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もっと書こう、エッセイを。


きのう「ぼーのは小説書かないの?」と、また言ってもらった。それ以前は、3〜4年前。きのうとは別の人にもそう訊かれた。それぞれの真意は分からないけれども、少なくともぼくが“小説を書けそう”と思われているのではないだろうか。やたらポジティブに解釈してみる。

しかし、きのうもそれ以前も「あーそうっすね〜」「書かないっすね〜」みたいに返してしまった。非常につまらない返事である。だが、ぼくの心に対して、嘘のない返事でもある。書こうと思えば書けるような気がする。でも、正直あまり書こうと思えない自分がいるのだ。


ここ2日の話だが、noteのYouTubeをよく見ている。きょうは「心に響くエッセイの書き方」という、もう1年以上前のイベントを視聴してみた。

エッセイを仕事(のひとつ)とされている方々が登壇されていて、そりゃ当然エッセイについての話が展開される。1時間半ほどの動画だが、興味のある方にはぜひ視聴していただきたい。

この登壇者の中で、ぼくは恥ずかしながらさえりさんしか存じ得なかった。が、イベント視聴を経てそれぞれのnoteを読みにいくと、とても面白さを感じられた。文章の巧みさだけでなく、自分自身の未熟さ、あるいはエッセイの可能性を見せつけられたような気がしている。そして今は、もっと良いエッセイを読んで、自分がもっと良いエッセイを書きたいと、そんな単純な想いが心に溢れているのだ。


あえて尖った表現をするならば、小説なんて書いている場合じゃない。ぼくは、日常のふとした瞬間を切り取るような、また新たな価値観を与えてくれるようなエッセイが好きだし、もっとその奥深さを学ばなくてはならない。自分自身の可能性を信じながら、そして疑いながら、気を改めて今後もnoteを書いていこうと思っている。


いつもいつもありがとうございます〜。