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珈琲用語メモ>フォースウェーブカフェ

 以前、3rd wave coffeeについて書きました。3rdがあるなら4thも有るのか?と思い、Google先生に聞いてみたら、有りました。今日は、4thの辺りを書きたいと思います。

私なりの解釈では

コーヒー付近の新しい体験の提案

なのだろうと思いました(個人の感想)。

3rdまでの流れを通して言うなら、コーヒー市場の

お客様へ提供する価値の変化

と言えると思います。

変遷

まずは、3rd wave coffee までのおさらいが必要でしょうか。詳しくは、こちらをご覧いただくとして。

私の切り口だと概ねこのような流れです。

1st wave
大量生産、大量消費
2nd wave
品質重視
3rd wave
ハンドドリップ
4th wave
純粋なコーヒーにプラス1

4thの具体例を見て行きましょう。

ニトロコールドブリュー

水出しなどアイスコーヒーをベースにニトロ(窒素)でクリーミーな口当たりの泡を作り出してグラスに注ぎます。これはもう、ギネスビール。コーヒーとは思えません。アメリカのサンディエゴで人気を博し、4th waveを成す。
どこかで見ましたよね。

 この伝統的な日本の喫茶店は4th waveにも乗っかっていた!

 日本の喫茶店は古くから、3rd waveのコンセプトを既に持っていたお店があり、4th waveにも乗っている。乗っているのではなく、西海岸のあんちゃん達がやっと追い付いて来た?ブルーボトルのWebを見ると日本文化をリスペクトされており、waveの考え方では日本が追いかけているとは思いますが、実践的には先に行っている。ビジネス的な演出が上手な西海岸のあんちゃんと思えば整理できる気がします。

甘いの

最近の女子高生とか、なんとかフラペチーノとか、コーヒー本来の味だけを楽しむ世代を飛び越して、プラス1。

pour over

淹れ方です。要するにハンドドリップですが、ハンドで色々な淹れ方が出来るとした時に、ペーパーフィルターに挽いたコーヒーの粉を入れ、上からお湯を丁寧に注いで一杯ずつドリップするスタイルを明に指す言葉。

言葉は、それを使う人が大事だと思う領域で順次細分化する言葉が追加定義されていきます。ハンドドリップに注目が集まり、4th wave の世代に来て、より詳細に言い表したくなったのですね。


最後に

このように書いては来ましたが、こう言う切り口だけでもない気がして来ました。
その辺りはまた今度のページに書いてみようと思います。


コーヒーメーカーの周辺で繰り広げられることをお届けします。