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思考のプロトタイピング

note 初投稿

どうもはじめまして。中川と申します。
note初投稿です。

私の自己紹介は改めて投稿しますが、取り急ぎ肩書的なものを並べると

  • グローバル系コンサルティングファーム シニアコンサルタント

  • ビジネススクール 客員准教授

  • 音楽家

  • (おまけ)元公務員

といった具合で、比較的パラレルなキャリア(とっ散らかった経歴)を歩んでいます。

この場では、その時々で考えていることを備忘録的に記し、今後のオフィシャルなアウトプットに活かす気付きを得ていきたいと考えています。

つまり、思考や表現のプロトタイピングとして、一度仮のアウトプットをしておきたい、ということが狙いです。

人間の思考は自己完結できない

ちなみに、最終アウトプットを目指すにあたって、仮のアウトプットをしながら軌道修正していくことの合理性については、脳科学的にも証明されていると記憶しています。

このことについて、深く印象付けられた言葉を紹介しますね。

Why doesn't he write and find out?
(Horace Barlow)

これは、脳科学者 茂木健一郎 氏 のメンターである、ケンブリッジ大学のホレス・バーロウ教授の言葉です。
「論文に何を書いたら良いかわからない」という学生に対してバーロウさんがコメントしたのがこの「なぜ書きながら発見しないのですか?」という言葉だったようです。

人間の意識と無意識は脳内で繋がっておらず、すべての情報を自己完結するということができない。そのため、一度アウトプットして外部化し、それをインプットすることで処理し、はじめて統合した次のアウトプットに繋げることができる。
という、人間の脳の特性を意を端的に表した一言だとして私は理解しました。
※脳科学は門外漢なので解釈等々誤っていたらご指摘ください。

【参照】2009年9月の茂木さんのブログ

つまり、はじめから完成形をつくる、というのは脳科学的にも難しいとされているので、人間の脳特性に合わせると、プロトタイピングとして外部化したほうが最終的なアウトプットの質を高めることにつながるのではないでしょうか。

能書きが長くなりましたが、そんなわけで、パラレルな分野で発表機会がある私の思考のラボともいえるこの場を、ご覧いただける方々と有意義なものにしていければ幸いです。
(各記事自体、随時アップデートをかけると思います)

それではごきげんよう。

※2023.12.20更新

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