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【詞】空想

本当に思っていることはあえて言わなくていいよ
知らないことの一つや二つ、あってもいいから
眠れない方角に石を飛ばしてわすれてしまおう
砂漠みたいに朽ち果てた僕だけの頭の中

獣みたいな声が唸る夜、
宛ての無い暗闇を
蠟燭ろうそくだけで突き抜ける為の知恵を捻り出している
"そこには何も無い"
でも宛ての無い暗闇を
突っ立っているだけの理由はいくらもある

夢の中の自由さで
喧噪の真ん中に光が浮かべば、
怖いものは何一つ無いだろう
それはそれできっと楽しいだろう


行かなきゃ
すっかり霞んだ空に眩い策を編み込んでいく
空想だけ一人歩きでも
その背を追っていく

もどかしさもここでは燈
ラストシーンにも愛を込めて
空想だけぐっと握って
心の影を追っていく


行かなきゃ
晴れ間に向かう空にとっておきの知恵を編み込んでいく
一人歩きの空想を起こす
そこに行き交う電気の波へ

もどかしさもここでは光
ラストシーンにも愛を込めて
創造だけぐっと握って
余白の街を塗りたくっていく


何度目の夢を
何度目の夢を走る
何度目の夢を
何度目の夢を走る


最近つぶやきが多かったので
久しぶりの長い文章の投稿になります。
自分の詞の中でも前向きなものになったな と
出来て思いました!

見出しの画像は線香花火なのですが
光の線が綺麗ですね


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