自己を啓発してみる

普段は小説ばかりなのだが、
最近アドラー心理学の「嫌われる勇気」を読み直している。

アドラーの唱える目的論は、結構すきだ。
原因論と目的論の話を初めて読んだときは目から鱗だった。

アドラー読んだことない人向けに、以下引用。

原因論とは、簡単にいえば、過去の出来事が、現在の状況を作っているとする考え方のこと。
アドラーはこの原因論を否定し、目的論を提唱しました
アドラーが唱えた目的論は、人は何かの目的があって、今の状況を作り出しているのだ、とする考え方です。

自分自身について考えるとき、
なぜこうなったのか、と考えると、
それらしい過去の経験を引っ張ってきがちだ。
それが見つかると考えることを終了してしまう。

だが原因より目的のほうが自分の答えを深く探しやすいと感じる。

例えば、わたしの場合、
「なぜこんなに自信がないのか?」に対しては
「うまくできた経験がないから」という答えにたどりつく。
うまくできなかった経験は山ほどある。

次に目的論ぽい考え方をしてみたい。
「何の目的があってこんなに自信がないのか?」と考えてみると
「自信がないことを正と考えている?
 ↓ 
 謙虚さ?
 ↓
 自信があると人に嫌われる、という思い込みがある?
 ↓
 自信がなければ少なくとも疎まれることはないと思う」
という着地になった。

わたしの目的は人に嫌われないことなのかもしれない。(アドラーにひっぱたかれそうな目的だ)

システムとかでない限り、原因など誰にもわかるはずがないと思う。

頭のいい詳しい人が怖い感じで突っ込んでくると嫌なので
アドラーの話はこのあたりにしておく。

興味のある人はどうぞ。


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