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[エッセイ集]カラスや生活感


今回は、詩集に続いて
エッセイ集を作ってみました。

今までに投稿した6本のエッセイと
タイトルにもある"カラス"に関するエッセイを
新たに1本書き下ろし、
合わせて7本の話を収録しています。

このエッセイ集を通じて、
自分のnoteに興味をもっていただけたらうれしいです。

日頃の気付き

雲を見てると、
形が生き物に見えたり、食べ物に見えたり、
そういうこと、よくありますよね

自分も、雲を見ていると、
形によってまるで
雲の上に神殿や建物があるような
そこに国があるような
そして人々が住んでいるのでは?
..と、ファンタジー的な想像をしたりします。

他にも
自動車を前から見ると顔に見えたり、
鳥の鳴き声が、なにか喋っているように
聞こえたり、
日常を過ごしていると、
色々な物や聞こえてくる音に
様々な想像を膨らませることが多いです。

そういうことを
創作にも投影することもあります。
今になっては
なつかしいと感じる子どもの頃のこと、
あれは何だろう?これは何だろ?
と不思議に感じた物も、
当時を思い返して文章にしてみたり、
また、今でも想像を膨らませる
"ロマン"のようなものを、書き起こしたり、

そのような日頃思ったり、感じたりする
"はてな"な物、想像を膨らます物も
創作を支える
たいせつな存在なんだと
感じます!


夕方のバス

バスに乗っていると、
物思いに耽ることが多いのですが、

YouTubeで音楽を再生しながら
窓の外の景色をながめる日もあります。

バスに乗っているときは、
ちょうど夕暮れ時で、

日没の様子が見れたり、
綺麗な夕空を見上げたり、

そんなノスタルジックな
時間帯なのです。


そんなとき、音楽も自然と、
この景色になじむ、ゆったりとした曲や
ノスタルジーな歌を選んで、

この景色にひたろうかな(o^^o)
リラックスしようかな(o^^o)

といった気もちになります。

"エモさを感じてる" といっても
いいのかもしれません

夕方の寂しくも優しくも感じるような
景色が"エモーショナル"で

そのエモさに自分もひたりたい!と
音楽を聴くのだと、
そうも思います!

それがまた良いのです!
楽しいのです!

寂しげに感じる夕方も
そうして歌を再生することで、
頭のなかで しずかにひたってみたり、
リズムと踊ったり、

それもまた良き生活の一部です。


そんなエモさを感じては、
夜になってテレビを観て
面白くて笑ったり、

そうした積み重ねも
たいせつな暮らしの一部分と、

自分は思っています。


夕方の過ごし方はそれぞれ違いますが、
楽しさをいつも側に
生活を送りたいです!


季節と音楽

季節を感じる音楽
良いですよね!


色々な曲がありますが、


フジファブリックの"若者のすべて"という
曲を聴くと
"夏の終わり"を感じますし、


サカナクションの"スローモーション"という曲を聴けば、
"雪のふる街"の様子を思い浮かべます。




"音楽"と"季節"は近い存在だな と個人的に思います。



メロディや歌詞のひとつひとつから 
その季節の匂いを感じとれる作品もたくさんありますし、


そうした曲を通し、
その季節のなかで過ごしている自分の様子を想像したりもします。




ひとつ例に
崎山蒼志さんというミュージシャンが

"夏至"という曲を The First Takeで
演奏している動画があるのですが、


ギターの表現力がものすごく
音色のひとつひとつから


向日葵、せせらぎ、夕暮れ、夜の暑さなど


夏のありとあらゆる情景が思い浮かんできます。


そうした季節の様々な感情や、
表情を映し出してくれる曲を知る度に、

自分も"季節"を創作で表現してみたい!
季節の香りまで伝わってくるような
そんな文章を作ってみたい! 

という気もちになります。




崎山蒼志さんは歌詞の表現力もすごく、


"夏至"を聴いていて
その感性はどこから来たのだろうか?  と
憧れたりします。


それぞれのミュージシャンによって
"季節"の表し方にも
違いや個性があって


それもまた音楽の楽しいところ

奥深いところだと感じます。


エアギター

音楽を聴いていると

手でギターやドラムを演奏してるマネをしたりします。


"挨拶"でも書きましたが、
自分は日頃、歌詞を書いているけれど
楽器に関してはほんとに出来なくて..

その歌詞を歌に出来ずにいるんですよね、


だからこそ音楽を聴くと
やっぱり歌詞も曲もかっこいいな〜 と
憧れます!


その憧れもあり、曲を再生しながら
ギターを演奏するマネをしてみたり
ギターソロで自分なりに
華麗に演奏をしているように
エアーで再現したりと

エアーで楽器を奏でてるマネをしてます。


エアギターって物ですね、


自分は ギターソロなどで
難しいフレーズをさらっと弾いてるみたいな
場面も憧れるので
そういう場面をYouTubeで再生しながら
マネしたりもします!


もしギターやピアノが弾けたら
このnoteに投稿した詞にも
メロディを付けて、発信してみたいな
と思いますね


自分的に、星野源さんの弾き語りのような感じで
歌を歌って発表してみたい というのが
目標でもあります!


星野源さんの曲と生活感

"エピソード"というアルバムが
すきです。

星野源さんの2ndアルバムです。
初期の頃の作品になりますね!

源さんの音楽を知ったのは、
"恋"が社会現象になった時で、
自分は"恋"のCDを繰り返し聴いてるうちに
源さんの過去の曲が気になり、
遡っていきました!


SUN、
くだらないの中に、
フィルム、
夢の外へ と、

源さんの昔の曲をつぎつぎと知り、
そして、曲の魅力に
自分はハマっていきました!

↑の曲はシングル曲ですが、
カップリング曲も気になるようになり、
YouTubeで
源さんのカップリング曲をcoverしている方を見つけて、

こういう歌詞やメロディなんだ!と知ったりもしました。


そしてある日、
自分はTSUTAYAのレンタルコーナーで
源さんのアルバムを借りました。

それが"エピソード"でした。

借りてきてから早速聴いてみました。


1曲目のアルバムタイトルと同名の
"エピソード"は、短い歌ですが、
楽器の音色に温もりを感じるような
曲になっています。


エピソードというアルバムは、そんな風に
日常のさまざまな部分
その部分のなかにある、温もりや
様々な感情を歌にして奏でているアルバムだと
自分は思います。

そして同時に、"すき"や"愛してる"という言葉を使わなくても、
日常のなかにある"愛"を表現したアルバムでもあると思います。

"くだらないの中に"という曲は
それを特に感じます。

歌詞に"すき"といった言葉は含まれないのですが、 
くだらなさのなかにある"愛"
何気なさの"愛" など

日常のなかに溢れる"愛"を表現した歌だと
思います。


アルバムの最後の曲である"予想"は
会えないほど遠くに行ってしまった人の歌です。

水面や空もある
どこかなつかしくなるような遠い遠い地で
今までのことに思いを馳せる

といった歌詞だと自分は解釈しています。


源さんは、エピソードや他のアルバムでも
生活を歌っている曲が多く、

聴いている自分もまた
楽曲を通して日常の近しい物や話などに
結び付けてみたり、

季節や日々が見せる多くの表情と
曲を重ねてみたりします。


暮らしていれば、なにかと悩むことも多い日々のなか、
時々、こうしたアルバムに戻ってきて
日々のなかにある
何気なく、さりげない愛しさ を感じたりする


そうした存在として、"エピソード"
そして源さんの曲をこれからも聴いていくことでしょう


そんな源さんと生活感の話でした!


カラスの話

バスを待っていたところ、
1羽のカラスが飛んで来て、
道をてくてくと歩いていた

人の目を気にすることもなく
その姿は堂々としていて、
街に適応しているのだな と
自分は思った。


そんなカラスが今度は
停留所の屋根へ向かって羽ばたき
屋根の上をとことこと歩き回っていた。

そして屋根の上に生えているコケのようなものを、口で摘んでは、
地面に向かって捨てるという行為を
繰り返していた。


"ただ捨てている"だけなのかは分からない、

その行為は、彼らカラスにしか分からないような
別の意味をもって、行っているのかもしれないし、
また、掃除のすきなカラスなのかもしれない、

そうした行為を見ている内に
気づけばバスの来る時間になっていた。

バスに乗る時も変わらず
カラスは屋根の上を散策していた。



カラスは頭が良いと言われたりする。

今日の自分はどうでもいいような気もちになっていて、

ふと、そんな話を思い出しては、

いっそカラスの知能と交換できたらな

などと思ったりして、

バスに揺られていました。


自分でも極端なことを言っていると
思っています。


続・カラスの話

(※カラスの写真が出てきます)

前のカラスの話からしばらく経って、

またバスを待っているときに
カラスがやってきて、
同じように道をてくてくと歩いていた。

今度のカラスは前とちがい、
停留所の屋根へ行くことはなく、

人間を観察しているかのように
ひたすらに歩いていた。



しばらくすると、白線の方を眺めるように
カラスはじっとしていた。

この白線の先には
バスが停まることになっている。

もしかすると、カラスもバスに乗りたいのだろうか?

などと、自分は心のなかで感じていた。



このように、バスの待っている間に
いくつかカラスの写真を撮ってみたが、

カラスは賢いので、
こっちに"ガア!ガア!"と言って
飛んできたりしないだろうか? と、

内心、ビビり気にカメラを回していた。
(それと人の目も気になる)



しばらくしてバスが来る時間になり、
停留所の方で待っていることにした。

すると、遠くの方でカラスが
今度はタクシーの前で
じっとしていた。


彼は、バスよりタクシー派だったのか.. ?..。

そんなことを思いながら
今日もバスに乗った。


閲覧ありがとうございます。

他にも詩を制作したりしています。
興味をもっていただけたら是非、こちらも

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