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友情が先かビジネスが先か


今日は「バクマン。」を観ました

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01DL5JKUG/ref=atv_hm_hom_1_c_4DEE9j_brws_8_19

高い絵の才能を持つ高校生の真城最高(サイコー)は、同じクラスの秀才・高木秋人(シュージン)から一緒に漫画家になろうと誘われる。
プロの漫画家だった叔父を過労で亡くした過去を持つ最高は漫画を描くことを拒否するが、想いを寄せる声優志望のクラスメイト・亜豆美保(アズキ)と交わした約束をきっかけに漫画家を目指すことに。
週刊少年ジャンプでの連載を目標に漫画づくりに励む最高と秋人は、編集者・服部に見出され漫画家としての第一歩を踏み出す。
しかし、そんな2人の前に同年代の天才漫画家・新妻エイジが現われる。
(C)2015 映画「バクマン。」製作委員会 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社
監督 大根仁
主演 佐藤健, 神木隆之介, 染谷将太

原作・シュージン、絵・サイコーの現役高校生コンビが漫画家になる物語。
私は原作読んでおらず、映画を見ながらちらっとWikipediaを眺めただけなのですが、めちゃくちゃ面白かった。

漫画原作の映画は沢山あるけど、長い原作の物語の中からどこの部分を切り取って、何を山場にして、どこのエピソードを削るのかってとても難しいと思う。
原作の中ではそんなに大きなエピソードではないのかもしれないけど、二人が出会って一緒に漫画を描き始めるところから、ジャンプの連載をつかんで、アンケート1位を取るまで、という流れがボヘミアンラプソディばりのテンポ感で描かれてて2時間がアッという間だった。
エンドロールまで漫画愛に溢れていた。
アニメではなく「漫画」が動いてたし、るろうに剣心かと思ったらデスノートだった(?)。
とにかく、面白いので普段邦画を観ない人も観たほうが良い。
おススメです。


「バクマン。」を観る前に、なんか「バクマン。」みたいだなぁ、と思って観てたプロモーションビデオがある。

スカイピース「分かれ道」
https://www.youtube.com/watch?v=q2YV_HKQ1vU

ドラマ仕立てのプロモーションビデオで、YouTuberの水溜りボンドが2人組の漫画家役で出演している。

カンタとトミーは幼馴染で二人で漫画家になるという夢を叶えるために一緒に頑張ってきたが、出版社に原稿を持ち込んでも、賞を受賞しても褒められるのはカンタの才能ばかり。
カンタに他のパートナーと組んでの連載の話が来て、トミーは夢を諦めて就職しようとするが…

というストーリーだ。
結論から言うと、カンタは連載の仕事を断ってトミーと二人で夢を追いかけ続けることを選ぶ。

友達同士で始めたビジネスが軌道に乗りにくいのは、「友情」と「損得勘定」の両立が難しいからだそうだ。
たまたま、ちょうど能力の高さが等しい親友二人組がコンビを組むなんてことは滅多に起こらない。
ミュージシャンだって歌のうまさや、作詞作曲のスキル、様々な要素で比較されるし、漫画家だって、その他のビジネスだってなんだってそうだ。

折角のチャンスだから生かせよ、というトミーに
「俺、お前と二人で漫画描いてる時が一番楽しいんだよ!」というカンタ。
カンタにとっては漫画が描きたいのではなくて、トミーと二人で漫画を描くことの方が大事。
言い換えれば、トミーと一緒に居るための手段が漫画なのだ。
「漫画」を「動画」に言い換えれば「水溜りボンド」というコンビそのものである。

一方でサイコーとシュージンは「漫画を描くために組んだコンビ」だ。
分かれ道とバクマン。は実はそこが真逆の設定になっている。
漫画家になるために絵が下手なシュージンが、絵が上手いサイコーを誘った。二人は元々仲が良かったわけではない。
「目的」があってその「手段」としてコンビ組み、そこに生まれた友情の物語。
ビジネスパートナースタートの親友と、親友スタートのビジネスパートナー。
どっちもビジネスパートナーであり、親友なんだけど、この微妙な人間関係の差異はビジパ考察歴の長い私からすると熱くなってしまう議題だ。
(この話を1つの記事にまとめるのは惜しいので、別で語りたい)


分かれ道の二人。
せっかく決まった仕事を投げ出したその先に幸せはあったのだろうか?
二人が選んだ道は正しかったのだろうか?
二人は幸せかもしれない。
でもこれはきっとメリーバッドエンドだ。

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おわりに。

友情・努力で勝利を手にするのはとても素敵だ。

だが、サイコーとシュージンよ。
体調崩して原稿を落としそうになった君たちの穴埋めに駆り出されたエイジにちゃんとお礼は言っただろうか。
急に電話1本でカラー2ページ書けと言われるわ、やっぱり金知恵行けそうだからいいわと断られるわ、作業場に顔出したら凄い嫌な顔されるわ…

ねぇ、エイジくんの気持ち考えたことある??

きっと締め切りに間に合った直後に、連絡入れて菓子折りでも持って行ったでしょう。
折角の清々しい青春ストーリーでイライラするのは不本意だから脳内補完しておきます。
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1991年生まれ/イベント制作/かろうじて会社員/考察/歌う方のゆず/Youtube/映画
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