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【勝手に人生相談 No.256】友人が私の家で同居希望(東京都・50代女性)

▼ご相談内容▼

50代の女性。40年来の同性の友人を忘れたいです。

友人は、子どもの頃からアルコール依存症の父親と働きづめの母親、引きこもりの妹と暮らしてきました。苦労話を笑い話に変えてしまう強さがあり、ずっと尊敬していました。

ところが、先日、久しぶりに会うと、ずっと老後不安の話。

その後しばらくして突然、いつか私の家で同居しようと言ってきたのです。家は、夫が建てたもの。子どもはいつか巣立ちますが、夫と私の生活の場に友人が加わるのは飛躍しており、経済面をあてにされているのは明白です。

以来、顔を見るのも嫌になり、彼女の誘いは全て断っています。

友人の構想は、私たち家族の人生をないがしろにしているものです。

私は友人を尊敬していたのに、友人は私をメシのあて程度に軽んじていたのかと悔しくなりました。不用意な一言を許してもよさそうですが、私の中の警戒心がそれを許しません。友人のことを思い出しては、心の中でこきおろしている自分が怖いです。

東京都・50代女性

▼やまのぼ回答▼ 

 ご相談者は、はっきり言って、とてもピュアな方です。もっと言うならば、ピュアすぎる方のようです。

 ご相談内容から察すれば、困ったちゃんの友人のお話で、ご相談のようですが、あなたの方に大きな問題があり、ことを大きく変な方向へ導いているのだと思います。

 突然、同居の話を持ち掛ける友人は、もちろん変人なのですが、あなたはもっと変人だと思います。即座に、間髪入れず断るべきだったのに、引きずってしまった、あなたの優柔不断な心情が、問題を大きくさせたのです。

 ところで、肝心なことですが、今話題の中心人物である「その友人」は、あなたの本当の「友人」では、ありません

 単なる、顔見知りの知人であるだけです。「友人」とは、友情という感情で結ばれた人間関係なのです。

友情は、共感や信頼の情を抱き合って互いを肯定し合う人間関係、もしくはそういった感情のこと。

ウィキペディア「友情」より引用

 その友人と呼んでいる方とは、挨拶程度のお付き合いに変えるべきでしょう。理想を言うならば、自然消滅させたいお相手なのです。

 


▼次回のご相談予告▼

次回の【勝手に人生相談 No.257】神奈川県・40代男性のご相談です。「中学生の次男 不登校半年」を、予定しております。


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