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8番のりば

■ゲーム内容
異変を見つけて「対処」して進むゲーム。
前作の8番出口の流れを汲む作品だが、やや趣が異なる。

■感想
前作と比べるとホラー要素を明確に強めている
作者が作りたかったのはこういった作品なのかもしれないと感じた。

▼良い点
・さくっと短い時間で遊べる(20分ぐらいでクリア)
・おじさんが続投している点

▼改善できそうな点
・前作の良い部分が消えてしまった。
前作でよかったのは、自分の記憶と勘を頼りにして「これは異変だ!」or「異変はない!」と迷いに迷ってから判断するところだったのだが、
今回は異変が無い場合というのが存在しない。前に進むか、対処して進むかのどちらかで、対処して進む場合は明らかな異変が発生する為、己の判断が正しいかどうかのドキドキ感が消え失せている。
前作は何故ウケたのかが分かっていないまま続編を作ってしまったのかと感じる。もったいないなぁ。
代わりに導入されたのがタイミング良く移動してよけたり、人に当たらないように進むアクションゲームっぽい要素。あえてユーザーの求めているものを作らないクリエイティビティなのかもしれない。

前作を端的に説明すると「記憶力を頼りにして攻略する間違い探し」だと考えている
その遊びを広げるなら、アハ体験のようなリアルタイムに変化する要素を入れたり、法則性を持たせた変化を取り入れる等、広げられる余地はまだあるのではないだろうか。

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