9/19

今日は朝から返さなきゃいけないメールを全部片付けて、資格試験を申し込んで、11時の遅い朝食にバナナを1本食べた。(一昨日か今日か昨日寝ている間に1日3食食べた方が痩せやすいという記事を思い出したためだ。)

いいかげん掃除しなきゃと掃除機をかけたが、相変わらず何も吸い込む気のないコードレスに嫌気がさしていつものように水拭きを試みようとした。

ところで今日の私は冴えていた。

ベットシーツやあれこれを洗濯するにはいい天気の空に気づいて、それから、大して困ることなく、洗濯と掃除機かけとあと何かの3つの行動の優先順位を組み立てた。普段の私なら、立ちどまって頭に手を当てて少し考えるようなことなのに。

順調な滑り出しと持ち前の衝動性で掃除諸々は進み、ついでに収納を少し見直し、引っ越してこの方一年棚に並べることのできなかった本たちを勉強机の本棚にしまうことができた。普段の私ならいるものといらないものの仕分けや何かにものすごくものすごく時間がかかるのに。こんなに自然で滑らかな1日は、いつぶりかわからなかったくらいだ。いや、これまでなかったかもしれないくらいだった。1日がとても、とても長く密度が濃いのだ。

途中何度か買い物にはいったものの、全てが充実した最高の日曜だった。(クイックルワイパー(本体)を渋るくらい、財布は心許ないが。)

綺麗になった部屋で髪を乾かし、祖母に電話をかけた。

帰省はワクチン後もなかなか難しいこと、敬老の日だから電話をかけたこと。最近ワイン(といっても三桁の安ワインだ。3本1000円に飛びついた)にハマっていること。など。

そこでワインの話をしたのがまずかったのかもしれない。渋いだけのもの。といった祖母お決まりの言い切りはなんてことなかったが。(今書いてみて気づいた程度だ)辛口も飲むが私は甘口が好きだというと甘口なんて偽物で安っぽい薄い味だとか言われ、酔うなんてみっともないから酔わないように。と何度も念を押された。電話を切った後、すっかり緩くなったアイスと安い赤ワインを合わせながら話の合わないクラスメイトと話した後感じるげっそりするような、でも叫び出したくなるような疲労感を感じた。

ここまで言語化してみて気づいたけど、もしかして私は祖母と合わない人間なんだろうか。

(ここより下は先に書いていたことなのだが、この気づきで、内容に矛盾が生じることになる)

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最近、祖母は何かと私に説教したがるように思える。女の子なんだから、とか。そういう感じのとか就職についてとか色々。4つ上のいとこにそろそろ身を固めないとね。なんていっていて叫び出しそうになったのも記憶に新しい。この令和の時代の片田舎で結婚=主婦=経済的安泰なんてファンタジーじゃないのか。というか、身を固めるって何だよ。固めなきゃいけないのか。身は。

私が大人になるってことは、祖母の言うことを一方的に聞く子供ではなく、自分の意思を持つ人間になると言うことで、その上常識の形成された時代が大きく違うのだから意見の衝突は必然的なことだ。それに、きっと祖母は心配してくれているからこその言葉なのだろう。

でも、一人の人間として祖母にそんなふうに苛立ったり、幻滅したりする自分が切なく、幼い頃の祖母に慕っていた孫と祖母の関係に戻れないものかとよく考えてしまう。

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と書きながらしみじみしていたのだが、もしかして私は祖母と価値観や性格が合わないんじゃないかという気がしてきた。

LGBTQ IAの話や中・韓国人の話題、黒人の人の話で、祖母は顔を顰めたり、馬鹿にしたような顔をしたり、偏見を語ったりするのだ。私は一度、黒人の方とは付き合わないでと言われた。怖いから。と。しかも、クロンボと言う言葉を使っていた。(これは時代のせいかもしれないが)

愕然とした。言語化して感情に変換するエネルギーがなくなるほど、もうなんて形容していいかわからない(今度加筆する)、とにかくたくさんのことがショックだったのだ。

まあそんな電話のわけでむしゃくしゃした私はやや大声で愚痴を言いながらビビン麺を作って食べ、つまみにチーズや枝豆なんかを用意してワインを3本全部味見しながらバットマンを見、いつものごとく眠れないのでここにいるわけだ。

ままならないし、眠れないし。でも、今日の私は自分の機嫌を取れたし、何だか頭が冴えていた。素晴らしい日曜だった。

(断薬とコンサータのせいかも知れないけど。(また後日書く。覚書))

あ、ドラマ見忘れた!!!

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