ローカル線で一人旅

JRが鉄道の日に合わせてで発売している「秋の乗り放題パス」を使って2泊3日の旅をしてきました。この切符は連続する3日間で全国のJR線の普通・快速列車の自由席が乗り放題となる特別企画です。切符のお値段もおとな7,850円。1万円を切っているのはもちろん、8,000円を切っているのがなんだかとてもお得に感じます。

JR秋の乗り放題パス
https://www.jreast.co.jp/press/2023/20230829_ho02.pdf

ローカル線に乗ること自体を目的とした旅をしたいと常々思っていた私にはぴったりの切符です。とは言え、ローカル線に普段まったく乗らない私は、ローカル線の環境と長時間電車に乗ることに体力・精神どちらも大丈夫かとっても不安でした。

なので、色々と対策は考えて当日を迎えたものの、とっても不安でした。
でも結果的には、めっちゃ楽しかったし、辛いというレベルのことを感じることはありませんでした。

こんなに楽しくて気分が楽だったこと、忘れないうちに書いておかなきゃということで、旅のこととかを書くイメージはなかったのですが、急遽このことを書いておくことにしました。

私は、まだ、この投稿が2つ目なので、自己紹介らしいこともしていませんが、仙台に住んでいる普通の会社員です。

金曜日に休みをいただけば、土日は休みだから・・・というのが一般的なのですが、今回はせっかくお得な切符（金額的にも）を利用していること、ローカル線とはいえ、土日の混雑は予測が難しい（平日なら通勤・通学時間を避ければとか予測しやすい）ので、木曜日に仙台を出発することにしました。

仙台は東北、東北地方は、行く機会や情報も入ってきやすい。なので東北じゃないところに行きたいのです。
ということで、最終目的地は湯河原温泉にしました。
湯河原温泉に、私の最近興味をもっている作家さんがゆかりがあること
海と山と温泉の感じが「海街diary」の雰囲気にもしかしたら近いかも・・・
など、自分なりの思い込みもありますが、そうした理由から決めました。
決めてから、知ったのですが、湯河原駅の次は熱海駅というくらい、
都会から1時間半でいける、のどかな場所ということで、
道中の車窓や乗ってくる人たちの変化が楽しめそうというのもポイントでした。

『海街Diary』 吉田秋生 | 「月刊flowers」公式サイト｜小学館

湯河原に行くことを決めてから、路線の検討をしているうちに、1日で行けるか不安になってきました。ローカル線に乗り慣れてないのにいきなり、10時間近く電車に乗って移動は、どうなのか・・・。
最終的には、途中下車して、1泊目は土浦に泊まり、2日目に湯河原に行くことに。この選択が旅を楽しく、気楽にしてくれました。

ここで、どんな路線で言ったかをまとめておきます。
1日目
仙台発　→　JR常磐線・原ノ町行　→　終点　原ノ町　下車（17駅・約1時間20分）
原ノ町発　→　JR常磐線・いわき行　→　終点　いわき　下車（17駅約1時間20分）
いわき発　→　JR常磐線・水戸行　→　日立　下車（12駅約1時間）
*日立駅では、海の見える駅舎とカフェを満喫*
日立発　→　JR常磐線・水戸行　→　勝田　下車（5駅・約20分）
勝田発　→　JR常磐線（上野東京ライン）・品川行　→　土浦下車(10駅・約50分）
*土浦泊*

2日目
土浦発　→　JR常磐線（上野東京ライン）・品川行　→　東京下車(16駅・約1時間20分）
東京発　→　JR東海道本線・熱海行　→　湯河原下車（19駅・約1時間30分）
*湯河原にお昼前に到着、観光して、温泉に宿泊*

3日目
湯河原発　→　JR東海道本線（上野東京ライン）・宇都宮行　→　品川下車（17駅・約1時間20分）
品川発　→　JR山手線外回り・渋谷・新宿方面　→　恵比寿下車（4駅・約9分）
*恵比寿でイラストレーターさんの個展＆カフェ*
恵比寿発　→　JR湘南新宿ライン快速・宇都宮行　→　宇都宮下車（16駅・約2時間）
*餃子の食べ比べ*
宇都宮発　→　JR宇都宮線・黒磯行　→　黒磯下車（10駅・約50分）
黒磯駅発　→　JR東北本線・新白河行　→　新白河下車（5駅・約20分）
新白河発　→　JR東北本線・郡山行　→　郡山下車（8駅・約40分）
郡山駅発　→　JR東北本線・福島行　→　福島下車（10駅・約40分）
福島駅発　→　JR東北本線・仙台行　→　仙台下車（19駅・約1時間20分）
*ただいま、仙台*
となります。
道中の気づきは次回に！
それから3日目は新白河まではこのルートにしましたが、日暮れとなり車窓も楽しめないのと、もう一つの理由（これも次回）から、新幹線に乗って帰りました。一人旅は見極めの大事！

よんでいただきありがとうございます。また、続きは次回に～。