世代の教科書」サービスサイトに収録し、いわゆるサブスクリプションサービ

          「次世代の教科書」は、”面白く役立つ本”が読み放題の出版プラットフォームです。

          「次世代の教科書」基本の100冊発刊計画をスタートします。

          来年度の新しい教科書として採択を目指している「次世代の教科書」プロジェクトですが、多くの方にサービスの真価を知ってもらうため、基本の100冊発刊計画をスタートします。 令和6年度中に収録新刊100点の発刊を実現し、以後、毎月5冊の新刊刊行を目指します。 私たちが思い描く未来像は、3年後の高校生が各自の端末で「次世代の教科書サービス」を楽しんでいる姿です。 「次世代の教科書」は、今をたくましく生きる現役世代の知見、経験を集めた、面白い読み物を選ぶことができる図書館であり、

          「次世代の教科書」基本の100冊発刊計画をスタートします。

          「高森町タブレット図書館」へのデジタル図書館提供を終了します

          高森町タブレット図書館のベースとなっている新聞社の電子ライブラリー共同開発契約を終了することにしました。 デジカルとしては、本プロジェクトで獲得した多くの知見、経験、成果からデジタル図書館プロジェクトのさらに一歩先へと駒を進める考えです。 前進するための撤収です生徒の利用も進み、コロナ禍スタートでDXの気炎もあがって個人的にはさらなる営業好機と考えていましたが、こちらの求めるスピード感で営業を担当する新聞社担当者との足並みが揃うことはありませんでした。 高森町には天皇皇

          「高森町タブレット図書館」へのデジタル図書館提供を終了します

          「原稿を本にしたい」方のためのサービスです。

          自費出版と商業出版のデザイン制作に携わって20年になります。お客さまとなる「著者・編集者・広報担当者」の皆さまのご要望にお応えるする形でサービスを立ち上げました。 どういった考えでサービスを提供しているのかはこちらをご覧ください。 デザインすなわち「設計」がしっかりとできることが当社の強みです。 株式会社デジカルで原稿を本に仕上げ、株式会社金風舎で出版します。制作費は出版社に提供している制作費とほぼ同じで、出版にあたって費用は頂きません。 自費出版でも商業出版でもあり

          「原稿を本にしたい」方のためのサービスです。

          『本のデザイン制作サービス』サービスマネジャー集会を開催しました。

          デジカルは「出版界最大規模の制作チーム」を目指しています。 現在、マーケティング・セールス集中の増客シフトを敷いていますが、案件増にスムーズに呼応するため、制作マネジメントを担当するリモート社員に集合をかけ会議を開催しました。 当社の制作チームは、事業全体をマネジメントするマネジャー、デザイン制作業務を担当するシニアデザイナー(制作デザイナー)、予算管理やプロジェクトメンバーのチームアップを担当するジュニアデザイナー(制作マネジャー)で構成しています。 今日は西は福岡、

          『本のデザイン制作サービス』サービスマネジャー集会を開催しました。

          あなたの経験、体験を本にして出版しませんか。

          問いから始める新しい学びのプラットフォーム、 それが「次世代の教科書」ですコロナ、不況、AIの台頭……。ますます不安定になっていくこれからの時代。学校の教科書で習う知識だけでは、きっと若者たちは生き抜いていけません。 正解のない世界をたくましく生きていくための「新しい教科書」が必要です。私達は、その教科書づくりをオンラインのプラットフォームで実現します。その名も「次世代の教科書」。 この教科書をつらぬくコンセプトは「正解のない問いに対して自分なりの答えを見つける力」を身に

          あなたの経験、体験を本にして出版しませんか。

          新しいスタイルの出版サービスを始めます。

          2022年9月、「次世代の教科書」という若者たちのための新しい出版シリーズの立ち上げを決定しました。 本シリーズは、次世代を担う若者たちへ、先行き不透明な時代を生き抜くために本当に役に立つ知恵を伝えることを目的とし、実際に次世代を担う所属する8名の学生スタッフととともに、定期的な企画会議を開催して準備を進めてきました。 新刊の準備を進めるうち、この新しい出版シリーズの本を読んでもらうにあたって、若い世代に手軽に読んでもらえるような新しい仕組みが必要なのではないか? そのよ

          新しいスタイルの出版サービスを始めます。

          出版界最大規模の制作チームを目指します。

          「本をつくる会社」デジカルでは、30名弱のデザインチームで編集者向け、著者向けの2つの制作サービスを展開しています。 お客様の要望を迅速に把握し、在籍する豊富な実績を持つデザイナーや編集者から、最適なプロジェクトチームを速やかに立ち上げることができるマネジメントを強みとしています。 出版社の編集者の皆さまに提供している本のデザイン制作サービスは、さらなる顧客満足度を高める方向性で人材、組織、仕組みを強化しています。 そしてデザイン制作サービスに、編集と販売機能を加えた出

          出版界最大規模の制作チームを目指します。

          デザイン会社が出版サービスを展開してわかったこと。

          2022-12-10更新 LPを公開しました。下記記事で公開していたスライドをLPにしました。 出版・編集経験のある方向けにデジタル出版サービスとして開発しましたが… デジカルで出版サービスを開始して3年になります。 情報が多すぎて分かりづらいという声を受け(業者都合で伝えたいことが多すぎますね)、最小限の情報をスライドにまとめました。 カバーやレイアウトなど図案を素敵につくるだけでなく、頂いた原稿を電子書籍のみ、ペーパーバックとのセット、もしくは書店流通での展開と、

          デザイン会社が出版サービスを展開してわかったこと。

          「デジタルリユース出版(仮)」の実現にご協力をお願いします。

          ネーミングが最適なものだろうか、とまだ完全に自信がないため(仮)と締まりがありませんが、内容については自信があります。 この企画は出版界のDXを実現するためとの考えで開発してきました。すでにご提案差し上げているところがあり開発は進めていますが、営業リソースが不足しており、機会を逃しているのではないかと懸念しています。 事業会社でオウンドメディアを運営している方、コンテツマーケティングの前線で有益なコンテンツを積み上げている方など、読者に有益な知識、知見、情報を届ける分野の

          「デジタルリユース出版(仮)」の実現にご協力をお願いします。

          「売り込む」営業はもう終わり。その先の「選ばれる」営業へ。

          サービスサイトリニューアル中です。 リニューアルといってもノーコードなのでデザイナーに整えてもらう程度ですが。 私が偉そうにいうことでもありませんが、コロナ禍になってクリエイティブ業務のサービス事業化とテレワーク化は爆速で加速していて、営業にいたってはBtoBなのに完全オンライン化で、まさに「売り方改革」まったなしです。 一時は天を仰ぐこともありましたが、要するにECサイトのメディア化とインサイドセールスの組み合わせと捉え直すと、知識労働集約型のサービス事業は棚卸し不要

          「売り込む」営業はもう終わり。その先の「選ばれる」営業へ。

          『サービスデザイン思考』

          これまでひとり考えて実践していたことをまるごと言語化してもらえた思いで、そうだよね。そういうことだよね。とスラスラと読めたのですが、読み終えて「やはりこの手法で事業を成功させるには、あと数年は必要だな…。」と覚悟を決めました。 この20年近く「モノづくり」「コトづくり」という言葉には、振り回されてきた思いがつよく本当に嫌いなのですが、本書の「『モノづくりから、ことづくりへ』をこえて」という主張に深く賛同します。 デジカルは、「本をつくる会社」を標榜して、私自身は第二創業と

          『サービスデザイン思考』