西宮竜二郎

「元新聞記者×コミュニケーター」による野球ネタ。 (日本プロ野球/セントラルリーグ/パ…

西宮竜二郎

「元新聞記者×コミュニケーター」による野球ネタ。 (日本プロ野球/セントラルリーグ/パシフィックリーグ/大リーグ) 独自の角度からゆる~くお送りします。2023.12.09

最近の記事

暗黒よさらば

前日、ソフトバンク戦の9回、左肩に死球を受けた阪神の木浪が16日の診断で左肩骨折と分かり登録を抹消された。内角を突いてくるソフトバンクの投手、事故は事故でひるむことなく16日の試合も先発は5月14日以来の石川は1回無死近本を三振させた後中野に投げた内角直球が右肩に当たる死球になり1塁に出した。  続く渡邉諒には3-2後四球で1、2塁の後前日から4番の佐藤輝が3-2後の低目直球を右前に痛烈ライナーのヒット、当たりが良く2塁走者は3塁止まりで満塁。交流戦はこの試合が最終戦、ここ

    • 佐藤4番で辛抱

      15日のソフトバンク戦、阪神は5月31日のロッテ戦から4番に入っていた近本を13試合ぶりに1番に戻し4番に佐藤輝をいれた。ソフトバンクは東浜が先発、1回無死定位置に戻った近本が3塁前にゴロ、足でヒットにしたが、中野右飛、森下三振、佐藤は3-2後の6球目を右翼フェンス前に飛ばしたが右翼にとられた。  阪神の先発は直球を武器に3勝のビーズリー、岡田監督をして「才木と並ぶ両輪」と言わせているが、その裏、無死周東に2球目を中前安打、今宮の1球目に2盗に成功。2-2後ファールで粘り四

      • 三振の山

        今年から先発に転向したソフトバンクのモイネロは150kmを越す直球と大きくまがるカーブが武器だ。対する14日の阪神、1番に森下、中野を2番、この日2軍から昇格のノーイジーを3番に入れた。  1回2死後このノイジーがモイネロの0-1後の直球を後1mでスタンド入りだったがフェンス直撃の一撃で2塁に進んだ。近本の2塁前の当たりそこねのゴロが内野安打になりノイジー3進、1、3塁になったが原口、高目のボールの直球を振り空振りの三振。  阪神は2回先頭の渡邉諒が直球を左翼線に2塁打し

        • 互助の関係

          オリックスに2試合続けて完封負けした阪神、13日の第3戦2軍から上げたばかりの佐藤輝に2番でしばらく活躍の前川を先発メンバーから外しミエセスと豊田を入れた。豊田は2年前ドラフト6位で入団。1軍の試合に先発で出るのは初。1回左翼を守ったこの豊田の正面にオリックス1番来田の打球がきた。これを豊田、1度グラブに入れたがつかみきれず最後は前におとした。  記録は失策。オリックスは次打者西野が右前安打して1、2塁。おそらく豊田の心中は穏やかでは無かったと思うが、阪神の先発西勇は広岡を

          3年前の佐藤輝はどこにいった

          12日のオリックス戦、阪神は大竹が先発、3回まで毎回3人に抑えた。そのうち5本が3塁佐藤輝へのゴロだった。実況のアナウンサーはいずれも上手く処理したと褒めたが、解説の関本賢太郎氏は「捕球する位置が悪い」と言った。「京セラのような人工芝の球場ではもっと後ろに守った方が確実な捕球が出来る。宗(オリックス)と比較したらわかる。藤本コーチは言っているが聞かないらしい」と話した。  以上は余談。という事もあった3回まで完全の大竹、4回、無死オリックス中川の3塁前の当たりそこねのゴロが

          3年前の佐藤輝はどこにいった

          ダークチューズデー

          4月30日に2勝目を挙げて以来勝ち星のない阪神の村上、週の初めの火曜日に先発しているが3連敗、その間1週雨で試合中止になっているがチームとして4週火曜日の勝ち星が無い。  昨年日本一の原動力、MVPが気にならないはずがない。それを強く意識しての11日、中6日のマウンド、直球に威力が戻り2回2死後宗に中前安打されたが続く杉本を3ゴロ。4回までに打たれた安打はこの1本で後の回は3者凡退に抑えた。  オリックスは曽谷が先発した。左でいて横から投げる変則。阪神はDHに右のミエセス

          ダークチューズデー

          阪神の2番

          自分がやった事を褒めているのだから自画自賛だが一方でそれは自分がやった事に自信を持っていると思えるのだが、他でもないここ5試合阪神の2番を打ち活躍している前川の事で岡田監督がそれまで6番を打たせる事が多かったのを2番という未経験のところに入れたのは5日、甲子園球場での楽天戦だった。  当時阪神は5月29日から入った交流戦に苦戦。日本ハムに連敗。ロッテに1勝2敗。6月4日の楽天の緒戦にも負けた。低迷のチーム、岡田監督は2日打てない4番大山を2軍に落とし後釜に1番近本を入れ中野

          ホット一息だが

          交流戦の相手がどうして決まるか知らないが、今年の阪神、楽天戦のあとが西武相手だったのに救われた。楽天には3連敗。56試合を終えて26勝26敗4分け。その翌日から西武戦。楽天には2点以上取れなかったのが7、8日の西武相手では4点以上とって連勝。  もっとも9日の3戦目は苦戦。投手陣の中でただ一人と言っていい安定した投球の才木はこの日も期待に応える投球で7回まで2軍に毛が生えた程度の西武打線を軽く無安打に抑えた。  もっとも阪神も貧打で6回まで西武のここまで勝敗に関係出来てな

          ホット一息だが

          なせば成る

          阪神で今年2年目のJ・ビーズリーは大リーグのエンゼルス、ブルージェイズなど3球団に在籍、18試合に登板しているが全部リリーフだった。阪神には昨年入団したがリリーフ要員でスタート。それが1年目昨年のシーズン途中、鳴尾浜視察の岡田監督が上から威力のある球をみて先発に転向を示唆した。  リリーフ予定で入団の外国人投手が入団後先発に転向、成功した例としてあのメッセンジャーを思い出すが、昨年から先発に転向、一からやり直し、それは2年目の今年、形になり2軍で40イニング無失点の成績を残

          西武ありがとう

          楽天に3連敗、勝率が5割に落ちた阪神、7日の西武戦、恥を捨てて2軍でやり直しをさせていた佐藤輝を予定を早めベンチに戻した、試合前の円陣に岡田監督が加わり「今日から新たなスタート」とナインに心機一転を促し、5月14日以来復帰の佐藤には起爆剤を期待した。  その佐藤に2回無死最初の打席。西武は今季初先発の与座。2-1後直球が真ん中に高めに来てそれを上から叩き中前に安打。後渡邉諒が0-2後3球目バット先に当たった打球が中前に落ち1、2塁。坂本の犠打で2、3塁に進み、木浪2球目を1

          西武ありがとう

          日本一だった誇りないのか

          前日の試合で逆転2ランを打たれたことで警戒が高じたのか6日の楽天戦阪神の先発西勇はいつもの投球ではなく1回楽天の先頭小郷を1ストライクを取った後4球続けてボールで1塁に出した。この後村林は三振させたが辰巳に2-1後の4球目シュートに詰まらしたが飛んだコースが左翼、中堅の間、2塁打になり2、3塁。鈴木が2-1後右前にタイムリーで楽天に2点が入った。  左腕藤井聖が先発の楽天、阪神は3回無死梅野が左翼線に2塁打。木浪の2ゴロで3進のあと西が3-2後の6球目を中前に抜けるヒット、

          日本一だった誇りないのか

          ああ、阪神

          こんな事予定通りというのはどうかと思うがとにかく5日の楽天戦から阪神の4番大山と抑えの一角ゲラが伝えられていた通り2軍で調整のためベンチを離れた。大山は平成30年6月以来の1軍離脱。ベンチの雰意気は普通ではなかった。  そんな中阪神は1回先頭の中野が楽天先発内から2塁打で出塁。日替わり打線、この日は2番の前川が走者を進めるための打撃で2塁ゴロを打ち中野を3塁に送ったが森下、捕手のファールフライ、近本1ゴロで中野を返せなかった。  点を取ったのは3回2死後、中野が右前安打、

          負けに救いが無くなってきた

          阪神は4日の楽天戦、打撃不振で4番から下位に下げていた大山を先発メンバーから外した。先発は雨で1度試合を流した村上が2週間ぶりに登板したが調子ももう一つとあってこれまで捕手は坂本だったがこの日は梅野がマスクをかぶった。低迷が続くチーム、打つ手は打った。  村上は1回2死後辰己四球、鈴木大右前安打で1、2塁とされたが渡邊佳を三振。2回無死内野安打の走者を出したが後を締めた。楽天は元日本ハムの右腕ポンセが先発。3回まで毎回3人の阪神、4回無死中野が右中間を破る3塁打。小幡三振の

          負けに救いが無くなってきた

          野球は無差別

          ヤクルトの球界最年長、44歳4ヶ月の左腕石川雅規投手が2日の楽天戦で今季初勝利を記録、平成14年青山学院大から入団以来23年連続勝ち星を上げ、これまでの最長あの米田哲也投手の22年を抜いた。  米田は昭和31年、阪急(現オリックス)での初勝利がスタート。鳥取の境港高出で最初阪神に入団するはずだったが、阪急にかわった。身長が1m67と球界で1番低い石川に対し米田は異名がガソリンタンク、身長も体重も石川をはるかに超えた。  200勝を達成、プロ野球名球会のメンバーに入った米田

          野球は無差別

          才木、男や

          打撃不振からこのところ毎日打順を代えている阪神、前日ベンチだった森下が2日のロッテ戦は1番に起用された。前日の試合9回代打で出たが遊ゴロ併殺。その森下が1回、ロッテ先発メルセデスに1-2と追い込まれた4球目低目のチェンジアップをとらえライナーで左翼席に打ち込んだ。  この試合まで5連敗の阪神、3試合ぶりの先制点、ベンチも阪神ファンが球場半分のスタンドも沸いた。先発は5勝を記録、今やエースの才木。その裏2死後、左翼で先発出場のミエセスが髙部の正面ワンバウンドの打球を後ろにそら

          先が見えない

          前日、ロッテにサヨナラ負けした阪神、26日の巨人戦から4連敗でこの間の得点の合計が7で1試合平均は1.75。先の見えない貧打、1日のロッテ戦、4番近本という打順を組んだ。1番は中野で1回その中野三振、2番植田2ゴロの後3番糸原四球の後4番近本が右前にヒット、1、2塁としたが5番前川が2-2後内角低めのボールのフォークを空振りで得点につながらなかった。  ロッテの先発は2年目の田中晴で昨年2試合に先発。今季はこの日が初先発。3試合連連続延長12回を戦い投手力が払底のロッテが穴

          先が見えない