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夏と川辺と七輪と【#3】

    今回の撮影を通して『炭』に興味が湧いてきたので色々調べたのですが、その中でも私が特に気になったのは、江戸時代に実際の職業として存在した「灰買人(はいがいにん)」と言われる人達です。

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    当時は各家庭に竈(かまど)があり、各家庭にとっては、種火を残すなどのために多少の灰は必要でしたが、大量に出る灰の殆どは不要の長物でした。この宝の山である灰に目をつけ、町中から灰を集めて回る職業が誕生したのです。この職業が当たり、灰屋、灰買人、は豪商の象徴として浮世絵や落語などの様々な作品の中に登場します。

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    儲けたんやねー。お金持ってそうですねぇー。

  

    今の時代になり、消臭効果があるだとか、アルカリ性だとか判明しましたが、当時の人々は経験則から藍染めの時に繊維を脱色させたり、濁り酒を澄ませたりと活用されていたそうです。いやはや、昔の人の知恵に感動しました。

    そんな歴史のある炭を使用した動画がこちらです。どうぞご覧下さい。



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