『惑星クローゼット（全４巻）』つばな（著）
第1巻の内容紹介: ある日、女子中学生の愛海は見知らぬ世界で巨大な怪物に襲われる夢を見る。そしてその世界には愛海に助けを求める、同年代の少女フレアが居た。「夢の中の出来事」と目を覚まして学校に向かう愛海だが、その日以来眠りのたびに“あの世界”へと迷い込む――。異才・つばなが描く「百合×ＳＦサバイバル」！
完結したのでまとめ読み。まとめて読むと不気味さ１０倍増しだし、伏線も覚えてられるしで大満足。
ある日、主人公が眠ると見知らぬ惑星（化け物アリ）で目覚め、同じく遭難してるっぽい女の子と出会い、帰還を目指す、というお話。可愛さ、ギャグ、ホラーが同居するのは、さすがつばなという感じ。この ↓ 表紙から、
こんな ↓ ホラー展開びっくりするわ。ぎゃあーッ！！ だわ。全編通して結構人も死ぬし。
第七女子会彷徨の８巻に似た話があり、あれも大層切なかったなぁなどと思いながら読みすすめるが、不気味度は今作のほうが上だし、なにより構成が凄まじい。作者も語っている通り、最終巻が度肝を抜く展開。
あらためまして第４巻明日発売です！ ３巻まではほぼネタふり？で、４巻で色々巻き起こります。たぶんちょっと不思議な読書体験ができるのではないかと思います。まだ読んだことのない方も是非、よろしくお願いいたします！🙌🙏 https://t.co/31IkzYdbb4 pic.twitter.com/1wBWfLKJvS
— つばな★惑星ク④(完) 発売中！ (@tsubanan) April 23, 2020
エピローグ始まったな、と思ったら、ここからが本編でした、という素で声を出して吃驚展開で、その内容がまたエグいし素晴らしい。めまいがした。二人が一段と尊く見えるよ。
ただのループではなく、積み重なっている所が怖すぎる。
そして、絵のメッセージを送ってきたのは誰か？ を考えるとア゛ア゛ア゛となってしまう。つばなさん、えぐいです。
そしてまたラスト１Pが不穏。ただのUMAであってくれ！
【おまけ】
つばなファンとしては、第七女子会彷徨の謎ガジェットのネタばらしが地味に嬉しい。なんぞ便利グッズなんだろうな、とは思っていたが、案外普通の道具だったな（笑）（裏で政府に通信してそうだが）
あ！ そういえば、因みにコレです！ コレがなんなのかこのマンガで初めて言うという。ｗ https://t.co/ijQqVJWQiq pic.twitter.com/RQ7qd8wYii
— つばな★惑星ク④(完) 発売中！ (@tsubanan) February 7, 2020
第七女子会彷徨 は半額セール中で強烈にオススメ。
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