似たもの同士

「私たち似たもの同士だね」
誰にも分かりっこないくらいの
あまのじゃくで愛を伝え合ってる
でも通じ合ってる
嘘と呼ぶべきの言葉も真実にするよ
押し殺すこともなんだかワクワクしてる
これが理性ならば
なんだか温かいものだね
不安を口にするたび幸せだから

触れた瞬間　離れられないことが分かった
知ってしまった
全部が勘違いなら笑ってしまうけど
泣いてしまうほどすべてが愛に感じる
こんなに厄介だと思ったのははじめてだった
これがただの偶然で
ただのときめきの方が良かったかも

麻薬だとか陶酔だとか
息が出来なくなるまで溺れてるだけなら
いつか覚めるのかな
君の目を見ても何も感じなくなるかな
そのときは幸せかな
トゲのある花のような関係を
美しさだけで片付けたりはしないよ
だけど今はただ君のことだけで心を満たしたい
君の好きな音楽とフレーズが響いてる

何もいらないなんて
何だか嘘っぽく聞こえてしまうなら
君に心のすべてをあげたい
だからすべてを分かったように見つめないで
すべてを確かめ合うまで
そのときまでもう少しだけ待っていて

時々思い出して笑い転げるような
幼稚さを　全力さを
そのくらいの愛を持ち続けていよう
それがどれほど難しいことか分からないけど
もう嘘をついたりしないから
すべてを包み込むから

君は今何を考えてるかなって
すべては分からないから　それでいいから
それでも「私たち似たもの同士だね」