【詞】狭い 広い
狭い 広い
情景の奥で ボートを漕いで
テレビの砂嵐の向こう側
子どもの頃の僕が
天井の模様を眺め
一喜一憂しているから
懐かしくも
新しく思って
目覚めたら 冬の空気は
飄々という感じで
勇魚のような雲が見えたら
世界はきっと
狭いようで
広いような
その連続を
描写するようで
それをまた
抱擁する
詞の新作です
自分の詞には、○○を漕ぐ という文章がよく出てくるように思います
崎山蒼志さんの 狭い広い街 という音源化されていない楽曲から、タイトルや詞をイメージしました
8月のライブで久しぶりに演奏されたと聞き、うれしかったです
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