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対バン相手を見るときの個人的視点

こんにちは、どれだけパフォーマンスをしてもあまり視線が集まらない淋しい、ナカジマです。

ドラマーの悲しき性ですね。笑
前にはボーカルなり竿隊なりがいる。そして箱によってはあまり照明も当たらない。




お前が惹きつけられないのがいけないんだろって?





・・・・さて今回はバンドマンである僕がフロアから演奏を見るとき、どのような点に注目してみるのかをまとめてみました!それでは🏃‍♂️




見るポイント①ドラマー

まあ当たり前でしょ、俺も同じドラマーだし見ちゃうよね。

どういう演奏、パフォーマンスをするのか。
どういう音作りをしているのか。
どういう音を出せるのか。
どういう機材を使っているのか。

マジマジと見ます。穴が開くくらい、これでもかと言うくらい。

で、穴が開くまで見終わったら(?)後は全体を俯瞰して見るというのがおおよその流れ。

でも最近は全体俯瞰している時間が多いかも🤔。


見るポイント②曲間やMC中の立ち振る舞い(Vo.以外)

個人的にステージに立つ上でめちゃくちゃ大事なポイントだと考えています。

演奏中、”動の時間”はぶっちゃけライブの熱量で誤魔化しが効きます。勢いで揉み消せることも多いし、それが”ライブ感”というか”味”になったりもする。

一方MC中や間奏などの”静の時間”はどうでしょう。

「MCは休憩時間」と思ってんなぁって人はちょくちょく見受けられた経験がありまして。
曲間だからってボサっとしてんなぁって思ったこともありまして。


”静の時間”では意識の差がはっきり現れます。

ステージに立つ以上、入場してからハケるまでアーティストを演じきれてない人を見ると、もったいないなぁって思っちゃいますね。
わざわざお金払って見に来てくれている人もいるというのに。

ライブは”定期演奏会”、”発表会”なんですか?
例えお客さんが1人だとしても、その来てくれた1人に対して精一杯演じきって盛り上げるのが礼儀だと僕は思います。


見るポイント③MC内容、煽り文句(Vo.)

ここの内容は実際、本当に難しいと思います。
その中でも最近気づいたことがあります。


バンドマンでも教養の有無は相当デカい。


敢えてここは「バンドマンでも」と枕詞を添えさせて頂きました。

バンドのパートの中でも本番中にMC、語りがあるボーカルはなかなか異質な存在だと思います。

そのボーカルに教養であったり語彙力が高いことで何が起こるか。


本人の内側に滾る「なにか」をしっかり言語化して伝えることができるようになるんです。

これって相当な強みだと思いますね、本当に。
似たような内容を話したとしても言葉選びを変えるだけでガラッと雰囲気が変わって聞こえるから聞いててすごく引き込まれます。

逆に教養や語彙が乏しいとどうも内容が薄いというか、同じようなことしか言ってないやんって思ってしまいます。
なんならダサいとか思うこともあります、正直。


当人がどれだけ熱い気持ちで訴えかけても、上記が乏しいだけでまるで伝わらない。
お客さんはそれを汲み取ってくれる程優しくない。
むしろ汲み取らせる余計な手間を与えるべきではない。


また、教養の有無は歌詞にも現れてくるとも感じています。
事あるごとに”break it down"とか”destroy"とか。
感情が”怒”だけとか”哀”だけで突っ走ってる曲とか。


恐らくドラムで言うフィルの手癖みたいなものでしょう。
使えば”それっぽくなる”みたいな。





今回は一言「教養」でまとめてしまいましたが、要は「引き出しの多さ」です。バリエーションです。

教養で堅苦しさを感じる場合は”バリエーション”で置き換えて考えてみると見える情報が変わってくるかもしれませんね。




みなさんはフロアから演奏を見る時、何を意識して見ていますか?
よければコメントやシェアして教えてください😉。

それではまた👋。


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