1%の自分時間
自分の時間を持てていますか?
私自身、子育てや仕事で自分の時間が中々取れないことで少しずつストレスを感じるようになり、自分の時間を持つ事の大切さを実感しています。
もちろん子供との時間は楽しいのですが、一方で自分の趣味や好きなことに取り組む時間が減っていることで日々の生活に充実感が得らていないように感じていました。
子供には日々の生活を楽しめるようになってもらいたいと思っているのに、親が日々を楽しむ姿を見せられないようではいけないと思い、生活に変化を持たせようとマインドフルネスに取り組み、マインドフルネスセラピストやマインドフルネススペシャリストも取得しました。
その中で少しでもストレスを緩和し日々を楽しむための工夫として、1日15分間を目安に自分の時間を楽しむ方法を検討し、実践しています。
日々忙しく過ごされている方、特に私と同じような子育て中の方も15分だけ自分のために使ってみてはいかがでしょうか?
15分=1日の約1%ということで、ゴロが良かったので「1%の自分時間」というスローガンにしてみました。
15分で何をするのか?
まず15分で何をするのか?です。
一番肝心なところですが、単純に「自分が楽しいと思えること」です。
趣味や自己投資、掃除、片付けなど何でもいいですが、「やっていて楽しい」と思えるものに15分間集中して取り組みます。
これはチャディー・メン・タン氏の著書であるSearch inside yourselefの中で「喜ばしいマインドフルネス」として提言されているマインドフルネスを取り入れた考え方で、楽しみや喜びを感じることに集中することで、より体感する喜びを増やそうというものです。
これといってやりたいことが無い方は瞑想をしてみるのはいかがでしょう。
自分の呼吸や周りの物音に意識を向けながら静かに呼吸をするだけでも、自分だけの時間として感じる事ができるはずです。
また、「あえて何もしない」「ただボンヤリする」時間にしてみるのもお勧めです。
なぜ15分か?
時間を決めることで集中力が上がる
ちょっと時間ができても何をしようかと決まらずに腰が重くなり結局何もせずに終わる。そんな経験はないでしょうか?
人は制限時間がある方が集中が向上するとされています。
せっかくできた時間を楽しめるように、15分という時間の制限を設けることで集中しやすい環境を作ります。
集中力が続くのは15分
諸説ありますが、脳科学等では高い集中力が続く時間は15分程度が目安だと言われています。
そこで決められた時間を集中して楽しめるように15分としています。
時間の調整がしやすい
15分は長いと感じるでしょうか短いと感じるでしょうか?どちらかと言えば短いと感じる方が多いのでしょうか?
一方で30分や1時間となると長いと感じるようになってくると思います。
これは自身の時間の調整もありますが、家族の時間の調整、特に子育て中の方は15分なら交渉しやすいのではないでしょうか?
有名なポモドーロテクニックでは25分の作業+5分の休憩の30分を1セットとして提唱されています。
もちろん30分を確保できるならそれに越したことはないですが、家族との時間も大切にできるように調整が必要です。
私は朝家族が起きる前の15分や寝る前の時間を利用しています。
15分の自分時間を上手に使うために
15分を上手に使うために注意しておいたいことがあります。
それは「事前に何をするか決めておく」「15分で終わらせる」「15分間は対象にだけ集中する」の3点です。
事前に何をするか決めておく
15分という短い時間ですので、いざ時間を確保したものの何をするか決めきれずに終わってしまうといったことが無いように、事前に何をするかを決めて置くことが大切です。
複数のやりたいことがある場合は日替わりや週替わりなどで調整してみてはいかがでしょうか。
15分で終わらせる
やっていて楽しいことなので時間が許すのであれば15分以上続けてもいいのですが、ダラダラと時間を使ってしまうことが無いように決めた時間の範囲で完結できるように意識しましょう。
15分は対象にだけ集中
マインドフルネス瞑想の考え方も取り入れているので、ある意味で一番重要な点は、「他のことをしない」「他に意識を向けない」ということです。
意識が他のモノに逸れてしまったら「今はこれをやる時間だから」と考え、今取り組んでいるモノに意識を戻すようにしてください。
そのため、可能な限りスマホを手元から離したりするなど、外部からの集中を阻害する要因から距離をおけるような環境を作ることをお勧めします。
まとめ
15分だけでも自分のためだけの時間を持つ方法についてまとめてみました。
15分ではできることは多くないかもしれませんが、15分だけでも自分の時間を持つことがきっかけとなり、生活や時間の使い方を見直し、日々を充実させることに繋がればと考えています。
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