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24歳2ヶ月、直腸癌と診断される

こんにちは。はにゅーだです。

2021年11月22日に大腸(直腸)に悪性腫瘍(癌)があると言われました。直腸癌ステージⅢb。私は現在24歳、まさか自分がなるなんて思いませんでした。これまで体も比較的丈夫だったし、私の周りに癌の身内がいなかったので私は勝手に癌にはならないと思い込んでいました。

病院に行ったきっかけは、血便、便秘が酷くなって友人に相談したら「変な病気だったら大変だからとりあえず病院に行きな」と言われたことでした。

初めは痔かな?と思って薬局で市販されている塗り薬を買ってみたり、すぐによくなるだろうと思ってだいぶ放置していたんです。でも便意があるのに便が出ない状況が続いたり、下痢をすれば血が出る状況が続いたので軽い気持ちでバイト帰りに家の近くの消化器内科へ向かいました。

診断結果、「これは痔じゃない。別のものなので来週早いうちに大腸カメラやりましょう」ということになりました。

そして検査3日前から食事制限、当日下剤服用、絶食して病院に向かいました。先生がカメラをお尻の穴から入れていくと物凄く痛い。息ができないくらいジタバタして看護師さんに押さえつけられたのを覚えています。すると先生が「今ってお一人暮らしですか?」「両親は近くに住んでますか?」「呼んだらすぐ来られますか?」と聞いてきました。。

「うん、99%癌だね、見た感じ2年前くらいから」

聞いた直後、ショックというか、「まさか、私が?なんで?」という気持ちの方が大きかった。訳もわからずその後涙が流れました。2年前からって22歳の時から?どのくらい進行してるの?私は頭の中にハテナとショックが入り混じったとても不思議な感じに。。

大腸カメラの検査着から私服に着替える時に看護師さんに、「このタイミングで親に連絡できれば電話越しに一緒に先生の話を聞いてもらっても大丈夫」と言われました。月曜日のお昼過ぎ、両親とも仕事で何回かかけても電話はつながりませんでした。そして、もし電話が繋がっていてもあの時はまともに話せていなかったかもしません。「大きい病院を紹介するからこのままそこで精密検査を受けてほしい」と先生に言われ3駅ほど離れた大学病院に行くことになりました。

上京組の私は一人暮らしで親がすぐに駆けつけてくれるという状況ではありませんでしたが、検査の結果を心配してくれていた友達と連絡をとり平日でしたが仕事を抜けて病院まで一緒に行ってくれることになりました。本当にありがとう!多分1人だったらずっと泣いてしまっていたと思う。友達が来てくれたおかげて少し落ち着けました。

大学病院では、血液検査、尿検査、CTスキャンをして他の場所に転移していないかを確認しました。CTの結果待ちの時間は本当に長かった・・・

検査結果、「CTで見る限りでは他の臓器に転移はしていなそう」とのこと。ひとまず安心でした。先生に「手術すれば治る」とも言われました。思わず診察室で友達と顔を合わせてしまいました。だけど念のため「MRIも撮ってください」と言われ翌日撮影。特に目視できる腫瘍はないとのことでした。でもその時点でステージいくつとは言われませんでした。

癌宣告された翌日に両親が地元から駆けつけてくれました。流石にびっくりしていたようで、後やっと電話で話せた時、他の臓器に転移してなかったと伝えた時には泣いていました。(そりゃそうか?)

私はというと、自分のことなのにそうじゃないような、まだ信じきれていない、周りの方が心配しているという状況でした。この記事を書いている現在は手術も終わって落ち着いた頃に書いているのですが、今でもそんな感じです。

今回はここまでにします。次回は宣告されてから入院までの二週間の間にあったことを書こうと思います。

闘病日記

続く

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