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Up Next:2020年に出会った君が好きだと叫びたい漫画

2020年最後の日となりました。

いろんな方がこの年に読んだ漫画や小説、ビジネス書等々、
オススメしてくれるものでとてもtwitter時間が捗ります。

時間が溶けると人の言う。

「アル」さんでもベストマンガを選出されていたりと、
読みたい漫画や大好きな漫画に溢れていて本当に気分が良いです。

さて、そんな私ですが、
2021年でお会いしましょうと書いたこちらの記事もそうそうに、
そう俺は2020年もここにゾッコンに、と kj 風味を出しつつ再登場。

と言いますのも、こちら。

「気になってるマンガを晒す」の楽しそう、
と思ってしまったからに他なりません。

あなたの知っている本は、私にとって未知の本。
私にとっての未知の本は、私にとっての宝の本。

というわけで、ご紹介に感謝しつつ、自分自身も
2020年に出会った、特に楽しめたUpNextマンガをまとめます。

せっかくなので、深津さんのご紹介作品は基本除いてみました。
いろんな作品が並んだ方が楽しいですからね。

ルール
・2020年中に1巻が発売された作品の中で、特に印象的なTOP10
・既刊数5巻未満(完結済、短編含む)
・漫画サイト「アル」にてフォロー数100人未満
・「2020年のイチオシ漫画」を除く

■マザー

読んだ瞬間に「天才かよッ……」と呟きたくなった作品。
あの子を殺すな」という短編集と共にぜひ。
※ ちなみに、「あの子を殺すな」は名前の割に良い話が多いので、作者の歪んでる感じも好きです

■ブランチライン

繕い断つ人」「雑草たちよ 大志を抱け」等々の池辺葵先生の新作。
4姉妹と母の織りなす感情や台詞が、どこか自分とリンクする。
ワクワクやモヤモヤなどわかるようでわからない、そんな人間らしい物語。

■ダーウィン事変

突拍子がない、とは言えないリアリティが確かにある。
「ヒューマンジー」という存在が波紋を拡げた先の未来にあるものは?
とにかく続きが気になる怪作です。

■神客万来!

ひょんなことから「お客様は『神様』です」を地で行く旅館で働くことに。
冗談抜きに「あちらの世界」の「神様」たちがやってきます。
ほっこりのんびりできる癒し系の作品。
物語の核を恋愛要素に逃がさないでおくれー、と願うばかりです。

■後ハッピーマニア

平成バブルと不況を乗り越え、遂に令和の時代に降臨。
マジか、不倫か。しかも、お前がか……
という流れから始まる本作。
胸に突き刺さる刃のような台詞に鬼も逃げ出します。

■プラネットガール

宇宙!ロマン!ちょっとだけ技術の進んでいる未来なSF。
可愛い見た目の宇宙人……でも、本当の姿は……?
的なミステリーも抱えつつ今後の展開が気になる作品。
アニメになったら楽しそう。そんな気分で読んでます。

■詩歌川百景

絶対に外れないでしょうという吉田秋生先生の最新作。
「海街diary」とリンクする物語。
ちょっと勝気だけど過去を持つ女の子など、登場人物それぞれが魅力的。
あぁ、温泉に漬かりたくなるなぁ。

■天帝少年

心あったまる作品やちょっとゾクっとするような作品が合わせて6作。
テイストは違うけれど、それら全てに共通するのは、短い物語の中で意味付け含めて説明する素晴らしい構成力と想像力。
物語を外に拡げていく描き方がとても好き。

■えれほん

「凄い!」この一言に尽きます。
ディストピアなのかユートピアなのかがわからない、リアリティのあるどこでもない世界を描いた作品の中でも指折りと言いたくなる短編集。
先の「ダーウィン事変」を描いた作者さんだと思えば納得。
それくらいに圧倒される傑出した作品ばかり。

■光と窓

日本文学の名作を原作として優しいタッチで描かれる短編集。
一文字一文字ゆっくりと味わうように、一コマ一コマ、一人一人、そっと撫でながら読み進めたくなるような作品。
「光と窓」という題名も秀逸です。

というわけで、以上をまとめますとこちら。

UP NEXT 2020

ちょっと短編多めになってしまいましたが、
縛りを多めに入れ過ぎた気がしてなりません。

意外と2019年の11月/12月に1巻発売、というシリーズが多かったのです。

しかし、だからこその選び抜いた珠玉の作品だと自負します。

まぁ、別に僕が描いた訳でもなんでもないので、
何を自慢しているんだ、って感じですが、
好きなものは好きだと声高に伝えたい……!!

君が好きだと叫びたい!!

そんな2021年に期待の漫画&作家さんだらけですので、
ぜひチェックしてみていただければと思います。

それでは今度こそ、2021年でお会いしましょう。


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