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海外プチ移住のススメ

海外プチ移住は、勝ち組や、負け組などの枠組みにとらわれない自分の価値観にあったライフスタイルを見つけることができる素晴らしい手段だ。

二極化からの脱出

日本のニュースサイトを見ると、そこは勝ち組負け組上流下流金持ち貧乏、と言う二極化問題に溢れている。 

そして負け組はダメで、勝ち組はいい。 そしてそこで思考停止になるか、もしくは勝ち組にならなければならないと煽られる感じになる。

ズバリ金持ちになろうということだと思う。 昔は金持ちになる方法やテクノロジーにアクセスできる情報は限られていたのが、今はネットによってたくさんの情報が得られるし、成功する確率も高くなっている。 

しかし継続して成功させるのは、また違う問題になってくる。 

瞬間風速的に数ヶ月、数年、収入が上がってもそれをずっと維持する人は限られた人だけだ。

成功を維持するのは難しい

何かに成功するのは、情報が豊富な現在、難しいことではなくなってきたが、その成功した状態を維持するのには、情報だけでは太刀打ちできない。

例えば”結果にコミット”のライザップだ。 僕の友人でも数人ライザップに加入して、皆劇的に痩せた。 結果を出したわけだ。

しかし今は皆、元に戻っていて、中にはさらに太ってしまった人もいる。

痩せるということは食べたいのを我慢しなければならないことだ。 その我慢している状態に満足できればいいが、そうでなければ逆戻りになる。

負け組から勝ち組になるときも、例えば今までテレビを見ていた時間を副業に当てるとか、支出を控えるとか、色々我慢しなければいけないものがある。

そしてその我慢している状態に慣れる、もしくは幸福を感じる状態が続けばいいが、そうでなければ元の状態に戻る。 

成功を維持するには

成功を継続させるには、我慢している状態に慣れる、もしくは幸福を感じる心のマネージメント技術が必要になる。 そうすれば成功に向かう状態、
もしくは成功している状態を継続できるようになる。 

しかし、もし我慢している状態に慣れる、幸福を感じることができるのなら、負け組と言われる状態でも幸福を感じることができるはずである。
そうすれば、負けている状態、勝っている状態ということが問題にならなくなってくる。

負け組から勝ち組に、下流から、上流に、貧乏から金持ちに変化できるのは素晴らしいことであるけれども、それを維持できなければ今度は勝ち組から負け組に転落し、そしてそれは大変辛い経験だ。

ではどうやって幸福を感じるようにできるのか

一番簡単な方法は瞑想であるが、これは以前の記事を参考にしていただきたい。

今回の記事で紹介する方法は、まず負け組でいると言う状態を冷静に額面通りに見ることによって、無条件に良い悪いと判断しないことによって、価値観の変化を促すというものだ。

我々は、問題の中にいる限り、その問題の全体像を正確に把握することはできない。

例えば白いものは、黒いものと比べることによって白とわかる。 

全部白かったら、白いとわからないはずだ。黒に接することによって、初めて白いと言うものが何なのかと言うことがわかる。

アインシュタインも、

問題を作り出した思考からは、その問題を解決する思考は生み出されない。

と言っている。

なので、自分の置かれている環境を一度俯瞰で眺める、もしくは別の体験をすることが必要だ。


その方法はズバリ、

海外、特に東南アジアと日本を行ったり来たりすること


日本の平均年収は、約440万円であり、東南アジアの実質的な平均年収は約50万円である。 言い換えれば人は東南アジアでは年収50万円で平均的に暮らせるといことである。

であるならば、年収440万円の人が、年収50万円の国に行けば自動的に勝ち組になる。 そうすれば勝ち組の心理を含めた実体験をすることができる。

おそらくいいこともあるし、そうでないこともあるはずだ。そして、勝ち組と負け組を行ったり来たりしているうちに、その二つの価値観を額面通りに見ることができ、絶対的なものに感じなくなるはずだ。 

甘いものを食べたことがない場合、どれだけ甘いと説明されても、食べてみないとわからないし、逆に食べれば悪いこともあるのがわかるし、食べすぎは言うまでもない。勝ち組を体験することによって、実際のところどんなものなのかがわかるし、負け組と呼ばれているものが実質何なのかがわかる。

そうしてどちらの状態も絶対的でないと感じたところから、思考がアップして、では自分にとって何が一番大事なのかということがあぶり出されてくる。 

そしてそれを追求すれば自分にとっての理想のライフスタイルがわかり、何にも我慢することなく、楽しみながらその実現に対して継続的な努力をすることができる。 

それがあなたにとっての本当の成功であると思う。

注意点

東南アジアにプチ移住した時に、できれば日系の環境(日本人と毎日付き合い、日本人の提供するサービスを常に利用すること)は避けていたただきたい。 物価も価値観も変わらない生活になってしまうからだ。 

そのためには、英会話を勉強し、コミュニケーション能力を高め、プチ移住前に自分にあった準備をしておいていただきたい。

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