見出し画像

私の中ではリアルは廃れない

これから、バーチャルな世界へのシフトが加速していくようだが、私の中ではおそらくリアルは廃れなそうだ。
https://youtrust.jp/articles/100011


服はコロナ前と同じくらい買っている。
在宅ワークだし休日も出かけないので、人様に見せる機会は全くないけれど、好きなお洋服を着ると自分のテンションが上がるから。

週7日、誰にも会わないし出かける予定もないけれど、毎日メイクをする。
ふと鏡に映る姿かかわいい方が、「今日も自分可愛い!」と自己肯定感が下がらなくて済むから。

前髪だって、アイロンで巻いて綺麗に横に流す。
眉毛を描いて、その時の気分で好きなアイシャドウを選ぶ。
リップを引いて、しっかりシェーディングも入れる。

外に一度も着て行ったことのない、鮮やかな色のワンピースを身に纏い、持っている中で、とびっきり一番いいピアスと指輪もつけちゃう。

なんなら今、どこにいくよりおめかしを楽しんでいる。


外に行くときは、悪目立ちしなそうな無難な服しか着ないけれど(このご時世でハレの日がないので、ちゃんとおめかしして出かける機会がない、というのも大きいのだが)
家の中だったら、どんな服も、似合う似合わないを気にせずに装いを楽しめるから。

わかったことは、そもそも私にとって、ファッションやメイクは人に見せるためのではない、ということだ。
下着も服も、気に入れば買う。おうちできて楽しんだり、ただ所有して愛でるのが好きだ。

メタバースの中で自分の好きな年齢、性別、姿でいらるようになったら、それはとても素敵な世界だけれど、リアルの自分の心身とのギャップを受け入れられなくて病みそう、、と思ってしまった。

自分の顔を気にしているのは自分だけ、というけれど
実際、誰に気づかれなくても、自分の顔からしみや毛穴がなくなったら嬉しいし、誰に見られなくても、筋トレとストレッチと食事改善をして、ちょっとスッキリした自分の身体が愛おしい。

実際、美容医療やメイク、ファッション、ボディメイク、というごりごりにリアルな変容の力によって私はハッピーになれている。

年齢的にはミレニアル世代といわれる層にいる私だけれど、
オンラインゲームをやったことがないし、SNSもあまりしないので
多くの人がバーチャル生活に移行していったら、それに馴染みのない私という存在は、社会から消えてしまうのだろうか、、なんて思った。

一日誰とも会わず家から一歩も外に出ない日曜だけれど
今日も、おうちでおしゃれして、2021年の秋はまだ、リアルをひとり楽しんでいます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。 また見にきてくれると嬉しいです!