見出し画像

2022年12月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNSデータ起点で企業の採用広報の戦略立案や実行などのサポートを行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、Twitter・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。

11月編の記事はこちらからご覧になれます!

調査概要

データ取得期間:2022年12月1日~2022年12月31日
調査ツール:No Companyのオリジナル・ソーシャルリスニングツール「THINK for HR」(※1)
調査対象:採用・キャリア関連の発信を行っている20媒体(※2)の100エンゲージメント以上(※3)の記事
調査方法:各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※1)デジタル・SNS上のエンゲージメント(「いいね」や「コメント」などのアクション)データを定性、定量の両面で収集、分析可能。国内のWEBメディア、採用・キャリア関連メディア、SNS(Facebook , Twitter)上の投稿データを“エンゲージメント視点” で分析するNo Company独自のソーシャルリスニングツール。

(※2)ワンキャリア、FastGrow、Wantedly、note、マイナビ、リクナビ、外資就活、エンカレッジ、就活応援ニュースゼミ、jobpicks、キャリアハック、キャリアパーク、IXキャリアコンパス、Forbes CAREER、日経ウーマンキャリア、タレントブック、ビジネスインサイダー、20’s type、Woman type、キャリタス就活

(※3)エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント
採用領域においては、100エンゲージメントを目安に特筆すべき記事・文脈として抽出。

エンゲージメント獲得数TOP20社

カバー株式会社
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
株式会社yutori
株式会社三井住友銀行
株式会社ワンキャリア
株式会社ディー・エヌ・エー
シャープ株式会社
ツクリンク株式会社
株式会社OVER ALLs
ラクスル株式会社
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
フォースタートアップス株式会社
株式会社ビザスク
株式会社ジーニア・スブレイン
株式会社ヤマップ
ハコベル株式会社
株式会社ニーリー
株式会社マネーフォワード
キラメックス株式会社
株式会社ファミリーマート

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①フォースタートアップス株式会社(Wantedly):390ENG

大手スポーツメーカーからフォースタートアップスのヒューマンキャピタリストに転職した女性社員を紹介する記事です。ヒューマンキャピタリストはスタートアップの成長で重要な「ヒト」に関する課題を解決する仕事です。営業未経験で苦労の連続の中、メンバーの言葉が仕事への向き合い方に変化を及ぼしたことが当時の想いとともに書かれています。求人情報では伝わりにくい社員さん同士の関わりや仕事へのモチベーションを感じられる記事が共感を得やすい傾向にあります。

②株式会社ニーリー(note):292ENG

今まで起業やCOO(最高執行責任者)を経験してきた社員さんが、ニーリーに転職を決意した理由について紹介されている記事です。決定打が「経営メンバーの魅力」や「自分自身の提供価値がイメージできたこと」であったことが書かれています。加えて、実際にニーリーに入社して感じたおもしろさや社員さん同士の関係についても触れられています。記事全体を通して「働くイメージ」が湧くコンテンツになっているところが印象的です。

③株式会社ログラス(note):128ENG

ログラスに一人目の女性セールスとして転職した女性社員の記事です。転職活動を進める中で感じた「これでいいのか」という葛藤や、入社の決定打となった代表との面談などを当時の想いとともに伝えています。数ある企業の中で「どうしてログラスを選んだのか」を転職活動の時系列とあわせて紹介しており、記事を読むことで会社のミッションや創業の想い、成長環境などに触れられることが印象的です。

考察

THINK for HR NEWSでは、「働くイメージを醸成すること」に着目してきました。採用広報において企業側が提供できる「働くイメージ」は、「社員同士の関わり」「成長環境」「社員の仕事へのモチベーション」などがあげられると思います。

今回のピックアップ記事は、会社の経営メンバーを含めた社員同士の関わりが、仕事のモチベーションに繋がっているという点が印象的でした。入社前に抱いていた葛藤を乗り越えて、今の会社に入社を決意した決め手となる出来事を、実際に働く社員の当時の想いや実際に会話した内容などとあわせ発信することで共感を得られたのだと思います。

オンライン上で自社ならではの魅力を伝えるためには、「どうしてその会社でなければならなかったのか」を候補者の視点で発信することが重要です。

今回ピックアップしている企業の採用広報を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様のこれからの採用活動の一助となれば幸いです。

【参考】高エンゲージメントを獲得していた他の記事

カバー株式会社(ワンキャリア):4822ENG

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(Wantedly):2709ENG

株式会社ディー・エヌ・エー(就活応援ニュースゼミ):571ENG

株式会社yutori(Wantedly):567ENG

株式会社三井住友銀行(ワンキャリア):563ENG

ワトソン株式会社(note):545ENG

シャープ株式会社(note):516ENG

お知らせ

■弊社サービスに関するお問い合わせについて

No Companyは「THINK for HR」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定~施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。

「THINK for HR」の詳細や採用マーケティングの具体的なソリューション・実績について知りたい方は、下記URLよりお気軽にお問い合わせ下さい!

▼お問い合わせフォーム
https://share.hsforms.com/1bvfFNdWpT72Lo3DvhSHZqw5l1au


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?