【勝手に人生相談 No.257】中学生の次男 不登校半年(神奈川県・40代男性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
最初にお断りしておきます。教育の専門家でない やまのぼ ですから、とんでもないアドバイスをするかもしれません。一人の大人の男の取るに足らない考え方かもしれませんが、正直にお応えするつもりです。
ところで、ご相談者さまは、なぜ学校へ行く必要があるとお思いなのですか?
多分、それは誰もが行っているから、学校へ行くことが普通だから、ご自分のご子息も行くのが、当たり前だとお思いなのでしよう。
まず、その考え方の検証をしてみましょう。
普通とか当たり前だとかの判断は、大方の人がそうするからです。人の考え方には、千差万別あります。学校なんて行きたくなければ、行かなくていいと、実際に行かなかった人だっていらっしゃるのです。
でも、だから、うちの子どもも行きたくなければいかなくていいや!とは、なかなか考えられません。そこのところは、誰もがよく理解できます。
そこで、話の原点に立ち帰えってみましよう!
ご子息の考え方をお聞きになったことがりますか?
とことん話し合ったことがおありですか?親御さんばかりが悩んでも、絶対に回答は得られないと思います。
当事者の考え方が一番大切です。一番苦しんでおられるのは、ご子息なのですから。
いろんな病院を回れば回るほど、ますます、ご子息は塞ぎがちになるのです。病名を無理やりつけて、親御さんのエゴだけで、簡単に病人にしないでください。
まず、なぜ、不登校になったのか、お聞きになることからはじめましよう。ご子息なりの世界観があるはずです。寄り添って、味方になってあげることです。
意外と簡単に解決策を見出せるかもしれません。もしも、親子間で納得できる理由が見つかれば、なにも学校に行くこともないと思います。
まず!学校へ行くべし!ありきという、凝り固まった考えは捨てることです。学校へ行くというのは、一つの選択肢ぐらいに思いましょう。
ただし、学校へ行かなければ、どういう問題があるかの点については、徹底的に話し合うことが一番大切でしよう。
そして、予想できる結果の責任が取れるかまで、確認しておきましょう。
水飲み場へ連れて行くのはできでも、飲ませることはできません。
ご本人が飲みたいと思わないと、どんな美味しい水でも、飲ませることはできないのです。それは、万人が認めることです。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.258】東京都・20代女性のご相談です。「家事・育児する男性いない?」を、予定しております。
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