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採用広報ってどこに出すの?に答えます

🤔「結局、採用広報ってどこに出せばいいんですかね?」

(※ どこ=メディア/ プラットフォームのことです)

昨年だけでも、この質問を5回以上いただいたと記憶しています。

質問をいただくたびに都度、回答させていただいていたのですが、改めて体系だててこのブログで説明させていただければと思っております。

その他採用広報でよくいただく質問が、
・いつ
・どこで誰が
・何を
・どのようにして
公開するのか?ということです。

ただ、本ブログでは「どこで」にフォーカスをして執筆していきたいと思います。
※あくまでも個人での見解になります。

その他の質問について気になる方は、下記ブログを参照ください!


1. アウトプット先

上記がよく利用される採用広報のプラットフォームです。

補足ですが、Qiita とはてなブログ、Zenn については、少々用途が異なります。と言いますのも、この3つはエンジニア向けのブログ ( 技術に関するブログ ) を公開するためのプラットフォームになります。

ここでよく質問頂くのは、
CTO やエンジニアの入社フィードはどこに出稿するのが適切か?」
ということです。

あくまでも弊社の考えですが、はてなブログとQiita ではなく、Wantedly または note だと考えています。

分け方としては、このようなイメージでしょうか。

・Wantedly / note       :採用に関する内容
・はてなブログ / Qiita / Zenn  :技術に関する内容

  2. Wantedly か? note か?

エンジニア以外の採用広報においては、Wantedly か note の2択だと私は考えています。(今後はまた何か新しいプラットフォームが誕生するかもしれませんが、少なくとも2023/01/19時点ではそう考えています。)

ただ、「Wantedly と note どちらが良いでしょうか」という質問もよくいただきます。

2-1. どちらでも同じ記事を公開してみた

2022年の1月に、Wantedly と note で全く同じ記事を公開しました。サムネイルも同じです。この記事を書くために同じ記事を載せたわけではないのですが、良い検証ができたと感じています。

公開から1年。PV数といいね数はどうだったのでしょうか。

■ note 
 - いいね数 :34
 - PV数  :500

小磯のnoteで公開したブログの数値

■ Wantedly
 - いいね数 :13
 - PV数     :167

株式会社ポテンシャライトのWantedlyで公開したブログの数値

どちらの記事も Twitter での拡散を実施しておりません。

上記の結果を踏まえると、 noteの方が良いのか?そう考えましたがもう1つ考えなければならないことがあります。それがフォロワーの数です。

2-2. フォロワーが増えやすいのはどちらか?

note と Wantedly において「フォロワー」はどのような機能があるのか、まずは確認しましょう。

note  :新しい記事を公開すると、フォロワーに通知が届く
Wantedly:過去にその会社へ応募された方全員に通知が届く

代表の山根はこれまで4年間で200本近い記事を note で書いており、フォロワーは500名です。一方、ポテンシャライトは創業から約6年弱 Wantedly を利用しており現在フォロワーは1,000名を超えています。

「フォロワーの増加しやすさ」という観点を踏まえると、Wantedly に出稿するほうが圧倒的に良いと考えています。(”いいね”がつくかどうかは別として)

3. そうはいってもいっても結局重要なのは「拡散力」 

はい、忘れてはいけない「拡散力」

Wantedly、note のどちらであっても、単純に記事を出稿する「だけ」ではあまり意味がありません。改めて認識すべきこととして、それらは出稿するための「箱」にしか過ぎないと言うことです。

出稿した後、可能であれば自社のメンバーにも協力を仰ぎ、拡散をするとPV数は格段にアップします。特にWantedlyであれば、いいね数と拡散数で「急上昇中の投稿」や「今週の人気の投稿」として扱われます。

社員様の中にカリスマ的な方やインフルエンサーがいて、noteのフォロワーが多いのであればnoteを利用すると良いでしょう。

拡散力という話をしましたが、そもそもメディア自体が強いかどうかも、また一つ考えなければなりません。

強いメディアといえば、Newspicks / Forbes CAREER / FastGrow この辺りでしょうか。もしもご料金に余裕があれば、採用広報を有料版に出稿することも戦略の1つとして視野に入れておいていただけると良いでしょう。(ただ….金額がものすごく高いので要検討です。)

4. [補足] 記事のクオリティとPV・いいね・拡散数の関係

最後に補足のお話です。

ものすごく力を入れて記事の執筆に取り組んだのに、思った以上に「PV数」「いいね数」「拡散数」が伸びなかった。そんな時ありませんか?

内容がダメだったのでしょうか?

そんな質問もよくいただくのですが、残念ながら記事のクオリティーとPV数はあまり関係がありません

元メドレーの加藤さんが書かれた note が非常に参考になるので引用させていただきますが、

とにかく採用広報系のコンテンツが乱立しはじめていて、相対的に1社あたりの読まれる量が減ってきている

2019年、採用広報は一度臨界点を迎える。その後は"エンゲージメント"が採用力を決める時代に。 (ベンチャー採用 Advent Calendar 2018)

ということです。実際にメドレー社では2016年頃からWantedlyで採用広報を積極的に始め、当初は爆発的にPV数が伸びた。しかし2018年頃にはPV数が1/10ほどに減ってしまったということです。それも、記事のクオリティは上がっているにも関わらず、です。

詳しくは、下記の note をご覧ください!

まとめ

本題少しずれてしまいましたので、最後に私の考えをまとめます。
※あくまでも私個人の考えです。

  • 採用広報は Wantedly か note の二択

  • Tech Blog は Qiita とはてなブログ、Zenn

  • 有料メディアへの掲載が可能であれば実施

  • 結局は拡散力が重要

最後に

皆様いかがでしたでしょうか。
結論を見て、結局は拡散力なのか・・・とがっかりされた方がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。

しかし、「地道な努力」と「社員一丸となって採用活動に協力する」これがなければ採用活動の成功はないと個人的に考えています。

少しでも参考になれば幸いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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