今回は…

「行動を止めるブレーキの正体」

について、書いてみたいと思います。


誰から教わったのか、覚えていませんが、
ブレーキが掛かっていたのは確かです…汗



ずいぶん昔のことですが…


私は好きで山に登っていました。


何か目的があったわけでも、
何かを得ようとしていた


わけでもありません。


ただ、山に登ることが楽しかったのです。

地図でコースを調べたり、
持って行く装備を整えたり、


登山に関する小説を読んだりしていると、
時間を忘れて没頭できたのです。


もちろん、


それに時間とお金を注ぎこんだからと言って、
何かが得られるわけでもありません。


ただ、山に登ること自体を、
楽しんでいたのです。


今は、山に登っている工程を動画に撮って、
YouTubeにアップして稼いでいる


人もいらっしゃるようですが…


私が登山をしていた頃には、
誰もそんなことはしていませんでした。


というか、そのような環境が
整っていませんでした。


もし、その時にそのような環境があったら、
おそらく自分もやっていたと思います。


でも、よく考えてみたら、


昔は、そのような環境が無かったから、
出来ませんでしたが、


今は、環境が整っているのなら、
どうして今やらないのか?


やってやれないことはないはずなのに、
なぜ、やろうとしないのか?

それは、すでにそれをやって成功している
人がたくさんいるので、


今更自分のような老人がやったところで、
成功できるはずが無い…


そう思って、最初からあきらめている
だけなんじゃないのか?

でも、本当に今から始めるのは、
遅いことなのでしょうか?


そもそも、成功できないと決めたのは、
自分が勝手に思っただけなのに…


ましてや、成功しなければならないという
制約も無い自分が、


どうして、「やるからには成功しないと意味がない」
などと、思ってしまっていたのか?

別に、山に登りながら、スマホで動画を撮って、
YouTubeに投稿することなら、


やろうと思えば、いつでもできることなのです。


それなのに、変な考え(やるからには成功しないと意味がない)
が、行動の邪魔をするために、


楽しい時間を過ごせるかもしれないチャンスを、
奪ってしまうのです。


実は、


山登りに限らず、このようなことは、
日常の中に、たくさんあったと言うことに、


今更ながら、気付いたのでした。


つまり、「やるからには成功しないと意味がない」
と言うマインドこそが、


行動を止めるブレーキの正体だったのです。

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