NOBEL ZENON

将来の夢は思想家か夢想人。 退屈な日常に革命を。 ※当チャンネルで配信するコンテンツは…

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将来の夢は思想家か夢想人。 退屈な日常に革命を。 ※当チャンネルで配信するコンテンツは全てフィクションです。

マガジン

  • おふざけ集

    くだらん、つまらん、けしからん。

  • 小説集_(一旦)作成済み

    虚構集合体

  • 即興哲学

    即興哲学 各回まとめ

  • 回想録

    回想録 各回まとめ

  • 教育×ビジネス

    先に言っておきます。このマガジンに入っている記事は全てフィクションです。 嘘かもしれないし本当かもしれません。 なぜそんなことを言うのか? それはこの記事は全てAIによって生成されたものだからです。

最近の記事

解に落つ #04

#04:内田 充 俺には、何もない。 突出した才能も、能力も、 輝かしい功績も。 何もない。 人生は退屈だ。 今現在大学2年に至るまで、親友も恋人も1人としてできたことはなかった。暇な時間は全て勉強に費やしてきた。そこで得たものは大学入学の切符だけで、他に得たと感じたものは特になかった。 大学に入って一か月が経つと、ここでは自分の退屈を消失させてくれるようなものは無いということを悟り、頭を切り替えて外部に働きかける、つまりインターンに行きまくることにした。IT系のベンチャ

    • 僕と空間の向こう6千フィート 予告

      ここはどこでもないどこか。 君はずっとこの世界にいる。 「久しぶり…ノル。元気にしてた?」 「あははっ!ノル君顔にクッキーついてるよ」 「みんなずっと友達でいようね」 逃げるな 「もうここには居られない」 「なんでこんなことになったんだろう…」 元の世界に戻れ 「…ノルならわかってくれるよね?」 「君はずっと、独りだよ」 「もう…戻れないよ」 「このままで…本当にいいのかい?」 「また逃げるの?」 「真実を隠す度に、闇はより一層深さを増す」 「君も

      • 家のトイレの手洗い管からの取水は許されるのか?

        要約この論文ではトイレの手洗い管、すなわち手洗いの為にタンクの上に設置されている管から流れる水を取水することによって今後のトイレの使用に影響を与えるか否かをトイレの構造を調査することにより、結論付けることを目的としたものである。調査の結果、手洗い管からの取水はトイレの使用に対して特に影響を与えないことが判明した。本文では、その結論に至った具体的な根拠を提示する。 本文まず、トイレの手洗い管からの取水によって起こると思われる影響を想定した。 想定し得る影響①:手洗い管からの

        • 解に落つ #03

          #03:佐藤 瑠波「佐藤さんって男の子っぽいよね」 これまでの人生で何百回と言われるこの一言。 友達に、出会った人に。 僕はいつも曖昧な返答をしてしまう。 男の子でいたいと思ったことは無い。 僕はただかっこいい自分でいたいだけなんだ。 女とか男とかどっちでもよくない? 僕の家族は…お母さんはちょっとまだ僕のことが分からないみたい。小さい時からたくさん迷惑をかけてきた。小さいときお母さんは僕がかっこいい車のおもちゃで遊んでいたり青のランドセルを買いたいとせがむと「どうしてあな

        解に落つ #04

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        • おふざけ集
          15本
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          14本
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          65本
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          13本
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          12本

        記事

          解に落つ #02

          #02:笹緑 華菜私が外を歩くとき、私はどんな風に見られているのだろう。 私は常にそれを気にしている。 私は「この人とは継続的な関係が続くだろうな」と思うとその人に必ずこう聞く。 「ねぇ、私ってどんな風に見える?」 大抵は 「どうって........」 と言われ回答に困ったような表情や他人に助けを求めるような表情をされる。 その後少し待つと 「う~ん。真面目そう」 と言われたり 「ちょっと暗そうに見える」 「ちゃんと努力してそう」 「几帳面な感じ」 と言われる。 それで、私は

          解に落つ #02

          解に落つ #01

          #01:柊 縁 僕がSと出会ったのは大学のお見合いサークルに参加した時のこと。 「おい、お前童貞だろ?」 初めてSに言われた一言がそれだった。 SはSexyとSexのSを取った。ここでは僕は彼のことをSと呼ぶことにする。 Sは将来、日本人の彼女の作り方を全てパターン化しAIと独自の理論を活用したマッチングアプリを作ることで富豪に成る。だが、当人の女遊びは激しく世間からは冷たい目で見られ、そのうち自分の起業した会社から縁を切ることを余儀なくされる。 だがそれはまた別の話。

          解に落つ #01

          こうして勇者は闇堕ちする_Link集

          こうして勇者は闇堕ちする_Link集

          こうして勇者は闇堕ちする_第三部

          「ヴィルヘルム様。リュート・エバレットが謁見に参りました」 「通せ」 中から声が聞こえ、扉が開く。 王の前に跪く。 「400年前、世界は突如闇に包まれた。しかしこのレイト王国は特殊な結界を張っていたことにより、辛うじて生き残ることができた。そしてなにより、代々この国にて継承されていた『勇者』を守ることもできた。じゃが…」 王は深く息を吐く。 「リュート。そなたも知っての通りこれまで『勇者』は常に非業の死を遂げておる。諸悪の根源は全てあの魔王シューヴェルトにある。奴が大地を枯ら

          こうして勇者は闇堕ちする_第三部

          こうして勇者は闇堕ちする_第二部

          「ここが噂の迷宮かぁ~」 僕の名前はヨナト・ニーチェ。風属性。 今日は、とんでもなく強い魔物がいると噂の迷宮にやってきた。 パーティーには火・土属性の前衛ディンキーと水・光属性の中衛ヲリがいる。 楽しみだなぁ~どんな魔人がいるんだろう。 !(*^▽^*)!ワクワク!ワクワク! 「なんでお前はそんな楽しそうなんだよ!」 すかさずディンキーが突っ込んでくる。 「まったく…ディンキーは真面目過ぎるんですよ。ほら!もっと肩の力抜いて~抜いて~」 「抜けねぇよ!逆にこわばっちまうよ!お

          こうして勇者は闇堕ちする_第二部

          こうして勇者は闇堕ちする_第一部

          仕事帰り。 今日もしっかり残業して会社から満員電車に乗って夜風に当たりながら俺,只野蒼佑(39)は家に帰ろうとしていた。 仕事が忙しくなる一方、課長どまりの俺のモチベーションは徐々に低下する。ただ日々を淡々と過ごす毎日。そこにやりがいや楽しさはない。そんなものはとっくの昔に捨てていた。 39歳。もう39歳っすよ。独身です。「かっこいい」とちやほやされていたのはもう10年20年も前の話で最近は社内で結婚の話になると異物混入の扱いあるいは腫物のように扱われる毎日です。 なんで生

          こうして勇者は闇堕ちする_第一部

          起こり得る未来

          子供から大学生の間は普通の学生生活を過ごした。いつも独りぼっちで過ごす。友達なんていない。いてもみんな疎遠になった。そのくらいの親密度の友達。はたしてそれを人は友達と呼ぶのかそうでないのかは自分にはわからなかったが、自分は彼女らの事を知人ではなく友達と呼ぶことにした。毎日物語を見たり読んだり買い物をして授業をテキトーに受けて過ごしていたけど気分は最悪で何も楽しくないただただつまらない日々が無性に過ぎて行った。 やりたいことなんて特になくてテキトーに履歴書書いてエントリーシート

          起こり得る未来

          月灯りの下で_Link集

          月灯りの下で_Link集

          月灯りの下で

          さゆりは過度な運動はできないとのことから僕らは水族館や映画館など、観賞を楽しむ場所に行った。時には二人で有名な図書館にも行った。 2か月すると僕もようやくさゆりの要望通り、敬語を使わず、「さゆり」と彼女のことを呼べるようになった。 ある日僕が 「こんな日がずっと続くといい」 と言うと、さゆりは 「不確定な未来に身をゆだねること。それを人は希望と呼ぶんだよ、凪人」と言った。 今日は水族館でデートをしていた。 魚の泳ぐ姿もどことなく非日常的な感じがして悪くは無かったが、それにも

          月灯りの下で

          [主観で語る]ルックバックを観た感想とかその他色々(メモレベル)

          ※この記事は映画「ルックバック」のネタバレを含んでいる可能性が高いですが、このネタバレは映画の価値を下げるものではなくむしろ上げるものであるため、多分大丈夫だということをご了承したうえでお読みください。 あとメモのような形で書いているので文体も統一してないです。 映画を見る前まで 昨日、約八年ぶりに映画館に行った。観てきた映画は「ルックバック」 YoutubeでPVを見た時から観に行こうかどうか迷っていたが仕事のない休日はたまらなく退屈だということに近頃うんざりしていたの

          [主観で語る]ルックバックを観た感想とかその他色々(メモレベル)

          帰宅部

          「さようなら」 「さようなら」 号令が終わると僕は一目散に教室を出る。 走って階段を降りて、先生がいないときは廊下を走り、下駄箱でスリッパから靴に履き替えて校門をダッシュで出て駅まで急ぐ。 高校2年生。所属部活動:帰宅部。活動内容:帰宅すること。 嗚呼、帰宅部って素晴らしい。 確かに友達はできない。 確かに学校はつまらない。 それでも、いや、だからこそ早く帰ることができるというのは素晴らしいことなのだ。 好きなことは何ですか? 「帰宅すること」 好きな言葉は? 「帰宅」

          いってきます。#1

          「いってきまーす!」 (孝介が勢いよく玄関の扉を開けて駆け出す) 「孝介?傘忘れてるわよ!」 「あ!しまったしまった、今日は帰りに雨が降るんだった」 (孝介が戻って傘を受け取る) 「もう....」 (お母さんが笑う) 「気を付けてね。いってらっしゃい」 「いってきまーす!」 「ちょっと....ちょっと孝介!?どこ行くの?」 「うるさいな。どこだっていいだろ!?」 (孝介が玄関から外へ駆け出す) 「....じゃあ、行ってくる」 「孝介。試験。頑張ってね。これまで孝介はこんな

          いってきます。#1