Nobita

ゲーム開発者が 遊んだゲームの記録と、その分析をまとめるところ

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ゲーム開発者が 遊んだゲームの記録と、その分析をまとめるところ

最近の記事

ASTROBOT

■ゲーム内容 ソニーが贈る超王道3Dアクションゲーム PS5を買ったらまず遊ぶべき珠玉の一本 ■感想 これはよくできてる・・と思わされるゲームは年に数本出るかどうかという所だが…その中の1本。歴史に残るレベルの傑作アクションゲーム。 他は無い新しいゲーム性があるというわけではないが、完成度が非常に高く隅々までこだわり尽くされた無駄のない完璧に近いデキだと思う。 ・触り心地が非常に良い アクションを発生させたとき、敵を倒したとき、謎と解いたとき、何をするにしても非常にリアクシ

    • ドラえもんのどら焼き屋さん物語

      ■ゲーム内容 どら焼き屋さん経営シミュレーション ドラえもんだけでなく、あらゆる藤子・F・不二雄プロ作品のキャラクターたちが登場する。 ■感想 ゲーム性としては良くも悪くもカイロという印象。ゲームサイクルに慣れてくると中毒の様にやり続けてしまう魅力がある。 なぜやり続けてしまうのか?それは「こまめな目標設定」「常にやる事がある」の2点だと考える。 「こまめな目標設定」について、常に少し先にゴールラインが設けられていてそこに対して頑張る。するとまた新しいゴールラインが見える範

      • 黒神話:悟空

        ■ゲーム内容 西遊記の後日談アクションアドベンチャー 操作するのは孫悟空・・・ではなくその意志を継いだサル ■売上情報 ・Steamの売上ランキング1位を獲得、2週間で1800万本突破 ・同時接続数はパルワールドを抜いて歴代2位の222万人を記録 ・売上の90%近くが中国が占めている模様。日本は1% ■感想 よくありそうな普通の3Dアクションゲームという印象。 出来が悪いわけでもないが、このゲームでしか得られない体験があるわけでもない。 死にゲーで何度も挑戦して攻撃パター

        • OVERCOOKED!2

          ■ゲーム内容 多人数協力型のハチャメチャ料理シミュレーションゲーム。 特に「協力」にスポットライトを当てたゲームデザインになっていて、例えば一人が包丁と焼きを担当し、もう一人が提供と皿洗いを担当する。 次々と入るオーダーに対して、手分けしながら全速力でタスクを捌きまくる。 ■感想 遊んでいると、つい「焼いて!」とか「投げて!」とか「燃えてる!」とか声が出てしまう。ハチャメチャになりながら協力してタスクをこなしていくのが非常に楽しい。 ▼良い点 ・失敗しても、効率よく進めるに

          Slay the Spire

          ■ゲーム内容 デッキ構築型のRPG ゲームを始めるたびに元の状態に戻るのでローグライクでもある。 入手できるカードは完全ランダムではなく3枚のうち1枚を選択する形式のため、手持ちと見比べながら選択し、デッキを構築していく。 ■感想 面白い!もっと早くプレイしておけば良かった。 ▼良い点 ・このゲームは下駄を履かせる事ができない。つまり何度プレイしても強くはならず、毎回必ず0からスタートする。故に遊ぶたびに自分の成長を感じられどんどん楽しさが加速していく。止め時が無い。 ・

          Slay the Spire

          Cataclismo

          ■ゲーム内容 サンドボックス要素で楽しむ防衛RTS 昼間は、人やモノのリソース管理しながらブロック状の城壁を組み上げて、夜になると大量に押し寄せてくるモンスターとの防衛戦を繰り広げる。 ■感想 RTSらしいリソース管理の遊びを行いながら、手動でブロックを配置していく必要があるため、やる事が無限にあり忙しい。 昼間の準備時間を無駄に過ごすと、夜の防衛戦で辛い目に合ってしまうため、ひたすら街を発展させていき、気づいたら時間が溶けている・・というゲーム。 ▼良い点 ・良い感じに

          INSCRYPTION

          ネタバレありで書きます。 ■ゲーム内容 よくできたデッキ構築型のカードゲーム……………だけと思いきやメタ表現たっぷりのARG(Alternate Reality Game) ■感想 独特な雰囲気も目を引くし、ルールもシンプルで分かりやすい。 よくできたカードゲームだな。と思った。 が、それは序章に過ぎず、ゲームを進めるにつれて恐怖や驚きといった感情が目まぐるしく変化した。 実写表現もうまくゲームシステムに組み込んでおり、後半はドラマを見ている、いや追体験しているような感覚

          INSCRYPTION

          Potion Craft: Alchemist Simulator

          ■ゲーム内容 錬金術師となりポーションを作成するゲーム。 回復させたり強化さたりする様々な効果を持つポーションを作成して売り、利益を出し、素材を購入しさらに強力なポーションを作成し・・を繰り返しながら錬金術師の道を究めていく。 ゲームデザインを一言で言うなら、 「移動パーツを組み合わせる位置合わせ遊び」といったところ。 ※移動パーツとはポーション作成に使う素材の事。素材ごとに辿れるルートが決められている。 ポーション作成画面では地図のような見下ろし型のフィールドが広がって

          Potion Craft: Alchemist Simulator

          ペーパーマリオRPG(Switch ver)

          ■ゲーム内容 元は2004年に発売されたゲームキューブのソフト。グラフィックや一部遊びやすさが向上している。 ペーパーマリオシリーズの2作目で、前作マリオストーリーのゲームシステムを引き継いだ正当続編。 ■感想 オリジナルのゲームキューブ版はほとんど遊んでいないので初見となる。 又、前作マリオストーリーからの進化という観点での感想です。 今作もちゃんとクッパにもスポットライトを当てている事が個人的には好ポイントでした。 ▼良い点 ・前作と比べてレベルアップしやすくなってい

          ペーパーマリオRPG(Switch ver)

          8番のりば

          ■ゲーム内容 異変を見つけて「対処」して進むゲーム。 前作の8番出口の流れを汲む作品だが、やや趣が異なる。 ■感想 前作と比べるとホラー要素を明確に強めている 作者が作りたかったのはこういった作品なのかもしれないと感じた。 ▼良い点 ・さくっと短い時間で遊べる(20分ぐらいでクリア) ・おじさんが続投している点 ▼改善できそうな点 ・前作の良い部分が消えてしまった。 前作でよかったのは、自分の記憶と勘を頼りにして「これは異変だ!」or「異変はない!」と迷いに迷ってから判

          8番のりば

          HELLDIVERS2

          ■ゲーム内容 民主主義の下、自由のために戦うPvE TPS ことあるごとにNPC達が「民主主義」というワードを叫ぶが、深く考える必要は無し。 ■感想 ゲーム全体に漂うB級映画のような雰囲気がたまらない。 ▼良い点 ・とにかくテンポ感が良い 短い時間でミッションを達成し即座に帰還。 敵のHPは低いが数が非常に多く、とにかく撃ちまくり倒しまくるのが気持ちよい。 その反面、自分もすぐに死ぬ。しかしすぐに代わりのダイバーが補給される。この命の扱いの軽さがB級映画をさらに醸し出して

          HELLDIVERS2

          バニーガーデン

          ■ゲーム内容 パンチラの角度とお酒の値段が比例するギャルゲー バニーの恰好をした可愛い女の子が居るガールズバーに通い、好感度を高めて最終的には付き合っちゃえる恋愛シミュレーション。 ■感想 アイディアとは数ではなく質である。そう思わせてくれた作品だった。 ▼良い点 ・後ろの棚にあるお酒を取ろうとしてかがむ際に発生するパンチラが楽しめる。高いお酒ほど下の棚に置いてあり、屈む角度が大きくなってパンチラ面積が大きくなる・・というクレイジーなシステム。 特筆すべきはこの1点のみ

          バニーガーデン

          RIMWORLD

          ■ゲーム内容 SFサバイバルシミュレーションゲーム 惑星に不時着したクルーたちに宇宙船を作らせ脱出させる事が目的だが、脱出せずに快適ない住空間を作り続けるだけでも良い・・らしい。 ■感想 脱出するまで遊ばなかったので薄いレビューになる。 プレイ時間は5~6時間ぐらい。 ▼面白いところ ・プレイヤーを操作するタイプのサバイバルゲームと比べると、複数人に指示が与えられあと見守るだけなので、短い時間でたくさんの成果を出すことができ、進捗感をより感じられる。2,3倍速モードも標準

          Cuisineer(キュイジニア)

          ■ゲーム内容 レストラン経営SLG × ダンジョン探索アクション ダンジョンに潜り敵を倒して素材を集め、素材をもとに料理を提供してお金を稼ぐ。そのお金で装備品を強化してさらに深いダンジョンに潜り・・・を繰り返すゲーム。 ■感想 SLGパートもアクションパートも目新しさは無いものの安定して楽しめる良作という印象。 ▼良い点 ・キャラが可愛い&世界観が素敵 ・ダンジョン探索はさくさくとテンポよく進む ・料理がおいしそう ▼改善できそうな点 ・目標が分かりづらい SLGで重

          Cuisineer(キュイジニア)

          Skul The Hero Slayer

          ■ゲーム内容 魔物側が主人公のローグライク2D横スクロールアクション ザコの中のザコ、スケルトンを操作して、勇者たちに挑む! ■感想 playStationPlusにて無料公開されていた本タイトル。 遊んでみたところ、テンポの良いゲームサイクルでサクッと遊ぶ分にはちょうど良い一本だと感じた。 ▼良いところ ・失敗し続けても少しづつベース能力強化していく事により、リアル経験値とともに成長を感じられる。苦戦していたステージが楽にクリアできるようになった時は気持ちよく感じる。

          Skul The Hero Slayer

          RISE OF THE RONIN

          ■ゲーム内容 あのペリーが登場する!? 幕末オープンワールド侍アクションゲーム。 ■感想 教科書に出てきた偉人が次々と登場するのが面白い。学生にも受けがいいんじゃないかなと。冒頭からいきなりペリーがボスとして登場したり、やたら強い坂本龍馬と共闘したり。日本人にはとても親近感の沸く題材だと思う。 アクションもそれなりに楽しい。基本的には敵の攻撃をタイミングよく△で跳ね返して〇で切りまくる。の繰り返しだが気持ちの良いアクションゲームに仕上がっていると感じた。 最初のキャラメイ

          RISE OF THE RONIN