コミュニケーションの体系化。
2009年に設立された地域おこし協力隊は、知らぬ間に誕生から丸15年を数えようとしている。それなりの歴史を重ねた制度であり、徐々に世間へ広まりつつもあり、令和5年度時点の隊員数は7200人だという。
それだけの隊員がいれば、当然さまざまなデータが集まる。基本的に最長3年といわれる任期を満了した後の“進路”、そのひとつが変わらず地域に居続ける定住率、あるいは自ら起業する割合。またネットで出回るのは大概わるいニュースだなあと寂しい感覚も僕にはあって、すなわち地域に馴染み、そして