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交通事故から1年2ヶ月【人生の選択】


退職を考えるタイミング

 交通事故から、たくさんの経験をしてきた。
正直言えば、経験しなくていいことをいっぱい経験した。辛い、なにより痛い、痛みに耐えるのがきつい、ゴールが見えない。我慢しなければいけない生活を継続したことによって、めまいを引き起こしたりと悪循環になっていた。そんな中、退職を考えるタイミングはいつなんだろう。私は、後悔しない結論を出せる時がいつくるのか、考えていた時期を振り返る。



1.今まで考えたことがなかった

 今まで私は、この仕事をしてきて、退職を考えたことがなかった。子育てが大変な時期も正直あった。それでもこの仕事を辞める選択肢はなかった。なぜなら好きな仕事だから。この仕事をするのが当たり前で、私の生活の一部。仕事ができなくなる日が来るなんて思いもしなかった。
生活費を稼ぐためというのも、もちろんある。
働く環境が、とても良かった。人にも恵まれて、楽しくて、仕事に行きたくないという日は、1日もなかった。だからこそ17年辞めないでここまで、来たんだと思う。
それが、交通事故にあってからは、体調が悪い日がありすぎる。後遺症により、日々葛藤していた。
なんのために痛み止めを内服するのかもわからなくなり、
なんのために働いているのかもわからなくなってきていた。

2.退職を考えるタイミング


 今まで4回の休職を経験し、退職を全く考えていないわけでもなかった。
ただ、いつも頭をよぎるのは、
産業医やリハビリの方からのアドバイス。

『コンディションが悪い時は、人生の大きい選択は、しない方がいい。
退職を考えるにもコンディションがいい時に考える。』

ということだった。

言ってくれる意味はよくわかる。

【気持ちが落ちている時に退職を考えた場合】

•選択した答えに後悔する可能性が大きい。
例:退職を選択しなければよかったと後悔するかもしれない。
『やっぱり、退職は、や〜めた‼︎』
と、簡単に覆せない。



•視野が狭くなる
他の選択肢を考えれなくなる。
悪いことばかりに目がいく。

•冷静な判断ができない
気持ちも、落ちている時期には、
物事を冷静に判断できない。判断能力が落ちる。
最悪な結論に考えがいきつく。

とにかくコンディションが悪い時ではなく、
いい時に考えた方がいい。
と何度もアドバイスをもらっていた。




3.いつ考えたらいい?

 アドバイスをよく理解していた。
だからこそ、退職が頭をよぎるたび、
今ではない。
今、結論を出すべきではない。
そう思っていた。
その反面•••、じゃあ、いつなの?
いつ考えたらいいのかがわからなかった。
なぜなら、
少しでも調子が良ければ
昼までは働ける、
なんならまだ延長して、働きたいという
欲が出てきていた。
退職には結びつかなかった。
交通事故から後遺症が辛く、
体調が、元には戻らないからこそ、結論を出すタイミングが本当に分からなかった。
そして、私はいつ結論を出すことができるのか?
結論を出した時、後悔しない選択ができるのだろうか。全然先が見えていなかった。


4.おわりに


 交通事故から日々体調が悪く、退職を考えるタイミングが本当にわからなかった。
私は、ただ普通に仕事がしたいだけ、
今まで通り働きたいだけなのに、
交通事故から、普通には仕事ができなくなってしまった。
後悔しない選択が私にできるのか。また、結論を出すタイミングはいつなんだろうとこの時期は、答えが全くみえていなかった。

そんな時、夫の言葉で私の心が動き始める•••。

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