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ラブデリック系のゲームとは

◯です。

今回は、ラブデリック系のゲームについて。

このアウトプットをしたくなった経緯なのですが、moonをプレイしようと考え、調べているうちにこのラブデリック系のゲームの魅力に気づいたからです。

ラブデリック系のゲームは、とっても人間らしく優しいゲームであると思いました。

実は過去に自分自身もラブデリック系のゲームを知らないうちにやっていたりしていて、その点のアウトプットもしていこうと考えています。


ラブデリック系のゲームって?

ラブデリックというのは、LOVEdeLICというゲーム会社のことを指します。

このラブデリック社が作った、あるいは血が流れているゲームをラブデリック系のゲームと総称されています。

なぜ、ラブデリック社の作品のみがこのようにジャンルとして扱われるのでしょうか。

理由としては、特徴が挙げられます。ラブデリック系の作品は、戦闘をメインテーマとしていません。

戦闘をこなして主人公を強くしていき、ストーリーを進めていく。このようなRPGの王道サイクルをラブデリック系では採用していません。

願い事をかなえたり、チューしたり、お手伝いすることで主人公は成長していきます。

このような、優しさに包まれたゲームを多く生み出しているのが、ラブデリック系のゲームなのです。


ラブデリック系の原点:moon

さて、最初の方にも挙げたこのmoonというゲーム。これがラブデリック系ゲームの原点と言われています。

moonは、1997年の満月の日に発売されたプレイステーション用ソフトです。

僕自身が購入を考えたのは、switch版に移植されたからです。とっても良い機会。

このゲームのジャンルは「アンチRPG」というジャンルです。唯一無二ですね。

そしてキャッチコピーは、「もう、勇者しない。」すごい素敵なキャッチコピーだと思いませんか?

なぜこのキャッチコピーなのかというと、何もしていないモンスターを倒してレベルアップしたり、他人の家に押し入りタンスの中からアイテムをかっぱらう、そんな勇者の違和感を風刺しています。

確かに、こう見てみると主人公って賊のようなことしてるんですよね。こんな観点に気づいてゲーム化するってところに非常に斬新さを覚えます。

ゲームの流れとしては、勇者に殺されたアニマルを救い出し、ラブを手に入れ成長していくという流れみたいです。

僕自身これからプレイしようと考えているのでとても楽しみです。


ラブデリックの血筋:ギフトピア

ラブデリック系のゲームを知らなかった僕でしたが、実際にプレイしたことのあるゲームが一つありました。

それが、このギフトピアです。小学生の頃にプレイしていました。

2003年にゲームキューブ用ソフトとして発売されました。

このゲームは、お願い事をかなえて自分が大人になっていくという内容です。

一つの島が舞台になるのですが、島民の悩みをどんどん解消していって、どんどん大人に向かって成長していくという設定がとても新鮮で、当時ものすごくのめり込みました。

一人一人に物語があり、お話を聞いたりしていくにつれてその人を知っていく。

RPGの一つの街の住人たち一人一人と向き合うような、そんな世界観に魅力を感じていました。

まさに今思えば、ラブデリック系の作品ですね。

是非是非。


ラブデリック系が覆した概念

ラブデリック系の作品は、RPGが戦ってレベルを挙げて成長していくという概念を覆しました。

もちろん戦って成長していくRPGもやりがいがあってとても良いと思いますが、それだけがRPGだけじゃないよってお話ですね。

こんな感じの、誰も戦わなくていいRPGってなんか聞き覚えがありませんか?

お気付きの方もいるかと思います。Undertaleですね。

モンスターと戦闘ではなく対話して友達になることによって、物語を進めていくゲームです。

開発者のToby Fox氏はMOTHERの影響を大いに受けていますが、このmoonをはじめとしたラブデリック系のゲームにも影響を受けています。

このように、ラブデリック系のゲームは、今でも様々なゲームに影響を与えているのです。

最後にですが、moonやギフトピア以外にもちびロボやUFO、チュウリップやキャプテン☆レインボーなど、ラブデリック系のゲームはたくさん存在します。

これを機に、ちょっと優しい気持ちになってみませんか?

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