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3度目の浄化旅

3度目の東京浄化旅は、その後すぐに、渋谷と新宿の境目にあるゲストハウスで行われました。

そこで、後にわたしがとてもお世話になるUさん(後に詳しく記しますが、今はまおさんと縁が切れています)と出会います。

そこで、てんてんさんとUさんが、みなさんにご飯を振る舞ってくださいました。
それがあまりにも美味しく、お代わりをせがむ私にUさんは「人数分しかない」と言ったのですが、わたしは引き下がりませんでした。
そんなわたしに、てんてんさんは困った様子で、少し分けてくださいました。

Uさんは最初、
少ない費用で人数分作ったご飯をお代わりしようとするわたしを、「なんだこの子!」と思ったそうです。

当時の私は常識や思いやりがなく、空気を読むという概念すらありませんでした。
お恥ずかしながら、たった数百円の材料費を出すのも惜しんだくらいなのに、しっかりお代わりはする。
まさに「自分さえ良ければいい」という言葉の権化です。
これも全て、親の人柄と育った土地に影響を受けていたようです。

師匠である七条氏の指導を10年以上受けた結果、
人並みの生活ができるくらいにはなりました。

仕事で人の教育をすることがあるのですが、性格のクセが強い人でも、相手にとって最適な方法を見つけて、仕事でなんとかやっていけるように教育しようと考えられるようになってきたのは、
自分自身がかつて社会不適合な人間だったからなのだと思います。


画像提供元:https://instagram.com/muratantan0111?igshid=YmMyMTA2M2Y=  村田征人様

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