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【合格体験記】キャリアコンサルティング技能検定2級〜学科試験92点までにやったこと

今日は、92点で合格した学科試験の勉強方法について書いておこうと思います。
これからキャリコン2級の学科試験を受ける方のなにかの参考になればうれしいです。


※試験勉強前のいわば「準備」のようなことはこちらに書きました。

※試験結果はこちらに書いています。


おおまかな勉強ステップ①②③

前回「勉強に着手するまえの3ステップ」で書いた通り、
ノー勉強のまま公開されている過去問題を3回分やります。
その後の、おおまかな勉強のステップです。

①「教科書」とする本を一冊決め、
  ざーっと読み、広く浅く知識をいれる

②「国キャリ過去問」と「2級技能士過去問」
  をやる(1級のもやってみる)

③「過去問解説」を読みながら
  ①と他「参考書・参考資料」で
  狭く深く勉強

※②③をひたすら繰り返す

わたしの学科試験勉強法

①「教科書」はこれ一冊

教科書にしたのはこちら。
みんなで合格☆キャリアコンサルタント」を運営されている原田さんのこちらの本です。

これをざーっと読みました。
読む前に、ウェブ上に公開されている過去問題をすでにやっているので、いきなり読むより、「問い」が頭の中にある状態で読むことになります
「必要な知識」を拾いやすくなっていると思います。

②過去問をひたすら解く

わたしは、合計で42回分解きました。

1回50問ですから、かける 42回分で 
2,100問を 本番までに解きました
これが多いのか、少ないのかわかりませんが、
これだけやって自信をもって臨めたのは確かです。

■国家資格キャリアコンサルタント 
 第15回 〜 第25回 まで 11回分

■国家検定2級キャリアコンサルティング技能検定
 第25回 〜 第31回 まで 
 7回分 ✕ 3回ずつ =21回分

国家検定1級キャリアコンサルティング技能検定
 第11回 〜 第13回 まで 3回分

みん合総仕上げ模試  7回分

解いた過去問題42回分


過去問プリントアウトしてファイル

具体的には、こんな方法です。
・過去問題は最初にすべてプリントアウトしてファイリングする
・過去問題を解く
・解説を見ながら、間違った問題にはしるしをつける

紙の量は・・・エコから遠のきますが、
しるしを付けたり、同じような問題に付箋をつけたり、最終的に試験直前に「間違ったところだけ振り返る」にはプリントアウトが一番いい気がしました。

間違ったところを自分でノートを作る

みたいなことは一切しませんでした。
単純にめんどうですし、
自分なりの過去問集自体がノートのようになりますしね。


③過去問解説と参考書・参考資料

公式ウェブサイトには、3回分の過去問題と正答しか載っていません。
私はたびたび出てきている「みん合」の
みん合☆プラス会員(有料会員)になって
フル活用させていただきました。

過去問題解説の中で、
必要な資料にリンクが飛ぶようになっていますし、たいへん効果的なサイトだと思います。
みん合さまさまです。

それを読みながら、
必要な参考書と行き来する。
その参考書にかかれていたことを、
①の教科書に追記しちゃう。
そんな勉強をしていました。

勉強をすすめるうちに読みたい本はたくさんでてきますが
そこをぐっとおさえて・・・
必要な参考書は
以下2冊で十分だったと私は思います。

参考書1冊目:「キャリアコンサルティング理論と実際」

いわずと知れた「教科書」です。
これをひたすら読んでいくのは少々眠いので・・
②の過去問を解いて、みん合にある参照本と参照ページからこの本の該当箇所を読むことで、なるほどな〜となりました。


参考書2冊目:「キャリアの心理学」

こちらも必読書のように聞いたことがありますが、そのまま読むのはちと眠い・・・(わたしには)。
いろいろなキャリア理論家のバックグラウンドなども踏まえて書いてあるので、読み物としても面白いとは思いました。
でも、試験勉強として使うなら先程の1冊目と同じ使い方をしました。
よかったかなと思います。


国家資格キャリコン過去問と、1級過去問にも手を出す

やった過去問は実際受ける2級のものだけではありません。

国家資格キャリアコンサルタントのものも。
ほとんど試験範囲は一緒ですし、解いて損はありません。
何度も同じようなものが出てきます。

そして、勉強も中盤に差し掛かった頃、
ちょっと目線をかえて、1級キャリコン技能士のものも解きました
選択肢が4つから5つになる、が大きな違いですが、正直ひとつ上のレベルをやっておくことはよかったと思います。

・おっ!こんなに解けるじゃないか〜←自信になる
・へぇ〜わりと同じなんだね←自信になる、1級へのモチベーション

ちょっとした力試しにもなりますし、
やってみることをおすすめしたいです。

まとめ:過去問にはじまり過去問に終わる

なにも勉強せずに過去問を解いてから
教科書を一読
その後、過去問を遡って解く
解いて教科書や参考書に戻る

これをベースに学科試験では92点で合格することができました。

過去問に加えて、もちろん
頻出の官公庁資料も手元において・・・ではありますが、
ベースは過去問題だと思います。

安心して合格するために、
頻出サイト、話題のキャリア・人事系法令などなど・・・加えて勉強することになります。
手間はかかりましたが、キャリアコンサルタントとしてとても有意義だったとわたしは思っています。

それについてはまた書こうと思います。

これから学科試験を受ける方の参考になればうれしいです。


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