寫残録022_slow photography life 〜私の写真との向きあい方
写真やカメラとの付き合い方は
私は普段、フィルムカメラをよく使います。
フィルムカメラで撮るときは、必然的にゆっくりとした撮影になります。
撮るものを決め、ファインダーを覗いてフレーミングし、ピントやシャッタースピードを合わせ、撮る。このゆっくりとした流れで写真を撮ることが、私には合っているようです。
デジタルカメラでも写真を撮ります。いつも、フィルムカメラと一緒に持って行きますが、あまり枚数を撮りません。
時には、子どもの運動会などで、デジタル一眼で、連写するときもありますが、稀にです。
趣味の世界ですから
仕事ではなく、趣味の世界ですから、撮影のスタンスは人それぞれだと思います。
私は、フィルムカメラの一枚に対する所作を楽しむことで、「撮ってる」と感じますし、カメラごとのシャッター音も耳に心地よく、撮影を楽しんでいます。
もちろん、基本はフルマニュアルのカメラが好きではありますが、そんなにこだわりはありません。AE優先や自動でフィルムを巻き上げてくれるカメラも使います。そんな少し機能が良くなった時代のカメラでも、カメラのクセを楽しめます。
大した写真を撮っている訳ではありませんが、それは趣味の世界ですからw
ゆっくりと撮ることをカメラと楽しむ
写真をはじめたころは、ゆっくりと撮るなんてことを考えてもおらず、撮りたいものを撮るだけでした。ですから、新しいカメラを追いかけ、その機能を使って「何ができるのか」、「こんな機能があるのか」と、その時は楽しんでいました。
現行のカメラももちろん持っていますが、楽しみ方が変わったと思います。
写真をはじめたころ、景色の見え方や見方が変わったことに当時は驚きと喜びを得ました。
いまは、ゆっくりとカメラの所作を楽しみながら撮るようになり、さらにその感覚が変わったように思います。いままで見ていたものをもっと、じっくりと見ているというか...。
以前よりも、もっとゆっくりとモノや人を見ているなかで、気づきもあります。「あっ、こんな色だったんだ」とか、「この時期のこの場所が・・・」など、もっと感じることあるようになったと感じます。
だから私は、“slow photography life ”
追記:フィルムの楽しみをさらに
フィルムカメラの楽しさに、「撮ってもすぐ見れないわくわく感がある」などとよく見ます。
自家現像の”わくわく"と"どきどき"も味わってみませんか。自分で現像する楽しさがフィルムカメラにはあります。
私は自分でカラーもモノクロも自家現像で、データ化もします。現像は、薬品の関係で4本撮ったらしていますが、現像してフィルムを乾燥させるために吊るすときが一番好きで、「上手く撮れてそう」などと、ネガを見て喜んでいます。
"わくわく"、"どきどき"も、もっと味わえますよw
マニュアルカメラで撮影した写真を最後に
※現像は自家現像、スキャンは解像度低めです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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