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ガレリア御堂原 - 建築・アート・自然が融合したラグジュアリーでサイトスペシフィックなリゾートホテル

この記事では実際に自分が宿泊したおすすめのホテルについて書いていきます。
建築好きな方もそうでない方も是非泊まってみてもらいたいです。

今回紹介するホテルは 「ガレリア御堂原」 

ガレリア御堂原は、大分県別府市にあるリゾートホテルで  
別府を一望できる絶好のロケーション。
館内にはアートが散りばめられ、
洗練された美しさとラグジュアリーな雰囲気が魅力的なホテルです。

About

正面が宿泊棟、左がレストラン棟

ホテル名:ガレリア御堂原
住所:大分県別府市堀田6組
客室数:35室
敷地面積:4856.94㎡
建築面積:1421.34㎡
延床面積:2991.02㎡
設計:DABURA.m Inc.

別府の町を見渡せる断層崖の上に建ち、大地から壁が立ち上がりできた
洞窟のような建築。
酸化系無機顔料混和コンクリート打ち放しで、型枠には大分県産のスギ材を使用しています。

型枠のスギの木目が転写されている

館内は外部と内部が絡まりあい、館内を歩き回ると遺跡を探検しているような感覚にもなります。

エントランス横の外部空間
客室前の廊下部分
景色のフレーミング

建物のいたる所にフレーミングがされており、
部屋にたどり着くまでも様々な空間を体験できます。

エントランスホールからつながる2階には、カフェ&バーが設けられており
ウェルカムドリンクをいただけます。

エントランスホール、左が受付カウンター
エントランスホール奥、階段上部にカフェ&バーが設けられている
階段踊り場からカフェ&バーを見る
カフェ&バー「HOT SPRING BAR」

奥に見えるカウンターは真鍮の板を温泉水で反応させた物を使用しており
独特のテクスチャーをしています。

客席カウンター下のコンセント

Art

館内には別府の地からインスピレーションを受けてうまれた様々な作品が散りばめれています。
参加アーティストは
青木美歌、泉イネ、島袋道浩、鈴木ヒラク、大巻伸嗣、オレクトロニカ、Nerhol(ネルホル)、西野壮平、勝正光、草本利枝、中山晃子、目[mé]
の全12組。
作品を探しながら館内を散策することができます。

中央「ゆだま」、右「エコーズクリスタライゼーション」/大巻伸嗣
「別府温泉世界地図」/西野壮平
「もう一つ」の風景/オレクトロニカ

Guest Room

客室:ガレリアキング


全ての客室がオーシャンビューになっており、別府の街と別府湾を見渡すことができます。

室内からの眺め

客室にはテラスにつながった天然温泉の半露天風呂が付いています。

各客室に付いている半露天風呂

硫黄泉である堀田温泉は
冷え性、疲労回復、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、末梢循環障害、軽い喘息などにも良いとされているそうです。

Restaurant

宿泊棟に隣接するレストラン「THE PEAK
こちらにもアートが配置されていて作品のある空間で食事を楽しめます。
中でも、ホテルの駐車場の地下5メートルほどのところから現れた岩を作品として配置している「イワオ」とは同じテーブルで食事をすることが出来ます。
なかなか無い体験ができるレストランです。

「イワオ」/島袋道浩「土が1メートル堆積するのに約1万年かかると聞くので、5メートルの地中から出てきたイワオは、5万歳ぐらい。」とのこと

白レンガ窯で高温調理したグリル料理が売りで目でも舌でも楽しめます。

ディナーのグリル料理
モーニングのプレート
レストランのみの利用も可能なので気になったかたはぜひ!

今回は 「ガレリア御堂原」 をご紹介しました。
見どころたくさんあって
建築好きなかたは1日ではたりないかもしれませんね。
気になったかたはぜひ泊まってみてください!


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